シータ波
[Wikipedia|▼Menu]
シータ波

シータ波、θ波(シータは、: theta wave)は、脳波計 (EEG) によって計測される。頭皮に取り付けられた電極から記録された脳波で周波数4Hzから8Hzの周波数の事をシータ波と呼ぶ。
研究

海馬では、8Hzぐらいの周波数の強い脳波である「シータ波」が観測されることが知られる。この脳波は、神経細胞の集団が同期活動をすることによって生成される[1]

学習の際に特徴的に現れる脳回路活動(シータ波)によって、記憶形成を担う海馬新生ニューロンの分化が促進されることが判明した[2]

海馬にシータ波が伝わるとニューロン前駆細胞が刺激され、ニューロンへの分化が促進されることを発見した。この際、最終的には新生ニューロンの数が増加することも証明した[2]
脚注[脚注の使い方]^ “出来事の順序を記憶する仕組みの発見 。理化学研究所”. www.riken.jp. 2020年6月16日閲覧。
^ a b “研究成果「学ぶほど頭がよくなる仕組みがわかった 」”. 東京大学. 2020年6月16日閲覧。

関連項目

脳波

神経振動(英語版)

ガンマ波

ベータ波

アルファ波

デルタ波


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:2521 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef