シンデレラマン
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、アメリカの映画について説明しています。同じタイトルのテレビドラマについては「シンデレラマン (テレビドラマ)」をご覧ください。

シンデレラマン
Cinderella Man
監督ロン・ハワード
脚本アキヴァ・ゴールズマン
クリフ・ホリングワース
原案クリフ・ホリングワース
製作ブライアン・グレイザー
ロン・ハワード
ペニー・マーシャル
製作総指揮トッド・ハロウェル
出演者ラッセル・クロウ
レネー・ゼルウィガー
ポール・ジアマッティ
音楽トーマス・ニューマン
撮影サルヴァトーレ・トティーノ
編集マイク・ヒル
ダニエル・P・ハンリー
製作会社ミラマックス
ウィード・ロード・ピクチャーズ
イマジン・エンターテインメント
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン)
公開 2005年6月3日
2005年9月17日
上映時間144分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$88,000,000[1]
興行収入$108,539,911[1]
12.6億円[2]
テンプレートを表示

『シンデレラマン』(原題: Cinderella Man)は、2005年アメリカ映画大恐慌時代に活躍した、映画のタイトルとなったあだ名の実在のプロボクサージェームス・J・ブラドックの大番狂わせの試合を描いた伝記映画。ラッセル・クロウ主演。
ストーリー

ボクサーとして華やかな戦歴を持つジム・ブラドックだったが、年齢的にも全盛期を過ぎ、またアメリカは大恐慌まっただ中の辛い時代、連戦の疲労から怪我もあり、ライセンスを剥奪されてしまう。

ボクサーの仕事を失ったジムは、港湾労働者として日雇いの仕事をしながら妻のメイや子供たちと暮らしていたが、生活は貧しく、食べ物を買うことさえもやっとだった。

やがて、試合の直前になって対戦相手がキャンセルしてしまったために、ジムのもとにたった一回のボクシングの試合を戦うチャンスが舞い込む。大方の予想を裏切り、ジムは相手をノックアウトする。極貧の生活からボクシングの世界にカムバックしたジムの活躍は、貧困に喘ぐ人々を勇気づけ、スポーツ記者からは「シンデレラマン」と呼ばれる。ジムのマネジャー、ジョーはプロモーターに掛け合ってヘビー級チャンピオンマックス・ベアとの試合を認めさせるが、過去の試合で二人のボクサーを殴り殺したマックスとの試合にメイは恐怖する。ジムは、家族のためにマックスと戦い、無敵と思われていた相手に対して判定勝ちをおさめる。
キャスト

役名俳優日本語吹替
ジム・ブラドックラッセル・クロウ山路和弘
メイ・ブラドックレネー・ゼルウィガー松本梨香
ジョー・グールドポール・ジアマッティ岩崎ひろし
マックス・ベアクレイグ・ビアーコ内田直哉
ジミー・ジョンストンブルース・マッギル勝部演之
マイク・ウィルソンパディ・コンシダイン家中宏
ジェイ・ブラドックコナー・プライス池田恭祐
ローズマリー・ブラドックアリエル・ウォーラー宮本侑芽
ハワード・ブラドックパトリック・ルイス本城雄太郎
ジョー・ジャネットロン・カナダ藤本譲
フォード・ボンドデヴィッド・ヒューバンド稲葉実
サラ・ウィルソンローズマリー・デウィット八十川真由野
ルシール・グールドリンダ・カッシュ増子倭文江
スポーティ・ルイスニコラス・キャンベル有本欽隆
ローリック神父チャック・シャマタ秋元羊介
ジェイクジーン・パイアズ小島敏彦
アンジェロアンジェロ・ダンディー千田光男
アンシル・ホフマンケン・ジェームズ宝亀克寿
アル・フェイジンランス・ハワード小室正幸
タフィー・グリフィストーマス・カジドロウスキー廣田行生
ルイス・コーチルーファス・クロフォード福田信昭
マカヴォイフルヴィオ・チェチェーレ星野充昭
アリスアリシア・ジョンストン恒松あゆみ
クインシージェリー・クイグリー船木真人
ラスキーマーク・シモンズ白熊寛嗣


日本語版制作スタッフ:演出:小山悟、翻訳:平田勝茂、録音・調整:新井保雄、録音制作:HALF H・P STUDIO、制作監修:山本千絵子、日本語版制作:DISNEY CHARACTER VOICES INTERNATIONAL, INC.

評価

レビュー・アグリゲーターRotten Tomatoesでは213件のレビューで支持率は80%、平均点は7.40/10となった[3]Metacriticでは40件のレビューを基に加重平均値が69/100となった[4]

映画では、マックス・ベアは試合で二人殺したことを周囲に自慢する悪役として描写されている。実際には、ベアとの試合直後に死亡したのはフランキー・キャンベル一人だけであり、ベアの息子によるとベアはそのことを気に病んでおり、遺族のために相当の額を募金したとのことである。ブラドックの伝記本を書いたジェレミー・シャープによると、映画のようにベアがメイに軽口を叩くようなことはありえないとのことである[5]
パッケージソフト

DVD「シンデレラマン」
2006年1月25日発売。ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント

脚注^ a b “Cinderella Man (2005)”. Box Office Mojo. 2009年9月25日閲覧。
^2005年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
^ “Cinderella Man (2005)”. Rotten Tomatoes. Fandango Media. 2022年9月12日閲覧。
^ “Cinderella Man Reviews”. Metacritic. CBS Interactive. 2022年9月12日閲覧。
^ Jonathan Turley (2006年9月17日). ⇒“Give the Dead Their Due”. ワシントン・ポスト. ⇒http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/09/15/AR2006091500999_pf.html?noredirect=on 2012年5月21日閲覧。 

外部リンク

公式ウェブサイト
(日本語)

シンデレラマンを視聴 。Disney+(日本語)

シンデレラマン - allcinema

シンデレラマン - KINENOTE

Cinderella Man - オールムービー(英語)

Cinderella Man - IMDb(英語)










AARP大人のための映画賞 タイムカプセル賞
2002-2020年

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン (2002)

恋は邪魔者 (2003)

五線譜のラブレター (2004)

シンデレラマン (2005)

ハリウッドランド (2006)

受賞作なし (2007)

受賞作なし (2008)

受賞作なし (2009)

受賞作なし (2010)

J・エドガー (2011)

アルゴ (2012)

アメリカン・ハッスル (2013)

ビッグ・アイズ (2014)

ラブ&マーシー 終わらないメロディー (2015)

ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命 (2016)

ダンケルク (2017)

ビール・ストリートの恋人たち (2018)

ハリエット (2019)

Mank/マンク (2020)

2021-2040年

スペンサー ダイアナの決意 (2021)

エルヴィス (2022)

マエストロ: その音楽と愛と (2023)










ロン・ハワード監督作品
1970年代

バニシングIN TURBO(1977)

1980年代

ラブ IN ニューヨーク(1982)

スプラッシュ(1984)

コクーン(1985)

ガン・ホー(1986)

ウィロー(1988)

バックマン家の人々(1989)

1990年代

バックドラフト(1991)

遥かなる大地へ(1992)

ザ・ペーパー(1994)

アポロ13(1995)

身代金(1996)

エドtv(1999)

2000年代

グリンチ(2000)

ビューティフル・マインド(2001)

ミッシング(2003)

シンデレラマン(2005)

ダ・ヴィンチ・コード(2006)

フロスト×ニクソン(2008)

天使と悪魔(2009)

2010年代

僕が結婚を決めたワケ(2011)

ラッシュ/プライドと友情(2013)

白鯨との闘い(2015)

インフェルノ(2016)


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:23 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef