シルバー假面
Die Silbermaske
監督実相寺昭雄ほか
脚本中野貴雄
小林雄次
製作熊澤芳紀
『シルバー假面』(シルバーかめん)は、2006年公開の実写特撮映画。2006年に劇場公開され、2007年に全3巻のDVDシリーズとして発売された。 1971年から1972年にかけて放映された特撮テレビドラマ『シルバー仮面』のリメイク作品である[1]。佐々木守の遺稿を基に製作。実相寺昭雄らオリジナル版のスタッフが再び参加した。ジェネオンエンタテインメント初の自社製作による実写特撮作品である。 旧作とは接点のないものにしたいという実相寺の意向により、女性を主人公に大正時代を舞台とするなど、内容を大幅に変更している[2]。 監督の実相寺昭雄は胃癌により、本作の試写後に体調を崩し、間もなく死去した。そのため、本作が実相寺の遺作となっている[2]。 この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権を侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください 1920年(大正9年)の東京で、不可思議な美女連続殺人事件が次々と発生していた。諜報機関からこれらの捜査の密命を受けた陸軍大尉・本郷義昭(山中峯太郎の軍事冒険小説の主人公)は、友人の平井太郎(のちに小説家・江戸川乱歩として有名になる)とともに浅草のダンテ劇場を調査中、ザビーネという日独ハーフの美女と出会う。 だが、そこで邪悪なクモ型宇宙人が本郷に襲いかかる。まもなく、ザビーネは「ニーベルンゲンの指輪」で銀色の超人・シルバー假面に変身し、宇宙人を撃退する。 ザビーネは本郷たちに、自分がドイツ人の母・エリスと文豪・森?外の間に生まれたこと、悲しい過去を背負ってまだ見ぬ父を探し、ドイツからやってきたことを語る。ザビーネが変身に用いる指輪は、人類を壊滅させるほどの底知れぬ力を持つといわれている。そこからふたりと、カリガリ博士とその配下の怪物や宇宙人、さらに鋼鉄のアンドロイドとの戦いが繰り広げられる。 この節に雑多な内容が羅列されています。事項を箇条書きで列挙しただけの節は、本文として組み入れるか、または整理・除去する必要があります。(2014年11月) 参照『宇宙船 YEAR BOOK 2007』[1] 発売日話数サブタイトル脚本監督登場怪物
概要
ストーリー.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}
備考
シルバー假面のデザインは旧作と同じく池谷仙克が担当[2]。マスクは原口智生、スーツは竹田団吾が製作した[2]。マスクには大正時代の雰囲気を出すために鹿の革を使用している[2]。
全編を通して寺田農が無声映画の弁士として見事な熱弁をふるっている。
DVDのVOL.2では、ザビーネが敵対するカリガリ博士に対し、母のビジョンを見せてくれたことに「ありがとう。思い出をありがとう」と述べ、カリガリは困惑の表情を見せている。
DVDのVOL.3では、ドイツの書記係としてアドルフ・ヒトラーが登場している。
キャスト
本郷義昭陸軍大尉:渡辺大
ザビーネ / シルバー假面:ニーナ(内田仁菜)
少女時代のザビーネ:渡邊エリー
ザビーネの母エリス:Adeyto Rex Angeli
平井太郎(のちの江戸川乱歩):水橋研二
カリガリ博士:石橋蓮司
明瀬総督:嶋田久作
敷島教授:ひし美ゆり子
森?外(ザビーネの父):伊藤昌一
小金井:堀内正美
弁士:寺田農
シルバー假面(スーツアクトレス):MiWa[3][2]
スタッフ
総監修:実相寺昭雄
企画協力:桜井浩子
原案:佐々木守、実相寺昭雄
監督:実相寺昭雄 (第壱話) 、北浦嗣巳 (第弐話) 、服部光則 (第参話)
脚本:中野貴雄 (第壱話、第参話) 小林雄次 (第弐話)
キャラクターデザイン:池谷仙克
美術監督:池谷仙克
造型:原口智生
コスチューム制作:竹田団吾
作品リスト
03月02日第壱話はなやしき中野貴雄実相寺昭雄蜘蛛男
04月04日第弐話於母影小林雄次北浦嗣巳蝙蝠ザムザ
04月25日第参話鋼鉄のマリア中野貴雄服部光則マリア
出典^ a b 宇宙船YB 2007, pp. 47、72
^ a b c d e f 宇宙船YB 2007, p. 47
^ マイナビニュース (2006年12月26日). “実相寺監督を悼み初日満員、奇抜なリメイク特撮『シルバー假面』上映中 (インターネット・アーカイブ 2012年3月14日付保存キャッシュ)”
参考文献
『宇宙船YEAR BOOK 2007』朝日ソノラマ〈ソノラマMOOK〉、2007年4月20日。