ショコラの魔法
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ショコラの魔法
ジャンル
少女漫画ホラー
ダーク・ファンタジー
漫画
作者みづほ梨乃
出版社小学館
掲載誌ちゃお
ちゃおデラックス
レーベルちゃおコミックス
発表期間2009年 -
巻数既刊24巻(2024年3月現在)
小説
著者穂積りく
宮沢みゆき
出版社小学館
レーベル小学館ジュニア文庫
刊行期間2011年7月14日 -
巻数既刊5巻(2014年8月時点)
OVA
原作みづほ梨乃
監督芦野芳晴
脚本横手美智子、樋口達人、山下憲一
キャラクターデザイン満若高代(第1話-第9話)、佐野隆雄(第10話-)
音楽麦嶋哲也
アニメーション制作SynergySP
製作小学館集英社プロダクション
話数全13話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『ショコラの魔法』(ショコラのまほう)は、みづほ梨乃による日本漫画作品。『ちゃお』(小学館)および『ちゃおデラックス』(同)にて不定期掲載中。単行本は2024年2月現在、同社のちゃおコミックスより既刊23巻。『ちゃお』2011年4月号からDVD付録でOVAとしてアニメ化されている[1]。2021年6月に山口真帆主演で実写映画版が公開[2]。2020年4月時点でシリーズ累計発行部数は180万部を記録している[3]。2021年、第66回小学館漫画賞児童向け部門を受賞[4]
あらすじ

深く濃い森の中、悩む人のもとにだけ現れるチョコレート屋「ショコラ・ノワール」。食べると願いが叶う不思議なチョコレートを作っているショコラティエで魔女である哀川ショコラはチョコレートを売る代わりに「あなたの大切なもの」をひとつ奪っていく。代償を払い願いを叶えた先にあるのは希望か、絶望か―――――。
登場人物
ショコラ・ノワール.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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あまり重要でない事項が過剰に含まれているおそれがあり、整理が求められています。(2020年11月)


全体として物語世界内の観点に立って記述されています。(2020年11月)



哀川 ショコラ(あいかわ ショコラ)
- ゆかな本作の主人公。食べると願いの叶う魔法のチョコレートを作るショコラティエで、漆黒のゴスロリファッションを身にまとう美少女。彼女の店『ショコラ・ノワール』の元には願いを持つ多くの客がやってくる。過去に父の秀我を亡くしており(母は不明[注 1])、その際にチョコレートの悪魔・カカオ(後述)から、秀我に与えるはずであった「人の心を抽出する力」をもらい、「黒き魔女・ショコラノワール」となった。幼少期に秀我の店が燃えたときのトラウマから炎を苦手としており、時には倒れてしまうこともある。父の死後はカカオと一緒に暮らしていて、徐々にカカオに好意を抱きはじめている。基本的にクールな性格でポーカーフェイスだが、カカオがブランシェに殺されそうになった時に一度だけ声を荒らげたことがある。代償をもらうときは、「いただいていくわね、あなたの〇〇」、チョコを食べた者が悪人なら、「〇〇な者、黒き闇に堕ちていきなさい」、ごく稀にチョコを食べた者が善人の場合、「〇〇な者、白き光に捧げなさい」と言う。
カカオ・テオブロマ
声 - 宮田幸季ショコラの父・秀我が呼び出したチョコレートの悪魔でショコラの相棒でもある青年。どことなく冷たい目つきの美形だが、普段は黒猫の姿で過ごしている。秀我の契約を継いだショコラに魔力を授け、共に暮らしている。何かとショコラに執着している所があり、色々と謎が多い。
ショコラの関係者
哀川 秀我(あいかわ シュウガ)
声 -
緑川光(OVA第1シリーズ 第6話)ショコラの父で、凄腕のショコラティエ。その才能は一流だったが、自信過剰でさらっと人を傷つけかねない言葉を言いやすく、それが原因で獅堂の怒りを買い、逆恨みされることとなった。彼の才能をねたむ師匠である獅堂の企みで経営するチョコレート屋とレシピを燃やされ、「究極のチョコレート」を求めて奔走した[注 2]。その後、カカオと契約しようとした際にショコラを生贄にしようとしたが、娘への愛から正気に戻りためらったため、ショコラの身代わりとなる形でその場で急死した。
ショコラの祖父
声 - 佳月大人(OVA第2シリーズ第1話・通算OVA第10話)ショコラの祖父で、秀我と同様に故人。フランス人である。ショコラの館には、ある鍵でないと開かない祖父の部屋がある。
獅堂 龍山(しどう りゅうざん)
声 - 星野充昭(OVA第1シリーズ 第6、9話)秀我のチョコ作りの師匠。自分以上のショコラティエとなった秀我をねたみ、殺そうとしていた。カカオ豆が秀我の店に回らないようにあらゆる店に脅しをかけ、遂には秀我の店を放火した。秀我の憎悪の心で作られたショコラのチョコレートを食べ、味覚を奪われた。味覚を失ったその後は精神を病み、自分の息子(光牙の父)にショコラへの恨みを吐きつつ、喚きながら亡くなったことが語られている。
獅堂 光牙(しどう こうが)
龍山の孫。駆け出しのショコラティエの青年。幼少の頃にショコラと出会っていたが、ショコラ本人は覚えていなかった。狡猾な祖父や実父とは違い、チョコ作りに関しては正々堂々と勝負したいという真っ当な志を持つ良心的な性格の持ち主。ショコラに密かな好意を寄せていた。ショコラ・ノワールを訪れ、かつて秀我が優勝した関東製菓コンクールにショコラを誘うが、それは祖父の仇として彼女を恨んでいた実父から仕向けられたものだった。しかし光牙本人は彼女と真っ向から勝負をしたかっただけで、そのつもりではなかった。ショコラのチョコレートを食べ、その代償にショコラに関する記憶を失った。その数年後、新聞でも紹介される程の有名なショコラティエに成長し、ショコラに関する記憶は失いながらも「ショコラ・A」として微かに彼女の事を覚えていた。
獅堂シェフ
光牙の父で、龍山の息子。下の名前は不明。父親譲りの狡猾な性格で、亡くなった父から味覚を奪ったショコラに強い恨みを持つ。
ミル
ショコラが駆け出しの魔女だった頃、偶然魔界のサバトに迷い込んだ際助けてくれた人間の少年。年齢は不明だがショコラの同年代か少し上と思われる。彼もまた魔界に迷い込んでいたが、ショコラとは違いそのまま魔界に移り住み、母代わりとなった魔女エルザと暮らしていた。しかしエルザが突然病に倒れ、魔法も使えず魔界で暮らすスキルもないミルは泥棒で暮らしを凌ぐしかなかった。数年後、サバトで願いが叶うチョコがあると聞き、チョコを買う余裕がないため盗んだ際にショコラと再会した。ショコラとカカオが家まで駆けつけ、さらに自分が助けた少女がチョコレート屋の主人になっていたことに驚愕した。そこでにぎやかしいことに気づいたエルザが現れ、泥棒をしている事情を話せざるを得ないこととなった。そしてエルザの病を治して2人で魔界に暮らしたいと願った。ショコラはチョコレートで作った塗薬ショコラ「ソリッドパフューム」を与えた。ただし人間のお客のため代償を払わなければならず、その代償が何かに察しがついたのかショコラと交わした約束「人間界で再び会おう」と言ったことを思い出し果たせなかったことを謝罪した。代償はショコラとの全ての思い出。


カカオの関係者
ブランシェ
「白き魔女」と呼ばれる、ショコラと同じショコラティエ。カカオのことが大好きで、カカオと一緒にいるショコラを憎んでいる。ショコラとは正反対に純白のロリータファッションのショートドレスを着ている。愛くるしい純粋そうな見た目だが、他人の命を何とも思わない冷酷な本性を持つ。ブランシェの店「サロン・ド・ブランシェ」では、願いをかなえるごとに、他人の魂を生贄としてもらっている。その正体は白雪(カカオの前契約者)の魂が入った失敗作の
人形。ブランシェとして生まれた後、カカオと共に、生贄と引き換えに魔法のチョコレートで強い欲[注 3]を持ったあらゆる人々の魂を集めていた。しかし、その途中にブランシェのチョコレートで人生が崩壊した[注 4]客達からクレームをつけられ、暴行を受けてしまう。人形である肉体が半壊し、人形師の傀儡に預けられると同時にそのままカカオと疎遠になってしまった[注 5]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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