ショーン・オブ・ザ・デッド
Shaun of the Dead
監督エドガー・ライト
脚本エドガー・ライト
サイモン・ペッグ
製作ニラ・パーク
製作総指揮ティム・ビーヴァン
エリック・フェルナー
アリソン・オーウェン
ナターシャ・ワートン
『ショーン・オブ・ザ・デッド』(Shaun of the Dead)は2004年に製作されたホラー映画。監督はエドガー・ライト。イギリスでヒットしたが、日本では2004年にDVDスルーにされ未公開だった。しかし、イギリスの公開から約15年経った2019年3月より、TOHOシネマズでの限定公開が決定した[2]。
ゾンビ映画の金字塔『ゾンビ』(原題: Dawn of the Dead)をパロディにした作品。ホラー映画だがコメディでもあり、ラブ・ストーリーも絡んでくるので、公開時のコピーは"Rom Zom Com"だった(Rom=Romance, Zom=Zombie, Com=Comedy)。ライト・ペグ・フロスト・パークの関与する「スリー・フレーバー・コルネット3部作」第1作目に相当する。 ロンドンの家電量販店に勤める冴えないショーンは、その無気力で煮え切らない態度ゆえにガールフレンドのリズから振られてしまう。意気消沈したショーンだが、翌日起きてみると街中にゾンビがあふれていることに気づき、母親とリズを助け出すため居候のエドと共に奮闘する。 ショーンは家族や友人たちと身を守るためにパブに立てこもる。やがて建物は多くのゾンビに取り囲まれ侵入してくる者を撃退しつづけていたが、ついに雪崩れ込まれ一同は襲われる。 絶望的な状況の中ショーンとリズがなんとか抜け出したところに軍隊が現れゾンビは一掃されることとなる。 仲間のために必死で闘ったショーンであったが、その騒動から半年後のある日曜日の朝、彼はリズと共にソファーの上でくつろぎながらこれまでどおり食事は行きつけの店へ向かい後はまた家でだらだらして1日を過ごそうと考えている。そしてテレビには人間に制御されながら社会に馴染みつつあるゾンビたちの様子が映し出されている。
あらすじ
登場人物
主要人物
ショーン
演 - サイモン・ペッグ、日本語吹替 - 横島亘ロンドンの家電量販店に勤めている冴えない男。29歳。職場では、自分よりも年下の部下に完全になめられている。私生活では親友であるエドとピートの3人で共同生活をしている。恋人のリズとのデートにはいつも親友のエドを連れていき、場所はいつもパブ「ウィンチェスター」。そのためムードはぶち壊しでリズとは全く進展がないうえ、約束も破り続けていた。ある日、リズとのディナーの予約をし忘れたのを機についに彼女に振られてしまう。