この項目では、アメリカ合衆国オハイオ州の都市について説明しています。その他の用法については「シンシナティ (曖昧さ回避)」をご覧ください。
市旗市章
愛称 : The Queen City
Cincy
標語 : "Juncta Juvant (ラテン語:団結は力なり)"
位置
上: ハミルトン郡におけるシンシナティの市域
下: オハイオ州におけるハミルトン郡の位置
座標 : .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯39度6分6秒 西経84度30分45秒 / 北緯39.10167度 西経84.51250度 / 39.10167; -84.51250
シンシナティ(英語:Cincinnati)は、アメリカ合衆国のオハイオ州南西端に位置する都市。州都コロンバスの南西約170km、ケンタッキー州との州境になっているオハイオ川の河畔に位置する。人口は309,317人(2020年の国勢調査)[1]で、コロンバス、クリーブランドに次ぐ州内で第3の都市である。シンシナティに郡庁を置くハミルトン郡を中心に、オハイオ・ケンタッキー・インディアナ3州の16郡にまたがる都市圏は2,256,884人、これに2つの小都市圏を加えた広域都市圏は2,316,022人(いずれも2020年国勢調査)[2]の人口を抱えている。 1788年に創設され、その2年後にシンシナティ協会から名を取ってシンシナティという地名がつけられた。19世紀前半から中盤にかけては、シンシナティは食肉加工の中心地・オハイオ川の河港都市として発展し、1850年には全米第6の都市へと成長した[3]。しかし、19世紀も後半に入り、交通の主役が蒸気船から鉄道へと移ると、その連節点として高い成長を遂げるようになったシカゴやセントルイスに追い抜かれ、シンシナティは成長しながらも、その相対的な地位は低下した。その後も20世紀中盤までは緩やかではあるものの成長を続け、1950年には人口50万人を超えたが[4]、その後は減少に転じている。 それでもなおシンシナティは地域の経済・交通・教育・文化の中心地の1つであり続けている。シンシナティ都市圏にはクローガーやプロクター・アンド・ギャンブルをはじめ、フォーチュン500に入る企業が7社本社を置いている。
概要