シュガー・ラッシュ
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この項目では、映画について説明しています。そのエンディング曲については「Sugar Rush」をご覧ください。

シュガー・ラッシュ
Wreck-It Ralph

監督リッチ・ムーア
脚本フィル・ジョンストン
ジェニファー・リー
製作クラーク・スペンサー
製作総指揮ジョン・ラセター
出演者ジョン・C・ライリー
ジャック・マクブレイヤー
ジェーン・リンチ
サラ・シルバーマン
音楽ヘンリー・ジャックマン
主題歌アウル・シティー「When Can I See You Again?」
AKB48Sugar Rush
製作会社ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ
配給ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開 2012年11月2日
2013年3月23日
上映時間101分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$165,000,000
興行収入$471,222,889[1]
$189,422,889
30億円[2]
次作シュガー・ラッシュ:オンライン
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『シュガー・ラッシュ』(原題:Wreck-It Ralph)は、リッチ・ムーア監督による2012年の3Dコンピュータアニメーション映画であり、また作中に登場するゲームの名前。
概要

アーケードゲームの世界で悪役キャラクターを演じてきたラルフが、ヒーローになる夢をかなえるために冒険に旅立つファンタジーアドベンチャー映画ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作で、ウォルトディズニーアニメーションスタジオ長編作品としては52作目となる。

日本では、日本語吹き替え版(2D版と3D版)のみで劇場公開された[注 1]。劇場公開時に短編アニメーション『紙ひこうき』が同時上映された[3]。また、続編として『シュガー・ラッシュ:オンライン』が公開された。
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内容過剰にならないよう1500文字から2500文字の間で記載してください。詳しくはノートをご覧ください。細かな描写や説明は記事そのものに不要です。

閉店後のとあるゲームセンターでは、ゲームキャラクターたちが意思を持ち、ゲーム世界をつなぐ「ゲーム・セントラル・ステーション」を辿って他のキャラクターと交流していた。アーケードゲーム「フィックス・イット・フェリックス」の悪役ラルフは、今の境遇に不満を抱え、稼働30周年を機に悪役セラピーに参加しても満足できず、他のキャラクターたちがパーティーを開いているのを目撃。思わず乗り込むも歓迎されず、自分もヒーローになって見返すと宣言。反論するジーンとで「ヒーローのメダル」を入手すれば、最上階の部屋に住まわせるという賭けを行う。

FPS「ヒーローズ・デューティ」に潜り込んだラルフは、なんとかメダルを獲得するがサイ・バグの1匹に襲われたまま一緒に別のゲーム「シュガー・ラッシュ」の世界へと迷い混んでしまう。その頃「フィックス・イット・フェリックス」は、ラルフが画面に登場しなくなったことで「故障中」の札が貼られてしまう。ゲームの撤去を防ぐためフェリックスはラルフを連れ戻すべく「ヒーローズ・デューティ」に乗り込み、ゲームセンター廃業を危惧しサイ・バグを追うカルホーン軍曹に一目惚れ。「シュガー・ラッシュ」の世界へついて行く。

レースゲーム「シュガー・ラッシュ」でラルフは、ヴァネロペにメダルを横取りされる。憤慨するラルフだったが、彼女は自身のプログラムの不具合のせいで、レース出場を禁じられ同じ世界の住人たちからも疎まれていた。ラルフは彼女を助け、優勝すればメダルを返してもらう約束を交わし協力し交流を深めてゆく。

しかし、レース参加の直前、メダルを手にしたキャンディ大王がラルフのもとに現れ、ヴァネロペがレースに出て不具合が見つかると、ゲーム筐体が故障とみなされ撤去されてしまい、彼女だけが消滅してしまうため、あえてレースから締め出していると話す。ラルフは、戸惑いつつもヴァネロペにそれを伝えるが、ラルフが服の下に隠していたメダルを見つけた彼女は、裏切られたと勘違いし口論になる。ラルフは一緒に作ったレースカーを壊し、泣き崩れるヴァネロペに罪悪感を感じながら自分の世界へと帰っていく。

その頃、フェリックスは、困難を乗り越える内にカルホーン軍曹と惹かれ合うが、ふいのセリフが彼女のトラウマを刺激し喧嘩別れとなり、一人で向ったキャンディ大王の城でサワー・ビルに捕まってしまう。

戻ってきたラルフは、ジーンに最上階の部屋の鍵を貰うが、皆が逃げ出し無人となったマンションに気持ちは晴れずメダルを投げ捨てる。飛んでいくメダルの先で、不具合で登場しないはずのヴァネロペが描かれた「シュガー・ラッシュ」の筐体が見え[注 2]、不審に思ったラルフは再び「シュガー・ラッシュ」の世界へ向かい、そこで真実を知る。実はヴァネロペもプレイヤーキャラクターの一人であり、彼女がレースに参加してゴールラインを超えるとゲームがリセットされるため、キャンディ大王が彼女に関するプログラムを全て抜き取り、その世界の住人の記憶も封印していた。ラルフは、助け出したフェリックスにレースカーを直してもらい、ヴァネロペも救出し和解、レースへと参加させる。だが一方でカルホーン軍曹は大繁殖したサイ・バグの群れを発見していた。

スタートが大きく出遅れたヴァネロペは、自身の「不具合」を利用した瞬間移動を駆使し先頭になるも、キャンディ大王の妨害の手が迫る。偶然、ヴァネロペに触れられたキャンディ大王は彼女から感染したバグにより、ターボという正体を現す。彼はかつて、自分のゲームを放棄し新型レースゲームに侵入し互いのゲーム機に不具合を発生させ、ゲーム機と共に消滅したと思われていたが生き延び、「シュガー・ラッシュ」世界のプログラムを書き換え、この世界を支配していた。辛くもターボをかわし、ヴァネロペがゴール寸前まで来た時、サイ・バグの大群が溢れ出し、この世界を喰い荒らし始める。カルホーン軍曹の指揮の下、全住人が逃げ出すが、ヴァネロペだけが「不具合」のため出られずにいた。

「ビーコン」と呼ばれる眩い光の柱を灯すことでサイ・バグを集めて殲滅することを思い出したラルフは、「ダイエットコーラ火山」を噴火させビーコンの代わりにする作戦を思いつく。そこに、サイ・バグと融合したターボが現れ邪魔をするが、作戦は成功。そのまま火口に落ちゲームオーバーを覚悟するラルフを瞬間移動でヴァネロペが助け出し、ターボはサイ・バグの本能には逆らえないまま、大噴火の火柱に飛び込み消滅した。

ゴールラインをヴァネロペのレースカーが通過し、住人たちの記憶が蘇る。彼女こそ、このゲームの主人公であり、国を統べる王女だった。しかし、彼女は王女よりもレーサーであることを望み、住人たちと和解した。ラルフはこの世界で一緒に暮らすことをヴァネロペに誘われるが、悪役の務めを果たしに自分の世界に戻る意向を伝え、この世界を後にした。

その後、ゲーム機を失い、行き場を失っていたゲームキャラクターたちをボーナスステージで登場させたことで「フィックス・イット・フェリックス」はレトロゲームとして人気が再燃した。フェリックスはカルホーン軍曹と結婚、ラルフの境遇は以前と変わらないが、住民たちと和解し、悪役の仕事にも誇りを感じられるようになり、ヴァネロペは子供たちの人気者になっていた。
登場キャラクター
主要人物
レック・イット・ラルフ(Wreck-It Ralph)
本作の主人公。1980年代のレトロアーケードゲーム「フィックス・イット・フェリックス」の悪役。身長9フィート(約2.7m)、体重643ポンド(約290kg)の大男。怪力でアパートビルを殴り壊し、主人公フェリックスを妨害するのが仕事。


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