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NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社
NBCUniversal Entertainment Japan LLC
本社が入居する愛宕グリーンヒルズMORIタワー
種類合同会社
略称NBCユニバーサル
NBCユニバーサル・エンターテイメント
本社所在地 日本
〒105-6208
東京都港区愛宕2丁目5番1号
愛宕グリーンヒルズMORIタワー 8階
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度39分44秒 東経139度44分56秒 / 北緯35.66222度 東経139.74889度 / 35.66222; 139.74889座標: 北緯35度39分44秒 東経139度44分56秒 / 北緯35.66222度 東経139.74889度 / 35.66222; 139.74889
設立1981年3月
業種情報・通信業
法人番号5010403007792
事業内容映像、音楽、その他著作物の企画、制作、利用並びに著作権の取得、利用
映像、音楽、その他の複製物の制作、製造、販売
代表者最高経営責任者兼社長 堂山昌司
所有者ユニバーサル・ピクチャーズ・インターナショナル・エンターテインメント
外部リンクwww.nbcuni.co.jp
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NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社(エヌビーシー ユニバーサル・エンターテイメントジャパン、英: NBCUniversal Entertainment Japan LLC)は、NBCユニバーサル傘下の日本の音楽・映像ソフト会社。日本動画協会・日本映像ソフト協会正会員、日本レコード協会準会員。
「ユニバーサル」およびそのシンボルマークである地球儀ロゴマークを冠するレコード会社としては、ユニバーサル ミュージック グループ(日本法人はユニバーサル ミュージック合同会社)も存在するがこちらはヴィヴェンディ傘下であり、ヴィヴェンディからゼネラル・エレクトリックに譲渡されたNBCユニバーサルとは現在資本関係はない。 前身は、1981年3月にパイオニア(ホームAV機器事業部。現在のオンキヨーテクノロジー〈開発・製造元〉/ティアック〈発売・販売元〉)がレーザーディスク(LD)の製作を目的として設立したレーザーディスク株式会社。パイオニアがワーナー・パイオニア(現:ワーナーミュージック・ジャパン)から資本を引き上げて(同社との販売元としての契約はその後も継続)自前で音楽製作にも乗り出す方針に転換したことから、1989年にパイオニア エル・ディー・シー株式会社(パイオニアLDC)に商号変更し、音楽事業や映画配給事業、アニメ作品の製作も手がけるようになる。 その後、親会社パイオニアはプラズマディスプレイ事業に社運を賭ける方針に傾いたことにより[注 1]、2003年10月に子会社パイオニアLDCの全株式を電通(現:電通グループ)に譲渡し、ジェネオン エンタテインメント株式会社(ジェネオン)に商号変更した。本レーベル名での初陣の作品が『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』であり、『ジェネオン』の商号は公式サイト『小麦っ子くらぶ』中のインターネットラジオ内で初公開されている。 その当時の商号の「ジェネオン」は、"generate"(創造)と"eon"(永遠)を組み合わせた造語。 次世代ディスクについてはブルーレイディスクとHD DVDの両方に参入し、ワーナー・ホーム・ビデオ向けに先行供給していた。ブルーレイ3Dもワーナー向けから先行供給を開始されており、シャープの液晶テレビ「AQUOSクアトロン3D」やブルーレイ3D再生対応の「AQUOSブルーレイ」の購入者限定キャンペーンとして「タイタンの戦い3D」も含まれる。 同社の米国本社が「次世代ディスクについて、今後はブルーレイのみの供給とする」と発表されたため、ワーナー向けのHD DVDの供給はストップされた。なお、自社向けについては両規格とも供給する予定があったものの、東芝によるHD DVD事業の終息に伴いブルーレイのみの供給となった。 制作部門は2つに分かれており、制作本部第1制作部は邦画・テレビドラマ作品、第2制作部はアニメーション・楽曲(RONDO ROBE・SISTUS RECORDS・I've作品)とA&R・販売受託商品を担当している。販売受託商品の中には『カードキャプターさくら』など、以前別会社・別レーベルで販売されていた作品のDVD・BOXがある。 2008年11月12日、電通は米国NBCユニバーサル傘下のユニバーサル・ピクチャーズ・インターナショナル・エンターテインメント(UPIE)に株式の大部分を譲渡する契約を締結、同年12月までにUPIEが大半の株式を取得した。ただし、この時点で電通の連結子会社では無くなるが、2013年12月9日まで、支配株主として残っており、電通のその他関連会社扱いである。 2009年2月1日にUPIEの日本法人であるユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン合同会社(設立時は株式会社、合併発表時は有限会社)と合併、商号もジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社に変更された。NBCユニバーサル傘下に入る前の2008年3月からユニバーサルの新作映画のDVDソフトはジェネオンからリリースされていた。それ以前の発売元についてはユニバーサル・ピクチャーズ#日本での配給・ビデオソフト販売参照。 2013年12月9日に社名をNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社に変更。2016年1月1日にジェネオン音楽出版合同会社は、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社を存続会社として合併した。これに伴い13年間用いられてきた「ジェネオン」ブランドは完全消滅した[注 2]。 通常"entertainment"を日本語表記する際には「エンタ(ー)テインメント」が用いられ、ジェネオン エンタテインメント時代はこれに倣っていたが、合併後は「ン」を入れない「エンターテイメント」が正しい社名の表記である。 ジェネオンは米国に「Geneon Entertainment USA」(米国ジェネオン エンタテインメント、ジェネオンUSA/米(国)ジェネオン/ジェネオンアメリカ)という子会社を持っていた。旧パイオニアLDC(PLDC)(パイオニア子会社)時代に設立した唯一の海外法人である。こちらは合併後も電通の海外子会社となった。 2020年1月、ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントとユニバーサル・ピクチャーズ・ホームエンターテイメントは北米地域におけるソフト販売と流通に関する事業について統合することを発表した。同時に前述2社は米国外におけるディスク流通に関する国際ライセンス契約を締結したため、2020年10月9日からワーナー作品のソフト流通も担当している[1]。 2022年3月9日にCDで発売された楽曲作品「Luce Twinkle Wink☆/“FA”NTASYと!<初回限定盤・通常盤A・B> TVアニメ「異世界美少女受肉おじさんと」エンディングテーマ」、同年3月26日にBlu-rayで発売されたアニメ作品「終末のハーレム 第1巻 〈初回限定版〉」、同年4月20日にDVDで発売された韓国TVドラマ作品「ザ・ゲーム?午前0時:愛の鎮魂歌(レクイエム)? BOX1・2[2]」「リセット?運命をさかのぼる1年? BOX1・2[2]」より音楽・映像レーベルは、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンからユニバーサル・ピクチャーズ・ホームエンターテイメントに変更された[注 3]。
概要
沿革
1981年3月 - パイオニアの出資により、レーザーディスク株式会社として設立。
1989年 - パイオニア エル・ディー・シー株式会社(パイオニアLDC)に商号変更。
1990年 - 前年末にパイオニアが出資した事を機に、4月からマイカルハミングバードの販売受託を開始[注 4]。
第一弾アーティストKATSUMIが4月25日にデビュー。アルバム・シングル・ビデオを同時リリース。
8月2日に子会社として学研と共に「ROCK IT RECORDS」を六本木ほうらいやビル内に設立(T-BOLANらが所属)。
1991年 - ビーイングが学研のスタッフを擁し初の直営レコード会社であるビージンを「ROCK IT RECORDS」と同じ六本木ほうらいやビル内に設立。翌年11月にはT-BOLANを移籍させるにあたりレーベルとしてZAIN RECORDSを設置、1993年1月に社名変更し法人としてZAIN RECORDSとなる[注 5]。
1992年 - 初のオリジナルビデオアニメ(OVA)『天地無用! 魎皇鬼』をリリース。この年がアニメ事業のスタートとされている。
1993年 - ROCK IT RECORDSを吸収。
1995年 - 小室哲哉と組み、新レーベル「ORUMOK RECORDS」を立ち上げる。同レーベルはメディアファクトリーと提携し、1998年に「factoryorumok」となるが、2001年頃に活動を休止。
1997年 - バーニングパブリッシャーズ、ケイダッシュと合同でレーベル「S.L.K. RECORDS」を設立。deepsらが所属した。
2001年 - ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン株式会社(UNIVERSAL PICTURES (JAPAN) INC.、UPJ)設立。従来CIC・ビクターやソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPEJ)が販売していた日本におけるユニバーサル映画や他の制作会社が作った作品の家庭用ソフト製造、販売事業を行う(販売は当初SPEJに委託)。
2002年 - アニメ事業10周年を記念し、アニメ専門レーベル「RONDO ROBE」を立ち上げる。アニメ作品はこのレーベルへと移行し、その後の主力レーベルとなった。コンシューマ向けゲームの自社製作なども行っていた。ゲーム部門の一部がパイオニア傘下の兄弟会社だったインクリメント・ピーに移籍し同業種に参入するも、「大運動会」シリーズ「プリンセスクエスト」「格ゲー野郎」「ヘキサムーン・ガーディアンズ」など数作品で撤退した。
2003年10月 - 親会社パイオニアは同社の株を電通に株式譲渡。ジェネオン エンタテインメント株式会社に商号変更。
2004年7月 - 松平健の「マツケンサンバII」の発売権を獲得し、大ヒット。
2007年9月 - ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン(UPJ)より、2008年リリースの「ボーン・アルティメイタム」以降のユニバーサル・ピクチャーズ新作映画のDVD・ビデオ商品販売業務を受託。UPJはカタログ作品およびTVシリーズの販売業務を引き続き担当。
2008年11月12日 - 米NBCユニバーサル傘下のユニバーサル・ピクチャーズ・インターナショナル・エンターテインメント(UPIE)は電通よりジェネオン株式の過半数を取得し、2009年2月末までにUPIEの日本法人であるユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン有限会社と合併、商号も変更することが発表された。
2008年12月2日 - UPIEによる過半数株式の取得が完了。
2009年2月1日 - ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン合同会社とジェネオン エンタテインメントが合併(存続会社はジェネオン エンタテインメント)。商号もジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社(Geneon Universal Entertainment Japan, LLC.)となった。