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出典検索?: "シーサーペント"
シーサーペント(sea serpent)とは、海洋で目撃、あるいは体験される、細長く巨大な体を持つ未確認生物(UMA)の総称である。特定の生物を指すものではない。大海蛇(おおうみへび、だいかいじゃ)とも呼ばれる。
正体が特定されたものはほとんどないが、目撃例は中世以降多数存在する。中世から近代にかけて作成された世界地図の海洋を示す部分にはシーサーペントの絵が記されていることが多い。 シーサーペントの記述自体は古代からある。たとえば、旧約聖書の『ヨブ記』、『イザヤ書』などには巨大な聖獣としてレビヤタンが書かれている。これは古代オリエントの世界で蛇のような姿をした伝説上の生き物で、『イザヤ書』(27:1)、『詩篇』(74:14)では海に住む竜と並んで記されている。 アッシリアの王サルゴン2世はキプロスに向かう航海の途中でシーサーペントに遭遇したと言う。東洋の伝説上の動物「竜」も水と関係が深く、姿形にもシーサーペントと共通する部分がある。 しかし、古代の伝承は神話や伝説などに彩られており、生物学的な検証に耐えるものではなく、大抵はクジラや海牛類、リュウグウノツカイなどの現在における既知の生物の目撃例であったと考えられる。 中世以降ではデンマーク=ノルウェー(ベルゲン市)の司教ポントピダン
歴史
20世紀以降も広大な海洋にて、数百件から数千件の大量の目撃証言と、若干の写真・ビデオがある。 @media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}代表的なシーサーペントには以下に挙げるものがある[要出典]。
事例
グリーンランド (1734年).mw-parser-output .tmulti .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .tmulti .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .tmulti .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .tmulti .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .tmulti .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .tmulti .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow>.thumbcaption{text-align:center}}ハンス・エーイェゼのグリーンランド布教 1734年エーイェゼ(エゲデ)司教―布教師ビングの社製。ヘンリー・リーの著書に復刻[1]「大海蛇 The Great Sea Serpent (according to Hans Egede)」―1843年頃。ジェームス・ホープ・スチュワート
ハンス・エーイェゼ(ハンス・エゲデ)(英語版)司教は[注 1] 、早期にグリーンランドを訪れて布教をおこなったダノノルウェー人であるが、その一団が1734年にグリーンランド沖でシーサーペントを目撃したことを日記に綴っている:[3][4].mw-parser-output .templatequote{overflow:hidden;margin:1em 0;padding:0 40px}.mw-parser-output .templatequote .templatequotecite{line-height:1.5em;text-align:left;padding-left:1.6em;margin-top:0}1734年7月6日、巨大で恐ろしい怪物が出現し、水上から体をいかにも高くもたげさせ、頭がわれらの船のメイントップ(英語版)(主檣のてっぺん台[注 2])の上までのびるほどだった。長い首、するどい鼻づらをもち、クジラのように潮(水)を吹いた。鰭はとても幅広かった。体は鱗(か貝殻など)で覆われたかにみえ、皮膚は皺皺で平坦ではなく、下部は蛇のようであった。しば らくするとその生物は後ろ返りに元の水に潜ったが、頭から船の全長ほどの距離で尾を水上に立たせた。翌晩、天候が崩れた ―ヘンリー・リー (1883)[4]より重訳巨大イカこそエーイェゼが1734年に見た正体だという説明。