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シュガー・ラッシュ:オンライン
Ralph Breaks the Internet
監督リッチ・ムーア
フィル・ジョンストン
『シュガー・ラッシュ:オンライン』(原題:Ralph Breaks the Internet)は、2018年公開のアメリカ合衆国のコンピュータアニメーション・エンターテインメント・アドベンチャー映画。日本での公開は2018年12月21日[3]。 ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオが製作する57作目の長編作品であり、2012年に公開された『シュガー・ラッシュ』の続編である。また、同社の続編長編作品としては4作目であり、3DCG作品以降としては初となる。 日本での前作の配給はウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンが担当していたが、本作の配給は『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』、『スティッチ!パーフェクト・メモリー』、『レッドタートル ある島の物語』、『メアリと魔女の花』で製作を担当してきたウォルト・ディズニー・ジャパンが担当することとなった。また、前作ではウォルト・ディズニー・ジャパン代表取締役であるポール・キャンドランド 前作の冒険から6年後のある日、アーケードゲーム「フィックス・イット・フェリックス」の悪役であるラルフは、レースゲーム「シュガー・ラッシュ」の主人公ヴァネロペが同じコースに飽きていることを知り、親友である彼女のために新しいコースをプレゼントし喜ばせる。ところが、喜んだ彼女がプレイヤーの意思を無視し新しいコースの走行を続けたため、「シュガー・ラッシュ」筐体のハンドルが故障し、廃棄処分されることとなる。それにより、大好きなレースができないと落ち込むヴァネロペを元気付けるため、ゲームセンターで遊んでいた子供たちがネットオークションで「シュガー・ラッシュ」のハンドルが出品されていることを調べていたことを思い出し、新たなハンドルを手に入れるため、ゲームセンターに設置されたばかりのWi-Fiでインターネットの世界へ行き、オークションサイトで新たなハンドルを手に入れることを提案する。 インターネットの世界へと足を踏み入れた2人は、早速オークションサイトでハンドルを見つけるが、より大きな数字を言った者が勝利するゲームだと勘違いをし、2万7001ドルという高額で落札してしまい、24時間以内にお金を稼がなくてはならなくなってしまう。そこで彼らは、ポップアップ広告主のJP・スパムリーという男に紹介されたゲームアイテム換金サイトで、レースゲーム「スローターレース」のカリスマレーサーシャンクが持つ車を盗み、そのパーツを転売することで高額なお金を得ようと試みる。 「スローターレース」のサイト内でシャンクの車を盗んだラルフとヴァネロペだが、彼女から逃げ切れず車を取り戻されてしまう。「シュガー・ラッシュ」での変わらない日々が続く刺激のない毎日に飽きていたヴァネロペは、予測できないレース展開とシャンクの見事なレーステクニックに魅了され、このレースゲームに惹きつけられるのだった。ラルフたちの事情を知ったシャンクは、ラルフの面白動画を人気動画サイト「バズチューブ」に投稿し、人気を得ることでお金を稼ぐことができることを2人に教える。 「バズチューブ」の運営者でありシャンクの友人であるイエスの協力を得て、ラルフの面白動画を次々と投稿し人気を得ることに成功する。さらに人気を得るため、ヴァネロペはディズニーのウェブサイト「Oh My Disney」を訪れ、そこで白雪姫やシンデレラなど14人のディズニープリンセスたちと出会い仲良くなる。 一方、一刻も早くハンドルを手に入れて元の世界に戻りたいと願っていたラルフは、偶然ヴァネロペとシャンクの会話を盗み聞きしてしまう。その会話の内容は、ヴァネロペはラルフと共に暮らしていたゲームセンターを離れ、「スローターレース」で暮らしたいというものだった。親友であるヴァネロペが「スローターレース」の悪影響を受けたのではないかと思ったラルフは、かつて遊んだレースゲームがウイルスによってフリーズしたのを思い出し、「スローターレース」にウイルスを侵入させてゲームをフリーズさせ退屈なものにしようと画策し、JP・スパムリーの部下ゴードのいとこであるダブル・ダンからコンピューターウイルスを借りる。そのウイルスアーサーはあらゆる不安要素をコピーし、それを感染させる危険なウィルスで、ヴァネロペの不具合をコピーし「スローターレース」に感染させ、リセットさせる危機に陥ってしまう。ゲームオリジナルキャラクターはリセットしてもプログラムからコードがロードされるが、ヴァネロペのように外部から来たキャラクターは再起動によって消失してしまう。想定外のことに戸惑うラルフは、ヴァネロペを救出し自分を責めるヴァネロペに真相を話すも、「友達ならそんな酷いことするはずがない」と彼女の怒りを買ってしまい、大切なメダルを捨てられてしまう。そして、そのメダルが割れてしまった。 親友のヴァネロペに嫌われたと絶望し、自分のしたことを後悔するラルフの弱い心を見抜いたアーサーは、それをコピーし大量のラルフウイルスを生み出し、インターネットの世界を危険に陥れる。ウイルスを駆除するため、ラルフウイルスに追いかけられるヴァネロペと共に、ウイルス駆除サイトに向かうラルフであったが、合体し巨大化したラルフウイルスに捕まってしまう。ヴァネロペはラルフウイルスの暴走を止めるため、「これからもずっと友達でいるから」と友達になる宣言をするも、「この子を放してやってくれ!友達と離れるのは凄く心苦しいけど、この子の夢を奪う権利はないんだ!どんなに離れてもずっと友達なんだから!」とラルフの説得により、ラルフウイルスの暴走は止まり消滅した。それにより捕まっていたラルフはビルから落下するも、危機に駆けつけたプリンセスたちに救われ、事件は無事に解決した。 「スローターレース」にヴァネロペのコードが組み込まれ、正式なキャラクターになった彼女との別れが来たラルフは、割れたメダルをペンダントに作り変え、その片割れをヴァネロペにプレゼントした。和解した2人は永遠の友情を約束し、それぞれの居場所に帰っていた。 ラルフはヴァネロペに通信機で「シュガー・ラッシュ」のプレイヤーがフェリックスたちの教育で良い子になったことや、たくさんのゲームキャラククターと交流会を深めて楽しくやっていることを伝え、次のアップデートには再会することを約束し、2人は自分の仕事に戻っていったのだった。 エンドロール後、この映画を見終わった幼児モーがタブレットでゲーム「パンケーキ・ミルクシェイク」をプレイするも、ミスによりタブレットを壊してしまうところで映画は幕を閉じる。 過激レースゲーム。インターネット上のオンラインゲームのため、昼夜関係なくレースが行われている。 人気動画投稿サイト。 予告編とエンディングに登場したゲームの1つ[注 1]。モー(声:ブリタニー・キクチ / 佐藤美由希)というベビー・モアナに似た幼児がプレイしている。本作の公開前に実際にiMessageのゲームとしてディズニー公式でリリースされている。 実在のディズニー公式ブログサイト「Oh My Disney」の中のプログラムキャラクターたち。実際の「Oh My Disney」は、同社のニュース他、ディズニー映画、テレビ、ゲーム、その他の娯楽に関する記事が掲載されている。このサイトには、クイズ、ニュース、引用、映画、食べ物、テーマパーク、テレビ、音楽、ビデオ、店舗など10の欄があり、映画内ではテーマパークのような姿で表現されている。また、同サイトは「アラジンがインスタグラムをしていたら」[5]という記事や、エイプリルフールに「クリストファー・ロビンが3エーカーの森を買収して103エーカーの森にした」[6]などといったようなジョーク記事もある。
概要
あらすじ
登場キャラクター
メインキャラクター
レック・イット・ラルフ(Wreck-It Ralph)
本作の主人公。1980年代のレトロアーケード・ゲーム「フィックス・イット・フェリックス」の悪役キャラクター。身長9フィート(約2.7m)、体重643ポンド(約290kg)の大男。一人称は「俺」。不器用だが心優しい性格。見た目も性格も正反対のヴァネロペとは大親友で、ラルフがヴァネロペを大切に思う気持ちは誰にも負けない。それ故に、彼女に嫌われることを何より恐れている。
ヴァネロペ・フォン・シュウィーツ(Vanellope von Schweetz)
本作のヒロイン。日本製レースゲーム「シュガー・ラッシュ」の天才レーサーにして初のユダヤ人であるディズニープリンセス[4]。外見は9歳の少女だが、それからは想像できない超一級のレーステクニックを持つ。好奇心旺盛で新しいことやワクワクすることが大好きで、インターネットの世界にも興味津々。コースもアクシデントもすべて予測できてしまう「シュガー・ラッシュ」でのレースに物足りなさを感じている。
フィックス・イット・フェリックスJr.(Fix-It Felix Jr.)
「フィックス・イット・フェリックス」の主人公である小柄な修理工。愛用する父親譲りの魔法のハンマーでラルフが壊したビルを直すのが仕事。妻であるカルホーン軍曹と共に、撤去の危機に陥った「シュガーラッシュ」のレーサーたちを引き取るも、振り回されてしまう。
タモラ・ジーン・カルホーン(Tamora Jean Calhoun)
最新鋭のFPSゲーム「ヒーローズ・デューティ」の登場人物。男勝りでタフな女軍人。フェリックスの妻である。他の主要人物と異なり、リアルな八頭身姿で描かれている。
インターネット上のキャラクター
スローター・レース
シャンク
「スローター・レース」に登場する女性レーサー。ヴァネロペが憧れるほどの抜群のレーステクニックを持ち、荒くれ者のレーサー集団を率いる。荒れはてた街を舞台に、次の瞬間には何が起こるかわからない、コースも制限もないレースを繰り広げる。ヴァネロペの人生に大きな影響を与える、強さと優しさを兼ね備えた女性。ヴァネロペのレーサーテクニックを気に入り、親しくなる。ゲーム内では敵のボスという設定だが、本来は心優しい性格。
パイロ、フェロニー、ブッチャー・ボーイ、リトル・デビー
シャンクの仲間のレーサー。
冷蔵庫泥棒
スクーター便
バズ・チューブ
イエス
「バズ・チューブ」のカリスマ運営者。ウェブの機能を熟知し、トレンドにも敏感な彼女は、次に流行りそうな動画を求めて、常に目を光らせている。シャンクの友人で、ラルフたちのお金稼ぎに協力し、ラルフが挑戦した“おもしろ動画”に可能性を感じ世界中にセンセーションを巻き起こそうとする。
JP・スパムリーとコンピュータウイルス関係者
JP・スパムリー
スパムの化身。ウェブサイトに雇われて、人々をそれらのサイトに誘導するため、ポップアップ広告を掲げて街角に立っている。ネットの世界の裏情報や危険な闇の部分にもつながりがある。
ゴード
スパムリーの仲間。相手に応じて物を手渡すときなどに腕を伸ばす。
ダブル・ダン
ゴードのいとこで、コンピューターウイルス製造マシン。ダークネットの住人。
ウイルス「アーサー」
ウイルス開発者のダブル・ダンからウイルス「アーサー」を入手。アーサーは弱点=不安定なものを探知し、それを拡散するウイルス。巨大なラルフ(正式名称:ラルフジラ)=ラルフウイルスに姿を変え、ラルフとヴァネロペを瀕死に追い込んだ。
カメオ出演
スタン・リー
ハテナブロック
青い鳥
007 o 981
ユニコーンの人形
魔法のランプ
キャス・ハマダ
アグナル王
その他
ノウズモア
検索バーのカウンターで気さくに相談に応じるサーチエンジン。その追跡能力は高いが、先走る傾向が強く、相手が質問を言い終わらないうちに推測で答えてしまう。
Eボーイ
eBayのメッセンジャー。Eボーイという呼び名はラルフがつけたもの。
パンケーキ・ミルクシェイク
ファン・バン
パンケーキを食べるウサギ。ラルフとヴァネロペが無理やりパンケーキを食べさせたため、無残な結果になってしまった。米国でリリースされたバーチャル・リアリティのCMにてパドルスと共にラルフに逆襲する場面がある。
パドルス
ミルクシェイクを飲む猫。
Oh My Disney内のディズニーキャラクター
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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