『シルク・ディグリーズ』
ボズ・スキャッグス の スタジオ・アルバム
リリース1976年3月
ジャンルアダルト・コンテンポラリー、R&B
時間41分24秒
レーベルコロムビア・レコード
プロデュースジョー・ウィザート
専門評論家によるレビュー
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スロー・ダンサー
(1974年)シルク・ディグリーズ
(1976年)ダウン・トゥー・ゼン・レフト
(1977年)
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『シルク・ディグリーズ』(Silk Degrees)は、ボズ・スキャッグスが1976年に発表したスタジオ・アルバム。 自身の出世作となり、Billboard 200ではスキャッグスにとって初のトップ10入りを果たし(最高2位)、R&Bチャートでは6位に達した[3]。また、スキャッグスのアルバムとしては初めて全英アルバムチャート入りし、20位に達した[1]。 シングル「ロウダウン」はBillboard Hot 100で3位、R&Bチャートとディスコ・チャートで5位に達し、同曲はグラミー賞において最優秀R&B楽曲賞を受賞した[3]。特に「ウィ・アー・オール・アローン」は、多くのミュージシャンが採り上げるスタンダード・ナンバーとなった。スキャッグスは、1976年9月25日放映の『サタデー・ナイト・ライブ』にゲスト出演し、本作から「ロウダウン」と「何て言えばいいんだろう」を披露した[4]。 本作に参加したスタジオ・ミュージシャンのうち、デヴィッド・ペイチ、デヴィッド・ハンゲイト、ジェフ・ポーカロの3人は、この時の共演をきっかけにTOTOを結成した[5]。 特記なき楽曲はボズ・スキャッグスとデヴィッド・ペイチの共作。
解説
収録曲
何て言えばいいんだろう - "What Can I Say" - 3:00
ジョージア - "Georgia" (Boz Scaggs) - 3:56
ジャンプ・ストリート - "Jump Street" - 5:11
あの娘に何をさせたいんだ - "What Do You Want the Girl to Do" (Allen Toussaint) - 3:50
ハーバー・ライト - "Harbor Lights" (B. Scaggs) - 5:56
ロウダウン - "Lowdown" - 5:16
イッツ・オーヴァー - "It's Over" - 2:51
明日に愛して - "Love Me Tomorrow" (David Paich) - 3:16
リド・シャッフル - "Lido Shuffle" - 3:41
ウィアー・オール・アローン - "We're All Alone" (B. Scaggs) - 4:12 _初リリース時の邦題は「二人だけ」下記3曲は2007年リマスター盤のボーナス・トラック。いずれも1976年8月15日のロサンゼルス公演におけるライヴ音源。
何て言えばいいんだろう (ライヴ) - "What Can I Say" - 3:24
ジャンプ・ストリート (ライヴ) - "Jump Street" - 5:07
イッツ・オーヴァー (ライヴ) - "It's Over" - 3:37
参加ミュージシャン
ボズ・スキャッグス - ボーカル、ギター
デヴィッド・ペイチ - キーボード
フレッド・タケット
ルイ・シェルトン - ギター
デヴィッド・ハンゲイト - ベース
ジェフ・ポーカロ - ドラムス、パーカッション
ジム・ホーン
トム・スコット - ホーン
プラス・ジョンソン - ホーン
バド・シャンク - ホーン