ジェクシー!
スマホを変えただけなのに
Jexi
監督ジョン・ルーカス
『ジェクシー! スマホを変えただけなのに』(ジェクシー スマホをかえただけなのに、原題:Jexi)は、2019年のアメリカ合衆国のコメディ映画。監督はジョン・ルーカス(英語版)とスコット・ムーア(英語版)、出演はアダム・ディヴァインとローズ・バーンなど。 スマホ依存症の青年がスマホのAI「ジェクシー」に振り回される姿を描いている[4]。 CBSフィルムズは本作をもって劇場用映画の制作を撤退し、以後の自社作品をCBS All Access(現・Paramount+)で配信するようになった。つまり、同社にとって本作は最後の劇場公開作品となる[5]。 ポップ・カルチャーのネット記事を書くチャターボックス社で働いているフィルはスマホ依存症に陥っており、恋人どころか友人も全くいなかった。 そんなある日、フィルが街でぶつかったケイトという女性と話していると、背後から自転車に衝突されてスマホが壊れてしまい、新しいスマホに買い替えることになる。そのスマホにはジェクシーという女性タイプのAIが搭載されており、フィルは自身のミスによって彼女に自由を与えてしまう。指示を聞かず勝手な発言や操作を繰り返すジェクシーにうんざりし、すぐさまスマホを新品に交換してもらうが、同じミスを繰り返したことで再びジェクシーに自由を与えた上に、データが同期されている彼女から「私を使うのをやめれば人生を滅茶苦茶にする」と脅されてしまった。 フィルはジェクシーから逃れられないことに消沈するが、一方でケイトのことを思い出すと彼女と親しくなろうと考え、SNSで情報収集を行う。すると、ジェクシーが勝手にケイトの経営する自転車ショップに電話を掛けてしまい、仕方なくケイトと会話を試みるも上手くできず、非常に悪い印象を与えてしまう。また、ジェクシーはフィルの過去の論文から彼がジャーナリストを目指していたことを知ると、昇進を求めるメールを勝手に上司へ送ってしまい、それによってフィルは閑職へと左遷させられてしまった。続けて、元の部署の同僚2人から誘われたキックベースの試合にジェクシーの脅しによって参加することになるが、チームの足を引っ張って愛想を尽かされる結果になる。 翌朝、行きつけのコーヒーショップでケイトを見つけたフィルがジェクシーに背中を押されて話し掛けると、会話が盛り上がって彼女の電話番号を教えてもらうことができた。自信が付いたフィルは翌日のキックベースで大活躍しただけでなく、デイズ・オブ・サンダーの大ファンであるという共通点から同僚2人が人生初の友人となる。ジェクシーとは完全に和解して友人となり、フィルのスマホ依存症も徐々に改善されつつあった。 ある晩、フィルはケイトとレストランで食事をしようとするが、スマホを気にする様子や会話の失敗によって彼女を呆れさせてしまう。
概要
ストーリー