シャーリー・テンプルの出演作品
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シャーリー・テンプルの出演作品(シャーリー・テンプルのしゅつえんさくひん)は、シャーリー・テンプルの出演した作品についての一覧と、作品紹介である。
作品一覧
初期の短編映画の主役と長編映画の端役の時代
ベビー・バーレスクシリーズ映画『Glad Rags to Riches』より

「ベビー・バーレスク」(Baby Burlesks)とは、1932年から1933年にかけて製作された幼児だけが登場する映画シリーズ。ユニヴァーサル映画社の下請けだったエデュケーショナル社(Educational Pictures)が製作。Runt PageからKid in Africaまで全8作。

Runt Page (1931)日本未公開(ユニヴァーサル映画社、短編映画)配給先が決まらず1934年まで公開を見送り。

War Babies (1932)日本未公開(エデュケーショナル社、短編映画)

The Pie-Covered Wagon (1932)日本未公開(フォックス映画社・短編映画)

Glad Rags to Riches (1932)日本未公開(エデュケーショナル社、短編映画)

Kiddin' Hollywood (1933)日本未公開(フォックス映画社、短編映画)

The Kid's Last Fight (1932)日本未公開(フォックス映画社、短編映画)

Polly Tix in Washington (1933)日本未公開(フォックス映画社、短編映画)

Kid in Africa (1933)日本未公開(フォックス映画社、短編映画)

その他の作品

The Red-Haired Alibi
(1932)日本未公開(キャピタル映画社、長編映画)[注釈 1][1]

Merrily Yours (1932)日本未公開(フォックス・フィルム社、短編映画)[2]

Dora's Dunking Doughnuts (1933)日本未公開(フォックス・フィルム、短編映画)[3]

『最後の一人迄』To the Last Man (1933)(パラマウント映画、長編映画)※ランドルフ・スコット主演[4]

『ナイヤガラ珍婚旅行』Out All Night (1933)(ユニヴァーサル映画社、長編映画)[5]

What's to Do? (1933)日本未公開(フォックス・フィルム社、短編映画)[6]

New Deal Rhythm (1933)日本未公開(パラマウント映画、中篇映画)[7]

Pardon My Pups (1934)日本未公開(フォックス・フィルム社、短編映画)[8]


Managed Money (1934) (別名 Frolics of Youth あるいは Measured Money とも)日本未公開(エデュケーショナル社、短編映画)[9]

『心の緑野』Carolina (1934)(フォックス・フィルム社、長編映画)※ジャネット・ゲイナー主演[10]

『南風の恋唄』Mandalay (1934)(ワーナー・ブラザース映画社、長編映画)※ケイ・フランシス主演

Now I'll Tell (1934)日本未公開(フォックス・フィルム社、長編映画)※スペンサー・トレイシー主演 [11]

As the Earth Turns (1934)日本未公開

The Hollywood Gad-About (1934)日本未公開(フォックス・フィルム社、短編映画)[12]

『紐育の口笛』Change of Heart (1934)(フォックス・フィルム社、長編映画)※ジャネット・ゲイナー主演[13]

Bottoms Up (1934)(フォックス・フィルム社、長編映画)※スペンサー・トレイシー主演[13]

フォックス映画の主役時代テムプルの燈台守』(1936年) 左からシャーリー・テンプル、スリム・サマーヴィル、ガイ・キビーとサラ・ヘイデンテムプルちゃんの小公女』 右は共演者アーサー・トリーチャー

この時期の作品は、子供たちと親を対象にしたいわゆる家族向け映画がほとんどであり、一家で観客になることが見込まれ市場として大きい。またヒットした場合、観客層が家族以外にまで広がる可能性があるため、アメリカではしばしば大きな予算をかけた。シャーリー・テンプル出演作のほとんどは予算が豊かで時代をあまり感じさせず、アメリカでは現在も需要が多い。なお、以下の作品のタイトルは日本公開時の題名のとおりに記してある。

『歓呼の嵐』Stand Up and Cheer! (1934) (パラマウント映画社) ※ワーナー・バクスター主演のミュージカル

『可愛いマーカちゃん』Little Miss Marker 別名 The Girl in Pawn (1934) (パラマウント映画社)[14]

『ベビイお目見得』Baby Take a Bow (1934)

久遠の誓ひ』Now and Forever (1934) (パラマウント映画社) ※ゲイリー・クーパーキャロル・ロンバード主演

輝く瞳』Bright Eyes (1934)[15]

小聯隊長』The Little Colonel (1935)

私のテムプル』Our Little Girl (1935)

テムプルちゃんお芽出度う』Curly Top (1935)

テムプルの愛国者』The Littlest Rebel (1935)

テムプルの燈台守』Captain January (1936) ミュージカル

テムプルの福の神』Poor Little Rich Girl (1936)

テムプルちゃんのえくぼ』Dimples (1936)

テムプルの上海脱出』Stowaway (1936) ミュージカル

テムプルの軍使』Wee Willie Winkie (1937)

ハイデイ』Heidi (1937) ミュージカル

『アリババ女の都へ行く』Ali Baba Goes to Town (1937) カメオ出演。クレジットには名前なし。

農園の寵児』Rebecca of Sunnybrook Farm (1938) ミュージカル

天晴れテムプル』Little Miss Broadway (1938) ミュージカル。この作品以後のものは日米関係の悪化のため未公開。

Just Around the Corner (1938) ミュージカル、日本未公開

テムプルちゃんの小公女』The Little Princess (1939) 日本では戦後1979年に、ミュージカルシーンを大幅にカットしたうえで吹き替え版で公開。

Susannah of the Mounties (1939) 日本未公開

青い鳥』The Blue Bird (1940) 日本未公開

Young People (1940) ミュージカル、日本未公開

MGM映画の主役時代

Kathleen
(1941)日本未公開

セルズニック・プロダクション等の主役時代

この時代の彼女の作品は多くがティーンエイジャーを対象としたいわゆる「ティーン映画」。観客は通常、思春期の中学生・高校生のみで、その時代、その時代の作品に興味を持っても過去のティーン映画には関心がない観客層のため、家族向け映画に比べて市場ははるかに小さく予算も小規模である。


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