シンデレラ_(2015年の映画)
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シンデレラ
Cinderella

監督ケネス・ブラナー
脚本クリス・ワイツ
製作サイモン・キンバーグ
アリソン・シェアマー
デヴィッド・バロン
出演者リリー・ジェームズ
ケイト・ブランシェット
リチャード・マッデン
ステラン・スカルスガルド
ホリデイ・グレインジャー
デレク・ジャコビ
ベン・チャップリン
ソフィー・マクシェラ(英語版)
ヘイリー・アトウェル
ヘレナ・ボナム=カーター
音楽パトリック・ドイル
主題歌ソナ・リーレ『Strong』
撮影ハリス・ザンバーラウコス
編集マーティン・ウォルシュ
製作会社ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
配給ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開 2015年3月13日
2015年4月25日
上映時間105分[1]
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$95,000,000[2]
興行収入 $543,514,353[3]
57.3億円[4]
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『シンデレラ』(原題: Cinderella)は、2015年3月13日公開(日本公開は4月25日)のディズニーによる実写映画である。原作は、シャルル・ペローの童話『シンデレラ』。同作は1950年の同名映画の実写化である。

短編アニメーション映画『アナと雪の女王 エルサのサプライズ』が同時上映[5]
ストーリー

遠い昔、ある裕福な家に一人の女の赤ちゃんが生まれた。エラと名付けられたその赤ちゃんは、両親の愛情を一身に受けて美しく聡明で優しい娘に成長する。しかし病により母親が亡くなった後、エラの将来を案じた父親は二度目の結婚相手としてトレメイン夫人と、その連れ子であるアナスタシアとドリゼラを迎え入れる。新しい家族が出来たことに喜ぶエラだったが、父親が仕事で旅立つと、継母はエラに自室を娘たちに譲るように持ちかけた上、エラに屋敷の屋根裏部屋に住むように命じる。やがて父親が病によって旅先で亡くなってしまった。すると継母は本性を表し、美しい義理の娘のエラには辛くあたり、自分に似て心の醜い意地悪な二人の娘だけを可愛がるようになった。継母は長らく家に仕えていた使用人達も次々に辞めさせ、エラに屋敷の仕事を全て押し付けるようになる。

召使いとして扱われるようになったエラは、朝から晩まで洗濯や掃除、雑巾がけ、皿洗い、食事の支度などをして日々忙しなく働いた。しかし彼女は亡き母から繰り返し教えられた「勇気と優しさを忘れないで」という言葉を信じて希望を失わなかった。そんな彼女の味方は小鳥達だった。冬になると、屋根裏部屋はとても寒くなり、エラは暖炉のそばで寝ていた。目覚めるとエラは灰まみれになっていた。

継母や義理の姉達は、エラが灰で汚れた姿を見てエラをシンデレラ(シンダーエラ/灰かぶりのエラ)と呼んで笑い者にした。そんな仕打ちにとうとう耐えられなくなったエラは、泣きながらに乗って屋敷を飛び出してしまう。そして森の中を彷徨い回っていると、一人の若者が声をかけてくる。キットというその若者は、実は従者と鹿狩りに来ていた王子だったのだが、エラには身分を隠し城付きの猟師だと名乗る。鹿が可哀想だから狩りを止めるよう訴えるエラを慰めているうちに二人はお互いに惹かれあっていき、キットは城に戻ってもなお彼女が忘れられなくなる。その後病床につく国王から早く結婚相手を探すよう急かされたキットは、エラを探すために身分問わず国中の若い娘達を招待した盛大な舞踏会を催した。

エラ達の屋敷にも招待状が届き、義理の姉達は大はしゃぎしながらおめかしをする。舞踏会に参加すれば再びキットに会えると思ったエラは、仕事の合間を縫ってネズミ達と亡き母のドレスを仕立て直す。しかし舞踏会に行かせまいとする継母達の悪巧みによって「使用人が舞踏会なんてとんでもない」、「そんな古臭い上にボロボロの格好で出掛けるなんてもっての外」と散々に笑われドレスを破かれてしまう。エラは悲しみにくれ両親との思い出の場所である温室で泣いていたところ、彼女を励ますように老婆が現れた。飲み物を所望する老婆にエラがミルクを持ってくると、老婆の姿が光に包まれ、一人の妖精が現れた。老婆の正体は、亡くなったエラの実の母がよく話していたフェアリー・ゴッドマザーだった。妖精が魔法の呪文「ビビディ・バビディ・ブー」を唱えて杖を振ると、瞬く間にカボチャ馬車に、鼠達が白馬に、トカゲとガチョウは立派な従者御者に変わっていった。破かれたドレスは美しく輝くドレスに変わり、最後にエラは、妖精の出したガラスの靴を履いた。「12時になったら魔法は解ける」という注意を聞いた上で、彼女はカボチャの馬車に乗って、王子のいる城に向かった。

城に到着すると、王子の格好をしたキットに出迎えられ驚くエラだったが、二人で踊っている内に、互いの思いは変わっていないと再確認する。その後キットはエラと城の庭園を散歩し、やがてブランコのある自身の隠し庭園へとエラを招く。そこでキットがエラの素性を尋ねようとした途端、それを遮るように12時の鐘の音が鳴り響き、エラは急いで城を飛び出した。キットも後を追いかけるが間に合わず、階段には靴が片方だけ残された。一方魔法が解けてしまったエラにもガラスの靴だけが残り、エラは思い出の形見にと大切にしまい込んだ。

その翌日。国王の病状が悪化し、かたわらに呼ばれたキットに「愛する人と結ばれなさい」と言い残して息を引き取った。キットは再びエラを探すために『ガラスの靴を国中の娘に試させ、その靴にピッタリと合う足の持ち主を妃に迎える』とお触れを出した。しかし大公だけはこの提案に難色を示す。実はキットには時同じくして隣国から政略結婚の話が持ち上がっており、国の利益のためにもそちらを優先すべきだと考えていたのだった。その頃屋敷では、隠し持っていたガラスの靴を継母が見つけ出し、エラの目の前で叩き壊してしまった。継母はショックで呆然とする彼女を屋根裏部屋に閉じ込めると、靴の欠片を大公の元に持参し、自分の二人の娘に高貴な身分の夫を選ぶ事を条件に手を組んで、エラとキットを引き裂こうと企む。ガラスの靴

一方、キットは城の兵士に変装してエラを探し回るが、大公の根回しで一向に見つかる気配はない。なんとか彼女の屋敷にたどり着くが、ドリゼラとアナスタシアには靴が合わず、諦めて帰ろうとした矢先、かすかに聞こえてきた歌声に気づいたキットは大公の制止を振り切って大急ぎで引き返し、屋根裏部屋にいたエラをようやく見つけ出す。エラは「私は高貴な身分でもないし、財産も何もありません。それでも私を選んでくれますか?」と問いかけると、キットは「貴女がたとえどこの誰であろうと、貴女という人を愛した事には変わらない」と答えながら靴をさしだす。エラがそれに応えるように足を入れると、ピッタリと一致した。城に向かう途中、義姉達は今までの意地悪と非礼を詫び、これ以上彼女達を責めても無意味なことを知るエラは、それを許した。継母は最後までエラに詫びなかったが、エラは彼女の今までの仕打ちをも許す。

後日、継母達と、彼女達に共謀してキットの邪魔をした悪事が露見した大公は、それぞれ国から姿を消した(追放されたのか、自ら去ったのかは語られていない)。キットとエラは盛大な結婚式を挙げて新たな国王と王妃となり、いっそう王国の発展に尽くした。フェアリーゴッドマザーの「こうしてキットとエラは結ばれました。エラのフェアリーゴッドマザーとして胸を張って言いますが、2人は公平で優しい立派な君主となったのです。エラは世界を『こんなふうになったら素敵だな』という願いを込めて見続けました。大切なのは、勇気と優しさを信じること。そして時にはほんの少しの魔法も…。」のナレーションで物語は幕を閉じる。
登場人物
エラ / シンデレラ(Ella/Cinderella)
演 - リリー・ジェームズ、エロイーズ・ウェブ(幼少期) / 日本語吹替 - 高畑充希[6]、財前咲来(幼少期)[6]主人公。


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