ショッカー首領
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}

仮面ライダーシリーズ

仮面ライダー

ショッカー > ショッカー首領

ゲルショッカー > ショッカー首領


仮面ライダーストロンガー > ショッカー首領

仮面ライダーシリーズ第1期登場怪人一覧 > ショッカー首領

ショッカー首領
仮面ライダーシリーズのキャラクター
初登場『仮面ライダー
作者石ノ森章太郎(原作)


納谷悟朗(昭和テレビシリーズほか)

関智一(『仮面ライダー3号』ほか)

テンプレートを表示

ショッカー首領(ショッカーしゅりょう)は、特撮テレビドラマシリーズ「仮面ライダーシリーズ」の作品に登場する架空のキャラクター。ショッカー大首領(ショッカーだいしゅりょう)とも呼ばれる[1]

ここでは、その別の姿であるゲルショッカー首領やデストロン首領・岩石大首領などについても記述する。
概要

オリジナルは特撮テレビドラマ『仮面ライダー』に登場。その名の通り、悪の秘密結社ショッカーを率いる首領である。『仮面ライダー』後半ではゲルショッカー、『仮面ライダーV3』ではデストロンに組織を鞍替えしている。

その後、『仮面ライダーストロンガー』で登場する岩石大首領がショッカーから『仮面ライダーストロンガー』のデルザー軍団までを操っていた黒幕であることが明かされる。さらに、テレビスペシャル『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』ではショッカーから『仮面ライダーZX』のバダンまでの黒幕であるバダン総統が登場している。

その正体は謎に包まれ、昭和仮面ライダーシリーズの映像作品中では明らかにされていない。しかし、後年の作品では個々に設定を設けているものもある。
各作品でのショッカー首領
テレビシリーズ
『仮面ライダー』

諸元ショッカー首領
別名ショッカー大首領
身長不明
[2][3]
体重不明[2][3]
出身地不明[2][3]

当初は姿を一切見せず、各地のショッカー基地にある鷲型のレリーフから声で指令を送るのみであった。上層の構成員はおろか、歴代の大幹部でも直接謁見することはできなかったという[4]。一人称は基本的に「私」だが、最終回(第98話)では「俺」「ワシ」と発している。初期は首領自身がショッカーと呼ばれていた[5][6][注釈 1]

仮面ライダー1号・仮面ライダー2号による敗戦が重なった末にはショッカーを見限り、ゲルダム団と結託してゲルショッカーを組織する[注釈 2]。最終回(第98話)ではブラック将軍と再生怪人たちが1号・2号に倒された直後、浜名湖湖畔にて赤い三角頭巾とマント姿で出現する。その後、浜名湖地底のゲルショッカー本部に突入してきた1号・2号と対峙した際に晒された三角頭巾下の素顔には無数の毒蛇が絡みついていたが、これも首領の仮の顔であり、その下には巨大で不気味な単眼(一つ目)の怪物の顔が隠されていた。追い詰められて顔面から閃光を放ち、体から毒ガスを噴出して抵抗したものの敵わず、最後は1号・2号を道連れに自爆しようとする。しかし、首領本体は残された眼球のような球体に逃げ延びていた[12]

なお、巨大な目玉は第66話でショッカー墓場の十字架の中央部分、赤い三角頭巾と赤いマント姿は第67話でV作戦=仮面ライダーを抹殺するために開発した、改造人間の肉体組織を破壊するアンドロガスを放出するライダー破壊人形の1体に赤い頭巾とマントを着用という形ですでに登場していた。
首領の正体
テレビマガジン』1972年10月号掲載の「ショッカーのひみつ100」では、正体は読者が知っているような人物かもしれないと脅かしつつ[14]、地球人であると明言されていた[15]。プロデューサーの平山亨も、後年のインタビューで「正体はいつもボカしていたけど、案外そこら辺に歩いているお爺さんじゃないかって思ったりもした」と当時の構想を語っている[16]。しかし、シリーズが続くと宇宙からの来訪者であることがほのめかされるようになる(詳細は後述)。ゲルショッカー首領のデザイン画では単眼(一つ目)の顔と蛇の絡みついた顔が並んで描かれており[4]、その2案とも採用したために「蛇の群れの下に隠された一つ目」という造型となった[17]。書籍『仮面ライダー大研究』では、石ノ森側と制作スタッフ側で案を一本化できなかったために両案を採用することになったと記述している[18]。最終回(第98話)の制作前に毎日放送ではゲルショッカー首領の正体のデザインを公募しており、書籍『仮面ライダー大研究』では応募の大多数はゲルショッカーのシンボルマークを模した「鷲と蛇の合成怪人」であったという噂があることを記述している[18]。最終話(第98話)の脚本では、岩山から巨大な姿を表すと描写されていた[19][18]
制作関連
ショッカーのレリーフは発泡スチロールの削り出しで急造されたものであり、アジトに象徴的なモチーフを置くことによって舞台的なイメージを持たせることが意図された[20]。資料によっては、レリーフの造型は準備段階での美術を担当した三上陸男によるものと記述しているが[20]、三上の後任として美術を担当した高橋章は、当時エキスプロダクションに出入りしていた彫刻家の池田宗弘によるものだと証言している[21]。首領が喋る際の演出は、視聴者に毎回同じとは思われたくないという照明の太田耕治の意向により、照明の色やフィルターの形状などが変更されていった[22]。声を担当した納谷悟朗は、音響監督の太田克己の「かっこ良くやればいい」という意見に基づき、手下に容赦しない非情さと統率者としての威厳を意識して「怖く強く絶対である」というイメージで演じたと述べている[23][注釈 3]
『仮面ライダーV3』

諸元デストロン首領
身長不明
[24]
体重不明[24]
出身地不明[24]

『仮面ライダー』の最終話(第98話)で基地と共に自爆したかに思われていたが、新組織・デストロンを結成し、再び世界征服に乗り出す[注釈 4]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:231 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef