ジェームス・マーフィー
James Murphy
2010年 Berlin Festival
基本情報
別名The DFA
生誕 (1970-02-04) 1970年2月4日(54歳)
出身地 アメリカ合衆国
ニュージャージー州プリンストン・ジャンクション
ジャンルダンス・パンク
ポストパンク・リバイバル
ハウス
ディスコ
オルタナティブ・ロック
インディー・ロック
職業シンガーソングライター
マルチ・インストゥルメンタリスト
DJ
音楽プロデューサー
エンジニア
レコードレーベル経営者
活動期間1998年 -
レーベルDFAレコーズ
共同作業者Falling Man (1988年-1989年)
Pony (1992年-1994年)
Speedking (1995年-1997年)
The DFA (2001年-現在)
LCD Soundsystem (2002年-2011年)
公式サイト ⇒DFA Records
⇒LCD Soundsystem
ジェームス・マーフィー(James Murphy、1970年2月4日 - )は、アメリカのミュージシャン、DJ、音楽プロデューサー、エンジニアである。ソロプロジェクトLCDサウンドシステムのボーカルであり、インディーレコードレーベルのDFAレコーズの創設や、音楽プロデューサーチームThe DFAの活動でダンス・パンクの第一人者として知られている[1]。バンドの他にはDJとしてツアー・作曲の他、音楽プロデューサーやレコーディング・エンジニアとして活動している。 1970年2月4日、アメリカ・ニュージャージーで生まれる。子供の頃はジョン・レノンなどを愛聴していたという[2]。若くして両親を亡くしたジェームスは、クリスマスに叔母から11歳の時から欲しかったオックスフォード大辞典シリーズをプレゼントされる。傷心のジェームスは救われた気持ちになったといい、言葉や言葉による表現にのめり込んでいく。その後ジェームスは脚本家を目指すようになり、そのために学校に通っていた[3]。21歳の時には人気コメディー『となりのサインフェルド』の脚本チームに抜擢されたものの自らオファーを断っており、人生の失敗の一つだったとインタビューで答えている[4]。
来歴
キャリア初期
ジェームスはLCDサウンドシステム結成までに3つのバンドを経験している。1988年から1989年はFalling Manというバンドで活動、アルバム『A Christening』を残して解散している。1992年からはPonyというバンドでドラマーとして活動する。1994年にアルバム『Cosmovalidator』をFire Recordsからリリースするが、同年解散している。1995年から1997年にかけてはSpeedkingというバンドでドラムを叩いており、4枚の7インチシングルをリリースした[5]。また彼はスティーヴ・アルビニ(Steve Albini)やボブ・ウェストン(Bob Weston)の下でエンジニアとして修業していた経験があり、レコーディングの仕事も積極的に行なっていた[1]。