ショーン・レヴィ
Shawn Levy
2017年、サンディエゴ・コミコンにて
本名Shawn Adam Levy[1]
生年月日 (1968-07-23) 1968年7月23日（55歳）
出生地 カナダ ケベック州モントリオール
職業映画監督、プロデューサー、俳優
活動期間1986年 -
配偶者Serena Levy
主な作品
映画（監督）
『ビッグ・ライアー』
『12人のパパ』
『ピンクパンサー』
『ナイト ミュージアム』シリーズ
『デート & ナイト』
『リアル・スティール』
『インターンシップ』
『フリー・ガイ』
『アダム&アダム』映画（製作）
『エイリアン バスターズ』
『いま、輝くときに』
『メッセージ』
『ラブ&モンスターズ』テレビドラマ
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』
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ショーン・アダム・レヴィ（Shawn Adam Levy, 1968年7月23日 - ）[2]は、カナダの映画監督、プロデューサー、俳優。モントリオール出身。監督作品には、『ビッグ・ライアー』、『12人のパパ』、『ナイト ミュージアム』シリーズ、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』などがある。『アンチャーテッド』の監督に抜擢されるも降板した。

レヴィは、2016年に公開されたSF映画『メッセージ』のプロデューサーを務め、アカデミー作品賞にノミネートされた。2016年からレヴィは、Netflixのオリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のエグゼクティブ・プロデューサーを務めている。同番組の3シーズンのうち、それぞれ2つのエピソードを監督している[3]。
生い立ちLevy in Moscow in 2011.

レヴィはケベック州モントリオール[4]のユダヤ人家庭[5]に生まれた。10代の頃は、ニューヨークのセント・ジョージズ高校とステージドア・マナー・パフォーミング・アーツ・トレーニング・センターに通っていた[要出典]。レヴィは、1989年にイェール大学でパフォーミング・アーツを専攻して卒業した。1994年にはUSC School of Cinematic ArtsでMFAを取得している[6]。
経歴
俳優

レヴィの俳優デビュー作は、低予算のホラー映画『ゾンビ・ナイトメア』（1986年）で、ティーンエイジャーのグループのリーダーであるジム・ブラッテンという人物を演じたものだった。この作品は『Mystery Science Theater 3000』のエピソードに登場したことで知られている。彼は1988年のテレビ映画『Liberace: Behind the Music』に、スコット・ソーソンとの関係が終わった後のリベラーチェの知り合いとして出演している。テレビ出演の経歴としては、『21ジャンプストリート』でのゲスト出演、『ビバリーヒルズ高校白書』での出演、『30 ROCK/サーティー・ロック』でのテレビプロデューサーScottie Shofar役などがある。
製作

イェール大学で演劇を、南カリフォルニア大学で映画製作を学び、在学中の短編作品『Broken Record』がシカゴ映画祭で金賞を受賞。卒業後はテレビ業界入りし、ディズニー・チャンネルで幾つかの作品を手がけた後、2002年に『ビッグ・ライアー』（日本未公開）で映画初監督。

コメディを得意とし、2003年にはスティーブ・マーティン主演の『12人のパパ』（日本未公開）がヒット。2006年には製作・監督を務めた『ナイト ミュージアム』が全米及び日本でも大ヒットとなった。

レヴィは、20世紀フォックスと製作契約を結んでいる。レヴィは、2012年にベン・スティラー、ヴィンス・ヴォーン、ジョナ・ヒルが共演したコメディ映画『エイリアン バスターズ』（監督：アキヴァ・シェイファー）をプロデュースしている。彼の製作会社「21 Laps」は、ABC/Fox のコメディシリーズ『Last Man Standing』やNetflixのSFシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』を製作している[7]。

レヴィは当初、映画版『マインクラフト』の監督として発表されたが[8]、その後プロジェクトから離脱している[9]。デヴィッド・O・ラッセル、ニール・バーガーに続き、ビデオゲーム『アンチャーテッド』シリーズの映画化作品の監督を務めることが発表された[10]。ジョー・カーナハンはレヴィと協力して本作の脚本を書き上げたが[11]、レヴィは2018年12月19日にプロジェクトを離脱した[12]。レヴィは、子ども向けの長寿番組『セサミストリート』をベースにした映画の製作に取り組んでおり、これは『Sesame Street Presents: Follow that Bird』や『The Adventures of Elmo in Grouchland』に続く同番組の3作目の映画で、なおかつ、20年以上ぶりの映画作品となる予定である[13][14]。

2017年12月、Netflixはレヴィとの4年契約を発表した。『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の成功により、彼はストリーミング・エンターテインメント企業のために独占的にテレビプロジェクトを製作することになる[15]。

2018年3月、レヴィはNetflix向けに、ジェームズ・ワンのAtomic Monsterスタジオとともに、自身の21 Laps Entertainmentレーベルで、ステファニー・パーキンスのスラッシャー小説『There's Someone Inside Your House』の映画化作品をプロデュースすることが発表された[16][17]。

エリック・ハイセラーとともにレヴィは、自らの21 LapsとNetflixとの契約のもと、ファンタジー書籍シリーズ『グリシャ三部作』と『シックス・オブ・クロウズ二部作』を映画化した2021年のNetflixシリーズ『暗黒と神秘の骨』の製作総指揮を担当している[18]。