シャン語
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話される国 ミャンマー
タイ
中国
地域東南アジア
話者数330万人
話者数の順位126位
言語系統タイ・カダイ語族
タイ語群
南西タイ諸語
シャン語(Shan)は、言語分類的にタイ語と近い関係にある言語である。書き言葉としてはビルマ文字と部分的に共通するシャン文字が用いられる。タイ語でタイ・ヤイ(Tai-Yai)、タイ・ロン(Tai Long)と呼ばれている。話者はミャンマー北東部、すなわちシャン州全域とタイ北部に点在している。シャン州から国境を東にまたいだ中華人民共和国南西部の雲南省シーサンパンナ・タイ族自治州にもシャン族やシャン語話者がいる。 2012年現在、ミャンマーの軍政下では、学校教育において少数民族の言語による授業を廃止しているが、かつての教科書を用いて私塾などで言語教育が行われている[1]。 シャン語の音節は、頭子音・介子音・母音・声調からなる。 Egerod (1957) が挙げるシャン語の頭子音は以下の通りである[2]。 シャン語の頭子音両唇音歯茎音硬口蓋音軟口蓋音声門音 介子音としては、-j-, -w-, -r-の3つが現れる[3]。
社会言語学的状況
ミャンマー
音韻論
頭子音
鼻音m-n-?-?-
破裂音等p?-p-t?-t-t??-t?-k?-k-?-
摩擦音s?-s-h-
接近音w-l-r-j-
[s?], [s], [r]の異音として、[ts?], [ts], [r?]が現れる[2]。
/r/と/l/をいずれも[l]で発音する話者もいる[2]。
介子音
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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