ショッカー怪人(ショッカーかいじん)とは、特撮テレビドラマシリーズ「仮面ライダーシリーズ」の作品に登場する架空のキャラクターの総称である。 オリジナルは特撮テレビ番組『仮面ライダー』に登場。悪の秘密結社ショッカーの尖兵として悪事を働き、仮面ライダーと戦う悪役である。 従来の怪獣や異星人とは異なる「怪人」という概念を確立し、『仮面ライダー』の人気を支える要素の一つとなった[出典 1]。 基本的に実在の生物・植物を人間と融合させた姿を持っており、「蜘蛛男」「キノコモルグ」「トリカブト」「ミミズ男」などモチーフとなった生物からネーミングされている[注釈 1]。仮面ライダー自身もショッカーに「バッタ男」として改造されて誕生したという経緯がある。実在の生物以外にも、古代生物(ザンブロンゾ、プラノドン)、架空の古代生物(ピラザウルス、ユニコルノス)、UMA(スノーマン)、無機物(ゴースター)、ミイラ(エジプタス[注釈 2])など、さまざまな素材による怪人も登場している[注釈 3]。 初登場時点でショッカーの怪人とされた怪人(別作品のキャラクターが映画でのみショッカーの怪人と定義された例は含まない)。 『仮面ライダー』テレビシリーズの各話に新規怪人が登場する。 怪人たちは改造を受けてショッカーに忠実な操り人形となっているが、中には自ら望んで改造を受けた者も存在する。全世界の人間の全データがインプットされたショッカー・コンピュータによって主に必要に応じた優秀な人材や改造人間に適した素材を選出し、その中でも特に優秀な能力を持つ者だけが改造人間になると同時に、各支部と作戦の陣頭指揮を任される幹部格の栄誉を与えられる[10]。 当初は知力や体力が並外れた人間が改造されていたが、後にそれらが特に優れているわけではない一般市民が改造された例もある[注釈 4]。 怪人名紹介した図鑑テレビシリーズでの名称出典
概要
各作品のショッカー怪人
テレビシリーズのショッカー怪人詳細は「ショッカー怪人 (テレビシリーズ)」を参照
放送当時の未登場怪人
イソギンチャーゲル『たのしい幼稚園新案カード 仮面ライダー図鑑』[11]
どくバラおんな[11]
サメおとこ[12][13]
タコおとこ[12][13]
バッファローおとこ『たのしい幼稚園新案カード 図鑑ぼくらの仮面ライダー』[12][13]
きくおんな[12][13]
ファイアマン[12][13]
かっぱおとこ[出典 2]
くじゃくおんな[出典 2]
かかいじんモスキートモスキラス
いっかくじゅうおとこユニコルノス
テレビ本編以外の別メディア作品には登場した怪人
ワニ男
石森章太郎による初期の検討用デザインで描かれた[出典 3]。『たのしい幼稚園』1972年4月号掲載の漫画版に登場し[16]、『たのしい幼稚園新案カード 仮面ライダー図鑑』でも紹介された[12][13]。
ヒドラーゲン
第4クール初期用に書かれたNG脚本「怪人ヒドラーゲン」[18]に登場する怪人。『たのしい幼稚園新案カード 仮面ライダー図鑑』で紹介された[出典 2]。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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