ショッカーライダー
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仮面ライダーシリーズ

仮面ライダー > ゲルショッカー > ショッカーライダー

仮面ライダーシリーズ登場怪人一覧 > 仮面ライダーシリーズ第1期登場怪人一覧 > ショッカーライダー

ショッカーライダー
仮面ライダーシリーズのキャラクター
初登場『仮面ライダー
作者

石ノ森章太郎(原作)

出渕裕(『THE NEXT』デザイン)

池水通洋ほか(『仮面ライダー』)
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ショッカーライダーは、特撮テレビドラマシリーズ「仮面ライダーシリーズ」の作品に登場する架空のキャラクターである。
特徴

オリジナルは特撮テレビ番組『仮面ライダー』に登場。シリーズ初の仮面ライダーの偽物であり[1][2]、悪の仮面ライダーの元祖ともされる[3]

ショッカーライダーの原点は石森が描いた漫画版に登場する「13人の仮面ライダー」[注釈 1]であると紹介されることもあるが[出典 1]、テレビ版プロデューサーの阿部征司はこれを否定している[7]。しかし、後年の作品では漫画版とテレビ版へのオマージュとして登場しているものもある。

テレビシリーズにおいても漫画版と同様に複数体が登場するのが特徴であるが、仮面ライダーと同様の変身は行わなかったため、設定上は仮面ライダーとの同質性を内包しながら、同時期に登場した『快傑ライオン丸』のタイガージョーや『人造人間キカイダー』のハカイダーなどのような「主人公と同質のライバル」という個性を獲得するには至らず、怪人に準じる存在に留まった[8]
『仮面ライダー』に登場するショッカーライダー

諸元ショッカーライダー
身長180 - 185 
cm[出典 2][注釈 2]
体重70 - 75 kg[出典 2][注釈 2]
出身地不明[9][10][注釈 3]
アジト筑波山近くの石切り場[9][10]
鳴き声ギィィィ[出典 3]
弱点連携の悪さ[出典 4]

第91話 - 第94話に登場。2号以降の登場は第93話より。

ゲルショッカーが仮面ライダーの設計図をもとに作り上げた仮面ライダー新1号と同型の改造人間で、1号から6号の全6体が存在する。本物とは異なり手袋とブーツは黄色[出典 5]。またマフラーの色も全員異なり、眼の周囲が黒く縁取られている[出典 6]。本郷猛の声帯機能を持っており[11]、本郷と同じ声を出すことも可能。

本物の仮面ライダーと同じ身体能力を有するうえ[出典 7]、指先から弾丸[注釈 4]を発射したり、爪先に隠し短剣を仕込み[12][19]、武器として使用するなど、怪人としての特殊武器も備えている[出典 9]。それぞれ独自の特殊能力も有しているという設定だが、劇中では使われなかった[注釈 5]

ゲルショッカーの活動を妨害するアンチショッカー同盟を壊滅させることと、彼らが手に入れた首領の正体が記録されたコンピューターテープを強奪することが使命である。No.1とNo.2が活動した後、第93話で6人全員が姿を現す。第94話で、首領がいるとされる筑波山へやってきた新1号・新2号を全員で待ち伏せしたが、新1号・新2号の新技ライダー車輪を受け、互いに空中で激突して爆発し、全滅する。

改造人間としての基本性能は本物の仮面ライダーと同等でも、自己の強さに慢心せず常に鍛錬を重ねてきた彼らとは、技の精度で差が開いていた[23]。また、ショッカーライダーは6人とも互いを信じていないため、新1号と新2号のように力を合わせることができない[24]。そういった理由から、人数の優位も活かせずに敗れたとされる。

スーツアクター - 大杉雄太郎[19]中屋敷哲也[出典 10]河原崎洋夫[出典 10]新堀和男[25]

初登場時は「にせ仮面ライダー」と表記されていた。各個体名は、第93話では「No.◯」と名乗っているが、第94話のオープニングクレジットでは「◯号」と表記している[5]。前者はアフレコ時のアドリブによるもので、正式な表記は脚本での表記である後者とされる[10]

スーツはそれぞれ新1号の予備スーツを流用したもので[26][5]、3号と6号のスーツはビニールレザー製である[5]

ショッカーライダーの登場は、年末年始での視聴率低下対策として導入されたものである[7]。この時期、毎日放送は次作『仮面ライダーV3』の準備に注力していたため、内容は東映側の主導で決定された[7]。仮面ライダーの偽物という案は、メインライターの伊上勝によるものである[7]。プロデューサーの阿部征司は、ショッカーライダーありきの展開ではなく、伊上が得意とする秘宝争奪戦の中で動かしやすいキャラクターとして創作されたものであったと述べている[7]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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