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シロサイ
シロサイ (Ceratotherium simum)
南アフリカ共和国のクルーガー国立公園で撮影。
保全状況評価[1][2][3]
NEAR THREATENED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
ワシントン条約附属書I[注釈 1]
分類
Rhinoceros simum Burchell, 1817[4]
和名
シロサイ
英名
Square-lipped rhinoceros[3]
White rhinoceros[3][4]
分布域
茶色 : ネイティブ, ピンク色 : 再導入, 赤色 : 導入
シロサイ(白犀, Ceratotherium simum)は、哺乳綱ウマ目サイ科シロサイ属に分類される奇蹄類。本種のみでシロサイ属を構成する。メディアを再生する シロサイ 南アフリカ共和国[3]。コンゴ民主共和国、スーダン、南スーダンでは絶滅したと考えられ、チャド、中央アフリカ共和国では絶滅した[3]。ウガンダ、ケニア、ジンバブエ、スワジランド、ナミビア、ボツワナ、モザンビークに再導入[3]。ザンビアへ移入[3]。 体長335 - 420センチメートル[4]。尾長50-70cm。肩高171 - 185センチメートル[4]。体重オス2-3.6t、メス1.4-1.7t。サイ科最大種。メスよりもオスの方が大型になる。 頭部には2本の角があり、吻端部の角のほうが長くなり最長160cmに達する。吻端が幅広い[4]。幅広い吻端は地面付近にある背の低い草を食べるのに適している[4]。名前はアフリカーンス語で「幅広い」の意のwijdeを、英語で「白い」の意があるwhiteと誤解したことが由来とされる[4]。歯列は臼歯上下6本ずつ、大臼歯上下6本ずつの計24本[4]。 幼獣では体毛が見られるが、成長に伴い毛は抜け落ちる。 亜種C. s. cottoniを独立種とする説もある[3]。 サバンナに生息する。数頭からなる小規模な群れを形成するが、時に10-24頭前後の群れを形成することもある。オスは縄張りを持ち、決まった場所に尿や糞をすることにより縄張りを主張する。オス同士では角を突き合わせて争うことがあるが、激しい争いになることはまずない。
目次
1 分布
2 形態
3 分類
4 生態
5 人間との関係
6 脚注
7 出典
8 関連項目
分布
形態
分類
Ceratotherium simum simum (Burchell, 1817) ミナミシロサイ Southern white rhinoceros
Ceratotherium simum cottoni Lydekker, 1908 キタシロサイ Northern white rhinoceros
ウガンダ、コンゴ民主共和国北東部、スーダン、チャド、中央アフリカ共和国に分布していた[5]。
生態