ジェイソン・ボーン
Jason Bourne
監督ポール・グリーングラス
脚本ポール・グリーングラス
クリストファー・ラウズ
原作キャラクター創造
ロバート・ラドラム
製作
フランク・マーシャル
マット・デイモン
ポール・グリーングラス
グレゴリー・グッドマン
『ジェイソン・ボーン』(Jason Bourne)は、2016年のアメリカ合衆国のアクション・スパイ・スリラー映画。ポール・グリーングラス監督・製作・脚本、クリストファー・ラウズ共同脚本。『ボーン』シリーズの5作目であるが、2012年の『ボーン・レガシー』の続編ではない。出演はマット・デイモン、トミー・リー・ジョーンズ、アリシア・ヴィキャンデル、ヴァンサン・カッセル、ジュリア・スタイルズ、リズ・アーメッドである。
主要撮影は2015年9月8日より行われた。タイトルは2016年2月7日に第50回スーパーボウルの際に流れた予告編と併せて公開された[3]。アメリカ合衆国では2016年7月29日よりユニバーサル・ピクチャーズ配給で、日本では同年10月7日より東宝東和配給で公開された。 ブラックブライアー作戦の関係者を失脚させた後、地下格闘技の世界で生計を立てていたボーンの元へ、ハッキングによって新たに探り当てた事実を告げに元CIA局員のニッキーが現れる。事態の露見を恐れたCIA局長の放った刺客がボーンとニッキーを襲い、ニッキーは殺害されてしまう。ボーンはニッキーの遺した情報を元に、全容を解明するために再び動き出す。 CIA局員のヘザーはボーンがまだ愛国心をもっているとし、ボーンをCIAに引き戻すことを局長を含めた上層部に提案して受け入れられる。ボーンは元局員のマルコムを追い詰め、ボーンの父親がトレッドストーン計画を作ったが、息子のボーンが参加者となることを知り、息子を守るためにトレッドストーン計画の暴露を示唆したことから殺されたことを知る。 ヘザーはボーンにCIA局長の新しい計画であるアイアンハンドの存在を明らかにする。ディープドリーム社のシンポジウムにてヘザーはボーンと協調行動をとり、局長の刺客はディープドリーム社CEOを暗殺しようとするが、ボーンにより未遂に終わる。ボーンはCIA局長と対峙する。32人を暗殺し、アメリカは平和になった、CIAに戻って来いと局長は言い、ボーンはできないと答える。直後、飛び込んできた護衛の協力によりCIA局長にボーンは殺されそうになる。そこにヘザーが現れ、局長を射殺する。ボーンは自分が殺したことにすることをヘザーに示唆する。残った刺客は警察車両を奪い逃走、ボーンも車を盗み後を追う。そして一般市民を巻き込みラスベガスの街を破壊するカーチェイスの後、ボーンは刺客と直接戦うがボーンが刺客を殺害し勝利する。 ヘザーはCIAに戻ることをボーンに勧めるが、ボーンは考えてみるとだけ答える。ヘザーが車に戻ると、ヘザーがボーンをCIAに引き戻すことに失敗した場合は、ボーンを始末する必要があるとヘザーが上層部に明言していることが録音されている再生機がボーンによって置かれている。ヘザーはボーンにしてやられたのであった。
ストーリー