シーサイドももち
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「百道浜」はこの項目へ転送されています。早良区役所や地下鉄藤崎駅周辺の地域については「百道」をご覧ください。

中央区
地行浜一丁目及び二丁目
早良区
百道浜一丁目から四丁目まで
町丁DID市街化区域
埋立地日本のニュータウン
シーサイドももち地区の空撮画像(手前側が地行浜地区、奥が百道浜地区)
シーサイドももちの地図
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地行浜一丁目及び二丁目
早良区
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百道浜一丁目から四丁目まで中央区
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百道浜一丁目から四丁目まで (福岡県)福岡県の地図を表示中央区
地行浜一丁目及び二丁目
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百道浜一丁目から四丁目まで中央区
地行浜一丁目及び二丁目
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百道浜一丁目から四丁目まで (日本)日本の地図を表示
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日本
都道府県福岡県
市町村福岡市
中央区及び早良区
面積[1]
 ? 合計151.35 ha
人口(2022年令和4年)12月末現在)
 ? 合計8,462人
等時帯UTC+9 (JST)
郵便番号地行浜:810-0065
百道浜:814-0001
市外局番092
シーサイドももち遠景

シーサイドももちは、福岡市中央区早良区に及ぶ海岸の埋め立てによるウォーターフロント開発地区。地区に含まれる行政地名は、中央区地行浜(じぎょうはま)一丁目及び二丁目並びに早良区百道浜(ももちはま)一丁目から四丁目まで。面積は、地行浜が482,870平方メートル (48.29 ha)、百道浜が1,030,620平方メートル (103.06 ha)、合計で1,513,490平方メートル (151.35 ha)[1]。2022年12月末現在の人口は、地行浜が1,040人、百道浜が7,422人、合計で8,462人[2]郵便番号は、地行浜が810-0065、百道浜が814-0001[3]
地理

福岡市の都心とされる中央区天神の西側約4キロメートル、中央区福岡市早良区に跨り、海に面する地域に位置する。北で博多湾に面し、東で菰川(こもがわ)の河口部を介して福浜と、南で地行西新及び百道と隣接し、西で室見川の河口部を介して豊浜及び愛宕浜と隣接する。地区の範囲としては、樋井川河口の臨海部が人工の砂浜となっている「シーサイドももち海浜公園」の南側で、西側の早良区百道浜(一丁目から四丁目まで)と中央区地行浜(一丁目及び二丁目)の全体を指し[4]、両地区の間は樋井川の河口部により分けられている。

なお、広域的な地名としてこの地区が「百道」と呼ばれることもあるが、行政地名としての百道は、百道浜の南側で、早良区役所や地下鉄藤崎駅などの北側に広がる地区(百道一丁目から三丁目まで)の町名である。
河川

シーサイドももちには次の河川の河口[注釈 1]が横断している[6]。body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper{margin-top:0.3em}body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper>ul,body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper>ol{margin-top:0}body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper--small-font{font-size:90%}

室見川(むろみがわ、写真)[注釈 2]

樋井川(ひいがわ、写真)[注釈 3]

菰川(こもがわ、写真)[注釈 4]

都市計画

都市計画に関しては、「福岡市都市計画マスタープラン」[7]において定められた方針については次のとおりである。シーサイドももち地区に西新地区及び藤崎及びを合わせた地域は、「都心部」[注釈 5]を取りまく東部・南部・西部の三つの広域拠点(副都心)のうち、「西部広域拠点」として位置付けられ、商業・業務・サービス機能などの誘導などがまちづくりの視点とされている。この広域拠点のうち百道浜地区の一部は、情報関連産業などが集積する「活力創造拠点」に、地行浜地区は、一部の低層住宅を主とする区域を除き、大規模施設が立地するゾーンに位置付けられている。幹線道路であるよかトピア通り及び地行百道線の沿道は、商業、業務、サービス施設や中高層住宅などが連続した「都市軸」や「沿道軸」に位置付けられている。室見川及び樋井川の河川沿いは、散策・憩いの場となるとともに、緑と広がりのある景観が連続したゆとりと潤いのある水辺空間として「河川緑地軸」に位置付けられている。土地利用については、百道浜地区の大部分は、住宅を中心に都心機能を支援する業務施設・商業施設が共存する「複合市街地ゾーン」に位置付けられ、職住が調和した複合市街地づくりと良好な街並みの形成などがまちづくりの視点とされている。百道浜四丁目の北西部及び地行浜一丁目の南部の一部は、戸建住宅などの低層住宅を主とする「低層住宅ゾーン」に位置付けられ、良好な住環境の保全・形成などがまちづくりの視点とされている。百道浜地区の用途地域については次のとおりである。百道浜二丁目のうち地行百道線と福岡高速環状線とに挟まれた範囲、百道浜一丁目及び三丁目のうち地行百道線と百道2号緑地とに挟まれた範囲のうち樋井川の川岸からの延長が約700メートルの範囲が商業地域に、よかトピア通りと百道2号緑地及び百道浜2789号線とに挟まれた範囲、地行百道線の百道通り交差点から総合図書館西口交差点までの区間の西側道路境界線から概ね50メートルの範囲、よかトピア通りの百道通り交差点から西側の区間の北側道路境界線から概ね50メートルの範囲が第二種住居地域に、福岡高速環状線の北側の範囲及び百道浜四丁目のうち百道浜西緑地から概ね50メートルの範囲が第一種住居地域に、これら以外の範囲は第一種中高層住居専用地域に指定されている。また、建築協定について、百道浜四丁目の一部の区域においては、「シーサイドももち・百道浜四丁目A住宅地区建築協定」[注釈 6]、「シーサイドももち・百道浜四丁目B住宅地区建築協定」[注釈 7]及び「シーサイドももち・百道浜四丁目C住宅地区建築協定」[注釈 8]が定められ、住宅地としての環境を高度に維持促進することについて協定が締結されており、通常の用途地域の規制に加えて、さらに建築物の高さ等に関する制限が加えられている。百道浜二丁目の一部の区域においては、「福岡ソフトリサーチパーク地区建築協定」[注釈 9]が定められ、多様化する情報関連産業を主とする成長性のある分野の企業及び研究開発・人材育成機能の集積拠点地区としての環境を高度に維持増進することを目的として、通常の用途地域の規制に加えて、さらに建築物の用途等に関する制限が加えられている[11]都市緑地法第45条等に基づく緑地協定について、百道浜四丁目の一部の区域においては、「シーサイドももち・百道浜四丁目A住宅地区緑地協定」[注釈 10]、「シーサイドももち・百道浜四丁目B住宅地区緑化協定」[注釈 11]、「シーサイドももち・百道浜四丁目C住宅地区緑地協定」[注釈 12]が定められ、緑化に関する協定が締結されている[12]。地行浜地区の用途地域については次のとおりである。地行浜二丁目のうちよかトピア通り、福岡高速環状線及び地行百道線に囲まれた範囲は商業地域に、地行浜一丁目のうちうちよかトピア通りの北側道路境界線から概ね50メートルの範囲が第二種住居地域に、これら以外の範囲は第一種住居地域に指定されている。都市緑地法第45条等に基づく緑地協定について、地行浜一丁目の一部の区域においては、「シーサイドももち・地行浜一丁目住宅地区緑化協定」[注釈 13]が定められ、緑化に関する事項の協定が締結されている[12]。また、百道浜地区及び地行浜地区の全域約135.2ヘクタールについては、「地行浜・百道浜地区地区計画」[注釈 14]が定められ、食・住・遊の諸機能が複合・交流する都市空間の形成・誘導を図るとともに、良好な市街地環境の保全を図ることを目標とし、通常の用途地域の規制に加えて、さらに建築物の用途等に関する制限が加えられている。

なお、当地区のモデルとなった神戸ポートアイランドは、東京お台場臨海都市再開発に先行した、日本で最先発の臨海部の開発として知られる。
土地利用

福岡空港制限表面から離れた場所となっていることもあって、中心業務地区である天神より建築物の高さ制限が緩く、比較的に高層の建築物が多い。百道浜地区には福岡タワー福岡市総合図書館福岡市博物館や、RKB毎日放送テレビ西日本の社屋、情報関連企業や情報技術研究開発機関、高層ビルマンションが数棟ある。地行浜地区には小売業大手だった、ダイエーグループが開発したホークスタウンが広がっており、福岡PayPayドームヒルトン福岡シーホークMARK IS 福岡ももちホークスタウンモール跡地)などの商業施設等が多い。

1994年公開の映画『ゴジラvsスペースゴジラ』では周辺一帯が舞台となり、大規模なロケが行われた。2001年度NHK大河ドラマ北条時宗』の撮影においては、中世博多の様子を再現したオープンセットが設けられ、「中世博多展」も開催された。
語源

「シーサイドももち」の愛称は博多湾を眺望し海に親しむ街のイメージや百道の「百」と地行の「地」をとって1986年に名付けられ[14]、一般的には地行浜地区も含めて「百道浜」や「ももち浜」と呼ばれることが多いが、道路標識では「シーサイドももち」に統一されている。
歴史
海岸埋立て計画

1977年の「第4次福岡市総合計画」において内陸部の乱開発防止や適正人工配置や自然環境再生を目的とした臨海部開発計画「シーサイドタウン計画」の一つとして、海岸線の再生や既存市街地の環境浄化を目指す人工海浜と高層住宅地区として策定され、また1978年には博多港港湾計画改定において都市機能の充実改善を図る住宅用地を中心として都市・交通機能や緑地計画が定められた[14]。1980年12月に、博多湾福岡市漁業協同組合(8支所)との同意を得て、1981年10月に埋立免許が取得[14]された。1989年に当地区において開催されたアジア太平洋博覧会(通称:よかトピア)の閉幕後、現在の土地利用へと開発が進んだ。
埋立て工事

以前「百道海岸」と呼ばれていた海岸の沖が、1982年4月から開始された埋立てによって土地が造成された。986.7万立方メートルの浚渫土砂[注釈 15]及び山土を用いて最大水深4.5メートルまでの浅い海域を埋立てて、1985年に第一工区71.5ヘクタールが、1986年9月に全工区138.3ヘクタールが竣工した[14]。.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .tmulti .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .tmulti .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .tmulti .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .tmulti .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .tmulti .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .tmulti .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .tmulti .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tmulti .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .tmulti .trow>.thumbcaption{text-align:center}}埋立の変遷1975年12月1日撮影1981年11月14日撮影1983年10月12日撮影国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成埋立の変遷1987年9月20日撮影1993年5月15日撮影1998年11月12日撮影国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成埋立の変遷2001年5月29日撮影2007年7月27日撮影2020年10月7日撮影国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成


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