シンプリー・レッド
[Wikipedia|▼Menu]

シンプリー・レッド
ドイツブレーメンでのライヴ(2003年)
基本情報
出身地 イングランド マンチェスター
ジャンルポップ・ミュージックブルー・アイド・ソウル/R&B
活動期間1985年 - 2010年、2015年 -
レーベルエレクトラ・レコード
イースト・ウェスト・レコード
simplyred.com
公式サイト ⇒www.simplyred.com

メンバーミック・ハックネル
イアン・カーカム
スティーヴ・ルウィンソン
鈴木賢司
ケヴィン・ロビンソン
ローマン・ロス
ゲイリー・サンクチュアリー

旧メンバーフリッツ・マッキンタイア
ティム・ケレット
トニー・バウワーズ
クリス・ジョイス
デイヴィッド・フライマン
シルヴァン・リチャードソン
アジーズ・イブラヒム
ヘイター・ペレイラ
屋敷豪太
ショーン・ウォード
ディー・ジョンソン
ヴェルロイ・ベイリー
サラ・ブラウン
ティム・ヴァイン
ジョン・ジョンソン
クリス・デ・マーガリー
コリン・グレアム
マーク・ジェイムズ
ウェイン・ストッバード
アンディ・ライト
デイヴ・クレイトン
ピート・ルウィンソン

シンプリー・レッド (Simply Red) は、イギリスマンチェスター出身のバンドポップロックジャズブルー・アイド・ソウルなどのジャンルに影響を受けた音楽が特徴である。

1985年結成、2010年にいったん解散したが2015年に再結成した。ボーカルのミック・ハックネル(英語版)を中心に活動しているが、メンバーの入れ替わりが多く、結成以来のメンバーで残っているのはハックネルのみである。このため実質的にはハックネルのソロプロジェクトという性質が強い。
経歴
結成まで

シンプリー・レッドの起源は、1976年セックス・ピストルズがマンチェスターのフリー・トレード・ホールで開いたライヴまでさかのぼる。このライヴの観衆の中に、後にジョイ・ディヴィジョンザ・スミスバズコックスなどのバンドを結成することになるメンバーらとともに、当時マンチェスターで美術を学ぶ学生だったハックネルがいた。ピストルズのライヴに衝撃を受けたハックネルは、フランティック・エレヴェイターズ (The Frantic Elevators) という名のパンクバンドを結成。このバンドは7年の間活動し、地元のレーベルから数枚のレコードを出したが、1984年に解散した。

フランティック・エレヴェイターズの後、ハックネルはマネージャーのエリオット・ラッシュマン (Elliot Rashman) と組んで、1985年初頭より地元のスタジオ・ミュージシャンたちとバンドを結成し、レコード会社の注目を集めるようになっていった。シンプリー・レッドというバンド名が付けられたのもこの頃である。この名前は、ハックネルが赤毛であることと、赤がシンボルカラーのサッカークラブ、マンチェスター・ユナイテッドの大ファンであることに由来する。当時のバンドはハックネル、デイヴィッド・フライマン(David Fryman, ギター)、トニー・バウワーズ(ベース)、フリッツ・マッキンタイア(キーボード)、ティム・ケレット(ブラス)、クリス・ジョイス(ドラムス)という構成で、1985年にエレクトラ・レコードと契約した。
デビュー

1985年に発表された最初のシングル「マネーズ・トゥー・タイト」は、元々ヴァレンタイン・ブラザーズ (The Valentine Brothers) によって録音されたソウルのスタンダードナンバーのカバーであった。このシングルは世界的な大ヒットとなり、イギリスとアイルランドでチャートのトップ20に入ったほか、後にアメリカフランスオランダでトップ30に、イタリアではトップ5に入った。最初のアルバム『ピクチャー・ブック』もこの年に発表された。

1986年、バンドはフランティック・エレヴェイターズ時代の曲「ホールディング・バック・イヤーズ」をさらにポップなアレンジで再録音して発表。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:18 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef