ショーレ・アグダシュルー
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ショーレ・アグダシュルー
Shohreh Aghdashloo
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2008年トリノ・インターナショナル・フィルム・フェスティバルにて
生年月日 (1952-05-12) 1952年5月12日(72歳)
出生地テヘラン
国籍 イラン
配偶者Aydin Aghdashloo (1972-1979)
Houshang Touzie (1987-)
主な作品
砂と霧の家

 受賞
ニューヨーク映画批評家協会賞
助演女優賞
2003年砂と霧の家
ロサンゼルス映画批評家協会賞
助演女優賞
2003年砂と霧の家
その他の賞

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ショーレ・アグダシュルー(???? ???????, 英語表記: Shohreh Aghdashloo, 1952年5月11日 - )は、イラン女優テヘラン出身。主に舞台で活動。中東出身の俳優として初めてアカデミー賞候補となった人物である。



経歴

20歳の時、舞台役者としてキャリアをスタート。着実に俳優としての成長を続けた彼女は、25歳のときに出演したアッバス・キアロスタミ監督の『Gozaresh』の演技により、モスクワ映画祭の批評家賞に輝く。そして、1978年の『Sooteh-Delan』の演技において、彼女はイラン全土を代表する女優の1人としての地位を確立することとなる。

1979年イラン革命を期にイランからイングランドへと渡英。政治に関心があった彼女は大学で政治学を勉強し、国際関係論の学士号を得る。舞台俳優としてのキャリアも積み続けた彼女は、1987年ロサンゼルスへと渡った。彼女はアメリカのイラン人のため、ペルシャ語による劇団を設立した[1]

アメリカにおける映画俳優としてのキャリアは、中東の出身で訛りのある英語を喋る役者であるが故に停滞を続けたが、2003年についにその実力が花を開く。ドリームワークスの製作によるヴァディム・パールマン監督の『砂と霧の家』で、ベン・キングズレーが演じるイランから亡命した一家の長の妻を演じ、アカデミー賞助演女優賞候補を受ける。この演技によりインディペンデント・スピリット賞を始め、数々の映画賞で助演女優賞を受賞した。

アカデミー賞候補を受けた後は出演のオファーが増え、テレビシリーズの『24 -TWENTY FOUR-』ではテロリストの1人・ディナ役を演じる。『ウィル&グレイス』や『ER』などの人気ドラマにもゲスト出演した。映画でも全米1位となった『エミリー・ローズ』に脇役ながら出演。人気シリーズ『X-MEN:ファイナル ディシジョン』では原作にも登場するカヴィタ・ラオ博士を演じた。2006年9月にはケイシャ・キャッスル=ヒューズと『マリア』で共演した。2015年から2022年にかけてはSFドラマシリーズ『エクスパンス -巨獣めざめる-』でメイン出演をつとめた。

名字のアグダシュルーは彼女の元夫である画家のAydin Aghdashlooからであり、元々の名字はVaziri-Tabarである。その後は脚本家で俳優のHoushang Touzieと1987年に結婚し、子供が1人いる。
主な出演作品
映画

公開年邦題
原題役名備考
1993
風と共に去る20ドル!?
Twenty Bucksゴーダ・ホリデイ
2003砂と霧の家
House of Sand and Fogナディインディペンデント・スピリット賞助演女優賞 受賞
2005エミリー・ローズ
The Exorcism of Emily Roseアダニ博士
2006アメリカン・ドリームズ


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