シロサイ
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シロサイ
シロサイ (Ceratotherium simum)
南アフリカ共和国クルーガー国立公園で撮影。
保全状況評価[1][2][3]
NEAR THREATENED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
ワシントン条約附属書I[注釈 1]
分類

:動物界 Animalia
:脊索動物門 Chordata
亜門:脊椎動物亜門 Vertebrata
:哺乳綱 Mammalia
:ウマ目 Perissodactyla
:サイ科 Rhinocerotidae
:シロサイ属 Ceratotherium
Gray, 1868[4]
:シロサイ C. simum

学名
Ceratotherium simum (Burchell, 1817)[4]
シノニム

Rhinoceros simum Burchell, 1817[4]
和名
シロサイ
英名
Square-lipped rhinoceros[3]
White rhinoceros[3][4]
分布域
茶色 : ネイティブ, ピンク色 : 再導入, 赤色 : 導入

シロサイ(白犀, Ceratotherium simum)は、哺乳綱ウマ目サイ科シロサイ属に分類される奇蹄類。本種のみでシロサイ属を構成する。メディアを再生する シロサイ
目次

1 分布

2 形態

3 分類

4 生態

5 人間との関係

6 脚注

7 出典

8 関連項目

分布

南アフリカ共和国[3]。コンゴ民主共和国、スーダン、南スーダンでは絶滅したと考えられ、チャド、中央アフリカ共和国では絶滅した[3]。ウガンダ、ケニア、ジンバブエ、スワジランド、ナミビア、ボツワナ、モザンビークに再導入[3]。ザンビアへ移入[3]
形態

体長335 - 420センチメートル[4]。尾長50-70cm。肩高171 - 185センチメートル[4]体重オス2-3.6t、メス1.4-1.7t。サイ科最大種。メスよりもオスの方が大型になる。

頭部には2本の角があり、吻端部の角のほうが長くなり最長160cmに達する。吻端が幅広い[4]。幅広い吻端は地面付近にある背の低い草を食べるのに適している[4]。名前はアフリカーンス語で「幅広い」の意のwijdeを、英語で「白い」の意があるwhiteと誤解したことが由来とされる[4]。歯列は臼歯上下6本ずつ、大臼歯上下6本ずつの計24本[4]

幼獣では体毛が見られるが、成長に伴い毛は抜け落ちる。
分類

亜種C. s. cottoniを独立種とする説もある[3]
Ceratotherium simum simum (Burchell, 1817) ミナミシロサイ Southern white rhinoceros

Ceratotherium simum cottoni Lydekker, 1908 キタシロサイ Northern white rhinoceros
ウガンダ、コンゴ民主共和国北東部、スーダン、チャド、中央アフリカ共和国に分布していた[5]
生態

サバンナに生息する。数頭からなる小規模な群れを形成するが、時に10-24頭前後の群れを形成することもある。オスは縄張りを持ち、決まった場所に尿や糞をすることにより縄張りを主張する。オス同士では角を突き合わせて争うことがあるが、激しい争いになることはまずない。


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