ジェノヴァ港
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ジェノヴァ港
サンピエルダレーナ地区にある旧ジェノヴァ灯台
所在地
国 イタリア
所在地ジェノヴァ
詳細
開港1000年
管理者ジェノヴァ・ポート・オーソリティ
種類人工
泊地面積500ヘクタール
陸地面積700ヘクタール
面積1200ヘクタール
従業員数4,274人 (2009年)[1]
統計
発着数 6,619 (2012年)[2]
貨物取扱量 51,391,247 (2012年)[2]
コンテナ数 2,064,806 TEU (2012年)[2]
売上高 7160万ユーロ (2012年)[3]
主要貿易品石炭、鉄鋼、石油、化学製品、食料品
公式サイト ⇒Autorita Portuale di Genova
この表についてこの表はテンプレートを用いて表示しています。編集の仕方はTemplate:Infobox 港をごらんください。
港内のコンテナターミナルの1つ。背後にはジェノヴァ市街がある

古代において、ジェノヴァは強大な海洋国家であり、「華麗な都市」としても知られていた。ジェノヴァ港 (イタリア語: Porto di Genova) は、地中海に面するイタリアの国内で有数の海港である。5160万トンの貿易量があり、トン数ではイタリア最大、TEUではジョイア・タウロのトランシップ港(2012年時点で210万TEU)に次いで、2番目の規模を誇る[4]。この港は、解体場所としても使用されており、コスタ・コンコルディアが解体された港としても知られている[5]
構造上の特徴フェリーターミナル

ジェノヴァ港の面積は、約700ヘクタールの陸地面積と500ヘクタールの水面積からなり、海岸線22km以上にわたって続き、47kmの沿岸道路と30kmの現役の埠頭が存在する[6]

港には4つの主な入り口がある:

東内港 - 古い港湾地域の旧港から造船所やサンピエルダレーナのターミナルへとアクセスが可能である。

西(コルニグリアーノ)内港 - 主にILVA埠頭で船の運用に使用されている。

ムルテド入り口 - 石油ターミナルの機能やフィンカンティエリ造船所として運用されている。

プラ入り口 - 港の西端地域でコンテナターミナルとして運用されている。

旅客ターミナル

旅客ターミナルの埠頭は、25万平方メートル以上にわたっており、クルーズ客船のための5つの停泊地と、フェリーのための13の停泊地がある。また、年間400万人のフェリー旅客、150万台の自動車と25万台のトラックを輸送できる[7]

ポンテ・デイ・ミッレの歴史ある乗り場は、現在技術的に発展したクルーズターミナルとなっている。世界で最も近代的な空港を参考に設計された施設で、何千人もの乗客を運ぶ最新の客船の乗下船がスムーズに行えるようになっている。

3番目のクルーズターミナルは現在、穀物輸送のための埠頭が存在したポンテ・パロディの再開発エリアにて建設中である。
灯台

港内には2つの大きな灯台がある。高さ76メートル (249フィート) の歴史的なジェノヴァ灯台(英語版)と、港の東端に位置する小さなプンタ・ヴァグノ灯台である[8]
マリーナジェノヴァ国際ボートショー(英語版)が開催される展示センターのマリーナ

コンテナターミナルや旅客ターミナルの他にも、造船所や他の産業、貨物施設が港内には存在し、さらに多くの帆船やヨットが停泊するいくつかのマリーナもある[9]

展示センターのマリーナ(305の停泊地)

ドゥカ デグリ アブルッチのマリーナ - ヨットクラブ・イタリアーノ(英語版)(350の停泊地)

モロ・ヴェッキオのマリーナ - 旧港(150m以内のヨット用160の停泊地)

ポルト・アンティコのマリーナ(60m以内のヨット用280の停泊地)

ジェノヴァ・アエロポルトのマリーナ(500の停泊地、スーパーヨット用の新施設)

プラマリーナ - 旧プラビーチ、現在の「Fascia di Rispetto di Pra'」にある(1000の停泊地)

出典^ “ ⇒Employment trends in the Port of Genoa, 2001-2009”. Genoa Port Authority. 2012年8月4日閲覧。
^ a b c “ ⇒Genoa Port Yearbook 2012”. Genoa Port Authority. 2013年11月19日閲覧。
^ “ ⇒Genoa Port 2012 budget”. 2012年8月4日閲覧。
^“Top 100 ports 2013”. Lloyd's List. (2013年8月29日). ⇒http://europe.nxtbook.com/nxteu/informa/ci_top100ports2013/index.php?startid=78#/76 2013年11月19日閲覧。 
^http://www.news.com.au/travel/travel-updates/costa-concordia-makes-final-voyage-to-its-scrapyard-grave/story-fnizu68q-1226999771994
^ “ ⇒Genoa Port energetic and environmenal plan”. Genoa Port Authority. 2012年8月4日閲覧。
^ “ ⇒Autorita Portuale di Genova - Passeggeri”. Porto.genova.it. 2008年12月26日閲覧。


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