「シー・ケイム・イン・スルー・ザ・バスルーム・ウィンドー」
ビートルズの楽曲
収録アルバム『アビイ・ロード』
英語名She Came in Through the Bathroom Window
リリース1969年9月26日
録音
1969年7月25日、28日、30日
EMIレコーディング・スタジオ
ジャンルロック[1]
時間1分57秒
レーベルアップル・レコード
作詞者レノン=マッカートニー
作曲者レノン=マッカートニー
プロデュースジョージ・マーティン
『アビイ・ロード』 収録曲
ポリシーン・パン
(B-6)シー・ケイム・イン・スルー・ザ・バスルーム・ウィンドー
(B-7)ゴールデン・スランバー
(B-8)
「シー・ケイム・イン・スルー・ザ・バスルーム・ウインドー」(She Came in Through the Bathroom Window)は、ビートルズの楽曲である。1969年9月に発売された11作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバム『アビイ・ロード』に収録された。レノン=マッカートニー名義となっているが、ポール・マッカートニーによって書かれた楽曲。アルバム『アビイ・ロード』のB面の特徴であるメドレー「ザ・ロング・ワン」(The Long One)の5曲目で、前半のメドレーを締めくくる楽曲。1969年7月に「ポリシーン・パン」と繋げてレコーディングされた。 本作のタイトルについて、ジョン・レノンは「1968年5月にニューヨークを訪れた時に泊まっていたフラットで、ポールがふと『She Came In Through The Bathroom Window(彼女は浴室の窓から入ってきた)』というフレーズを口にした。つまりあのフレーズは何年も前からあるわけで、それをやっと仕上げたわけだ」と語っている[2]。 歌詞の内容は、マッカートニーが留守中にファンが自宅に忍び込むというエピソードが元になっている[2]。また、「So I quit the police department(だからぼくは警察署を辞めて)」というフレーズは、1968年10月に後にマッカートニーの妻となるリンダ・イーストマンと娘・ヘザーと共にタクシーでジョン・F・ケネディ空港に向かっていたときに見た、「ユージン・クイッツ、ニューヨーク警察署」と記された身分証明パネルから触発されたもの。このフレーズについてマッカートニーは「そこが無作為の素晴らしさ。もし僕があの男のタクシーに乗っていなかったら、この曲はずいぶんと違っていたと思う」と語っている[2]。 本作は1969年1月に行われたゲット・バック・セッションでも取り上げられており、トゥイッケナム・スタジオ
背景
レコーディング