ショーワ
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この項目では、ホンダ系の自動車部品サプライヤーについて説明しています。その他の「SHOWA」「ショーワ」を名乗る企業については「昭和 (曖昧さ回避)」をご覧ください。

株式会社ショーワ
SHOWA CORPORATION
ショーワ本社
種類株式会社
市場情報東証1部 7274
1964年4月9日 - 2020年11月11日
本社所在地 日本
〒361-8506
埼玉県行田市藤原町一丁目14番地1
設立1938年10月28日
業種輸送用機器
法人番号8030001086904
事業内容自動車部品
代表者代表取締役社長 杉山伸幸
資本金126億98百万円(2017年3月31日現在)
発行済株式総数76,020,019
売上高連結:2,866億9,200万円
単体:1,110億3,500万円
(2019年3月期)
営業利益連結:301億4,200万円
単体:71億6,500万円
(2019年3月期)
総資産連結:2,102億7,500万円
単体:1,220億1,400万円
(2019年3月期)
従業員数連結:12,615人
単体:2,710人
(2019年3月31日現在)
決算期3月31日
主要株主本田技研工業 100%
外部リンク[1]
特記事項:売上高等の数値はIFRS
2021年1月1日に日立オートモティブシステムズへ吸収合併され解散。
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株式会社ショーワ(: Showa Corporation)は、ケーヒンなどと並ぶかつて存在した大手自動車部品メーカー。本社は埼玉県行田市本田技研工業の100%子会社。目次

1 概要

2 沿革

3 生産拠点

3.1 日本国内

3.2 開発拠点

3.3 生産技術拠点

3.4 関係会社

3.5 日本国外

3.5.1 アジア

3.5.2 ヨーロッパ

3.5.3 北アメリカ

3.5.4 南アメリカ



4 関連項目

5 脚注

6 外部リンク

概要

二輪・四輪車向けショックアブソーバー(緩衝器)およびパワーステアリングシステムを主力製品とし、輸送用機器の精密機能部品などを製造。本田技研工業のグループ企業ではあるが、国内外の他メーカーにも部品を供給していた。

モータースポーツ活動からフィードバックしたショックアブソーバーと、専用スプリングをセットし一般ユーザー向けの自動車用自社ブランド『SHOWA TUNING』が存在した。

2019年10月30日、親会社である本田技研工業は、当社、ケーヒン日信工業の3社の株式を株式公開買付けで取得することを発表。3社は株式公開買付け成立後、本田技研工業の完全子会社となった。その後、2021年1月1日[1]に日立オートモティブシステムズを存続会社(同時に社名を変更して日立Astemoとなる)とした経営統合を実施し、当社は解散した[2][3]。本社工場は日立Astemo埼玉工場に、秦野工場は日立Astemo秦野工場に、御殿場工場は日立Astemo御殿場工場に、浅羽工場は日立Astemo袋井工場となった。

なお、子会社であるホンダカーズ埼玉北の株式は、2020年5月15日テイ・エス テックへ譲渡された[4][5]
沿革

1938年 - 昭和航空精機株式会社として東京都板橋区に設立。

1946年 - 本社を東京都王子区(現・北区)に移転。商号を株式会社昭和製作所に変更。

1953年 - 2輪車用ショックアブソーバの製造を開始。

1958年 - スーパーカブ用サスペンションの量産を開始。

1959年 - 2輪レース用ショックアブソーバーの供給を開始(マン島TTレース)。

1960年 - 愛知県春日井市に名古屋工場を設立。二輪車用ショックアブソーバ(フロントフォーク、リヤクッション)を製造。

1962年 - 4輪車用ショックアブソーバーの生産を開始。

1964年 - F1用ショックアブソーバーの供給開始。

1965年 - 埼玉県行田市に埼玉工場を設立。四輪車用ショックアブソーバを製造。

1972年 - シビック用ショックアブソーバーの量産開始。

1974年 - 海外2輪メーカーにショックアブソーバーの供給を開始。静岡県袋井市に浅羽工場を設立。二輪車用フロントフォークを製造。

1976年 - アコード用ショックアブソーバーの量産を開始。

1978年 - インドネシアにピー・ティー・ショーワ・インドネシア・マニュファクチャリングを設立。

1981年 - ブラジルにショーワ・ド・ブラジル・リミターダを設立。

1982年 - モトクロスアメリカ4タイトル独占、WGP500初タイトル獲得(ショーワ製ショックアブソーバーを装着)。

1986年 - インドにムンジャル・ショーワ・リミテッドを設立。

1988年 - 倒立フロントフォークを初めて導入(NS250R)。

1988年?1991年 - マクラーレン・ホンダ、F1の4年連続総合優勝を達成(ショーワ製ショックアブソーバーを装着)。

1990年 - 栃木県芳賀郡芳賀町に栃木研究所(現・栃木開発センター)を設立。

1991年 - 本社を埼玉県行田市に移転。

1993年 - 精機技研工業株式会社と合併し、商号を株式会社ショーワに変更。パワーステアリングの製造が加わる。タイにサミット・ショーワ・マニファクチャリング・カンパニー・リミテッドを設立。

1994年 - 米国の子会社3社(ショーワ・アメリカン・インコーポレイテッド、サンベリー・コンポーネント・インダストリーズ・インコーポレイテッド、ブランチェスター・エフシーエム・インコーポレイテッド)が合併、同時に商号をアメリカン・ショーワ・インコーポレイテッドと変更。

1997年 - 世界初、ラック・アシスト電動パワーステアリングの量産化に成功。

2001年 - 北米最高峰のオープンホイールカテゴリー、CARTにTeam KOOL Greenを通じ初参戦(ショーワ製ショックアブソーバを装着)。

2002年 - WGPをはじめ、世界各地の2輪レースでショーワ製ショックアブソーバー搭載車がタイトルを席巻。

2003年 - カスタマイズ市場へオリジナルブランド「SHOWA TUNING」を投入。

2005年 - B・A・RホンダにF1用ショックアブソーバーを供給。

2020年

5月15日 - 株式会社ホンダカーズ埼玉北の全株式をテイ・エス テックへ譲渡。

10月16日 - 本田技研工業による株式公開買付けが成立[6]

11月11日 - 東京証券取引所1部上場廃止[7]

11月13日 - 株式売渡請求により、本田技研工業の完全子会社となる。


2021年1月1日 - 日立オートモティブシステムズ(同日付で日立Astemoへ商号変更)へ吸収合併され解散。

生産拠点
日本国内

本社・埼玉工場 - 埼玉県行田市

秦野工場 -
神奈川県秦野市


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