ショーシャンクの空に
The Shawshank Redemption
監督フランク・ダラボン
脚本フランク・ダラボン
原作スティーヴン・キング
『刑務所のリタ・ヘイワース』
製作ニキ・マーヴィン
『ショーシャンクの空に』(ショーシャンクのそらに、原題: The Shawshank Redemption、直訳「ショーシャンクの贖い」)は、1994年に公開されたアメリカ合衆国の映画。スティーヴン・キングの中編小説『刑務所のリタ・ヘイワース』(Rita Hayworth and Shawshank Redemption)の映画化であり、脚本・監督はフランク・ダラボン。
冤罪によって投獄された有能な銀行員が、刑務所内の人間関係を通して、腐敗した刑務所の中でも希望を捨てず生き抜いていくヒューマン・ドラマ[4]。
ダラボンがキングから映画化権を購入したのは1987年であったが、着手したのはその約5年後であり、脚本を書くのに8週間掛かったという。キャッスル・ロック・エンターテインメント社に脚本を提出した2週間後、ダラボンは2,500万ドルの予算を確保して1993年1月に本作の製作を開始した。映画の舞台はメイン州だが、撮影のほとんどはオハイオ州のマンスフィールドで行われ、同地のオハイオ州立少年院跡がショーシャンク刑務所となった。当初アンディ役にはトム・ハンクスやトム・クルーズ、ケビン・コスナーなど、当時のスター俳優が検討された。音楽はトーマス・ニューマンが担当した。
主人公の銀行員アンドリュー・デュフレーン(アンディ)をティム・ロビンス、囚人仲間の調達屋エリス・レディング(レッド)をモーガン・フリーマン、悪徳な刑務所長サミュエル・ノートンをボブ・ガントンが演じ、他にウィリアム・サドラー、クランシー・ブラウン、ギル・ベローズ、ジェームズ・ホイットモアらが脇役として出演している。