この項目では、1990年のアメリカ映画について説明しています。
ドナルド・マッケイグの同名小説については「ドナルド・マッケイグ」をご覧ください。
2019年の映画については「ジェイコブス・ラダー (2019年の映画)」をご覧ください。
ジェイコブス・ラダー
Jacob's Ladder
監督エイドリアン・ライン
脚本ブルース・ジョエル・ルービン
製作アラン・マーシャル
製作総指揮マリオ・カサール
アンドリュー・G・ヴァイナ
出演者ティム・ロビンス
エリザベス・ペーニャ
ダニー・アイエロ
ヴィング・レイムス
音楽モーリス・ジャール
撮影ジェフリー・L・キンボール
編集トム・ロルフ
製作会社カロルコ・ピクチャーズ
配給 トライスター ピクチャーズ
東宝東和
公開 1990年11月2日
1991年4月6日
上映時間115分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$25,000,000(概算)
興行収入 $26,118,851[1]
テンプレートを表示
『ジェイコブス・ラダー』(Jacob's Ladder)は、1990年に製作されたティム・ロビンス主演のサイコスリラー映画。 本作は旧約聖書のヤコブの梯子の話にヒントを得ている。キャッチ・コピーは「人は、一日に一歩ずつ『ジェイコブの階段』を登っている」。夢と現実の間で翻弄される主人公をティム・ロビンスが演じる。また、『ホーム・アローン』で注目される前のマコーレー・カルキンが主人公の息子役として出演している。 本作の背景にある米国陸軍開発による化学兵器BZガス(3-キヌクリジニルベンジラート、通称ゾンビ・ガス)の開発過程における自国軍兵士に対する生体実験についての事実と、本作のテーマであるその被験者達が被った後遺症は実話に基づくとされる(米国防省は否定、MKウルトラ計画参照)。 1971年、ベトナム戦争中のベトナム。かつて交通事故で末息子のゲイブを亡くした兵士、ジェイコブ・シンガーは仲間の兵士たちとくつろいでいたが、突如の白煙噴霧と同時に敵兵の接近を告げられる。部隊の仲間たちは原因不明の中毒症状を起こして倒れ、戦闘の混乱の中で次々と死亡。ジャングルに飛び込んだジェイコブも何者かに腹部を刺される。 次の瞬間、ジェイコブはニューヨークを走る地下鉄の車内で目を覚ます。時は1975年、負傷により名誉除隊となったジェイコブは戦争のショックから妻や子供たちと別居しており、新しい恋人ジェジーと同棲していた。ごく普通の郵便局員として生活するジェイコブだが、彼の周囲に奇妙な出来事が起こり出し、夜は悪夢にうなされ、徐々に現実への違和感を覚えていく。ある日、ベトナムでの戦友ポールが現れ、ベトナムからの帰還以来、誰かに追われていると語る。部隊の生き残りが皆ポールと同じ症状に苦しんでいる事に気が付いたジェイコブは「1971年のあの日に何かが起こり、軍は何かを隠している」と弁護士のギャリーに相談を持ちかけるが…。 役名俳優日本語吹き替え 日本テレビ版:初回放送1993年6月25日『金曜ロードショー』、翻訳:たかしまちせこその他の吹き替え声優:駒塚由衣、沢田敏子、藤本譲、城山堅、竹口安芸子 ※TCエンタテインメント発売のBDにはソフト版と日本テレビ版の吹き替え版2種が収録
概要
あらすじ
キャスト
ソフト版日本テレビ版
ジェイコブ・シンガーティム・ロビンス山寺宏一安原義人
ジェジーエリザベス・ペーニャ佐々木優子土井美加
ルイスダニー・アイエロ飯塚昭三小林修
マイケルマット・クレイヴン牛山茂大塚芳忠
ポールプルイット・テイラー・ヴィンス辻つとむ秋元羊介
ギャリージェイソン・アレクサンダー高宮俊介峰恵研
フランクエリク・ラ・サル稲葉実大滝進矢
ジョージヴィング・レイムス福田信昭幹本雄之
ダグブライアン・タランティーナ田中正彦山口健
ロッドアンソニー・アレッサンドロ古田信幸高宮俊介
ゲイブマコーレー・カルキン湯沢真a
磯辺万沙子、喜多川拓郎、紗ゆり、徳永浩之、小松直史
スタッフ
監督:エイドリアン・ライン
製作:アラン・マーシャル
脚本:ブルース・ジョエル・ルービン
撮影:ジェフリー・L・キンボール
音楽:モーリス・ジャール
出典^ “Jacob's Ladder (1990)
外部リンク
Jacob's Ladder (1990) - STUDIOCANAL(英語)
ジェイコブス・ラダー
⇒ジェイコブス・ラダー - KINENOTE
Jacob's Ladder
Jacob's Ladder
表
話
編
歴
エイドリアン・ライン監督作品
1980年代
フォクシー・レディ(1980)
フラッシュダンス(1983)