シャンソン・ルネッサンス
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シャンソン・ルネッサンスAssociacion Franco - Japonaise de la Chanson が提唱する、日本に於ける新しいシャンソン紹介・普及活動の名称。当初、フランス側から"ルネッサンスは一度死んで蘇る意味なので"と異論が唱えられた。しかし、日本に於いては○○ルネッサンスというネーミングが一般的になされていることの理解が深まり、現在は「フランス語圏協会」「フランス・シャンソン芸術協会」等の組織や、シャルル・アズナヴール、ミッシェル・フューガン、フランソワ・ベルンハイム等フランスのビッグ・アーティストもバックアップする運動として認知されるようになった。

<シャンソン・ルネッサンス>によって、日本に紹介された若い歌手(例:パトリシア・カース、エレーヌ・セガラ、ナターシャ・サンピエール、ベナバール、メリッサ・マルス等)や、フランスでは人気が高くても日本未紹介だった歌手(例:パトリック・ブリュエルララ・ファビアン、マリー・ラザロ等)も数多い。ビッグスターの最新曲は、殆ど<シャンソン・ルネッサンス>の活動で紹介され、法定訳詞として認められ、日本語詞も、この活動に加わっている歌手たちによって歌唱されるものが多い。
<シャンソン・ルネッサンスによって、日本に紹介された主な歌手と楽曲>

アーティスト楽 曲
パトリシア・カースホテル・ノルマンディー、愛しのジョジョ
パトリック・ブリュエルデカーレ、幻の恋、人生・我が友、悦楽のカフェにて、偽り・そして告白
マリー・ラザロ愛の響き?人生はアズナヴールの歌と共に?、忘れ得ぬ面影、ジュ・シャントゥ
エレーヌ・セガラ届かぬ想い、女の生き方
フランソワ・フェルドマン
プチ・フランク
ミレーヌ・ファルメール告白
ジェラール・ベルリネールルイーズ
メリッサ・マルスあなたのページ
フレデリック・フランソワチキータ
ヴェルムーランノスタルジック、プチ・ペペ、朝の終着駅
ヴェロニク・ペステルとまどい、声なき歌
ナターシャ・サン・ピエール思い出を消せるなら
ベナバール定年退職祝賀会
ジルベール・ラファイエ声なき歌
ジョルジュ・シャトラン愛し児へ、歓びに包まれて
リンダ・ルメイシャルルを讃えて
ノラ・アルネゼデールパリに恋して、ときめきを私に、ダンスホールに埋めて
ヴィクター・ラズロ愛の淵

<シャンソン・ルネッサンスによって、日本に紹介された主なベテラン歌手の楽曲>

歌 手楽 曲
シャルル・アズナヴール青春という宝、美しき絆、恋は一日のように、ジュ・ヴォヤージュ、不滅のアーティスト、燃える想い=愛の日々、不滅のアーティスト、燃える想い=愛の日々
ミッシェル・フューガン
ブラボー!ムッシュルモンド(愛知万博グローバル・イメージソング)、アンコール(愛・地球博公式コンピレーション曲)、愛?かけがえのない道?、太陽の誘惑、シャントゥ、愛の砦、歌の生まれる時、空しいつぶやき、追憶の街
セルジュ・ラマ病の果てに(灰色の道)、孤独の島、赤い風船、誇り高き人生の灯
ミッシェル・サルドー自由への旅立ち、ジュ・ベ・テメ
ジャクリーヌ・ダノモネの庭(クロード・モネ財団"モネの絵"公式イメージソング)、シャルロットのクリスマス、アリガトウ・サヨナラ(ラスト・リサイタル)、あなたなしで
エリンコ・マシアス幸せへの言葉?嫁ぐお前に?、希望の神よ、君への想いやり、愛を歌に託して
モーリス・ファノンスカーフ、ヒロシマ、若者よ歌え、マルティーヌ、SOSマリー
アリス・ドナやさしさ
リーヌ・ルノー5月22日のシャルルの為に
シルヴィ・ヴァルタン思い出のマリッツア、ニコラ
ララ・ファビアンジュ・テーム
ヴェロニク・サンソン私の訣別
「ノートル・ダム・ド・パリ」より大聖堂の時代、美しい人よ、私の家・それは貴方の家

<シャンソン・ルネッサンスを展開する主な歌手>

歌 手プロフィール
浜ア久美子最も多く、新しいシャンソンを紹介している若手No.1のシャントゥーズ。

シャルル・アズナヴールがバックアップする唯一の日本人歌手としてフランスの歌手たちの間で最も知名度が高く、フランスでKUMIKOと言えばハマサキクミコのことを指すという。2ndCD「愛?かけがえのない道?」は全曲シャンソン・ルネッサンス最新曲で、フランスのFMラジオでもON AIR。収録中の3rd CD「シャルルを讃えて」も全曲日本創唱曲。

フランスのテレビでE.ピアフ、C.アズナヴールと並んで歌声が放映された。
岡山加代子モネ財団公式イメージソング「モネの庭」の日本語歌唱者に選ばれ、フランスでも話題。

2ndCD「プチ・フランク」でパトリック・ブリュエル、フランソワ・フェルドマン等を日本に紹介。またシャルル・アズナヴールの新曲「ジュ・ヴォヤージュ」をプレゼントしたことが日仏両国で話題となった。
橋本奈央子"アズナブールがKUMIKOなら、俺はNAOKO"とばかり、楽曲を提供し、パトリシア・カースの作曲家=フランソワ・ベルンハイムが2ndCD「あなたのページ」にメッセージを寄せたことに加え、史上初の日仏インターネット・レコーディングがフランスでも話題となっている。(
パスカル・オビスポがプロディースし全仏5位のチャート記録を持つメリッサ・マルスがフランスのスタジオで、橋本奈央子が日本のスタジオでデュエット録音)
青山桂子フランス・シャンソン芸術協会のカトリーヌ・アトラニが"日本語で歌うシャンソンのバイブル"と絶賛したフランス人が評価するシャルル歌唱法のスペシャリスト。

3rdCD「ジュテーム」はララ・ファビアン、パトリック・ブリュエル等のビッグ・スターとマリー・ラザロ、リーヌ・ルノー等のベテラン歌手の最新曲を収録紹介。

2007年10月France 2でAZNAVOUR:L'AUTRE VISAGEが制作された際、アズナヴールのかわりに「ラ・ボエーム」を日本語で歌って話題となった
狩人ミッシェル・フューガンの「ブラボー!ムッシュ・ルモンド」をCD収録
瀬間千恵モーリス・ファノンの「ヒロシマ」を補作詞し、CD収録
堀内 環シャルル・アズナヴールの反戦歌「美しき絆」をCD収録
菅原洋一エリンコ・マシアスの「幸せへの言葉?嫁ぐお前に?」を松本幸枝とのデュエットでCD収録
松本幸枝パトリシア・カースを日本に紹介。

「ホテル・ノルマンディ」「愛しのジョジョ」は彼女の歌う日本語訳詞が法定訳詞として認められている。パリのスタジオ・アコースティで録音した1stCDにはレーモン・ルフェーブル楽団のピアニスト=エルベ・セランも加わっている。菅原洋一とデュエット録音した「幸せへの言葉?嫁ぐお前に?」はウェディング・ソングとしてヒット曲となっている
宮入公子1stCD「人々は過ぎ行く」にパトリック・ブリュエルの「デ・カーレ」、ミッシェル・フューガンの「ブラボー!ムッシュ・ルモンド」を収録。現在、ララ・ファビアン、パトリック・ブリュエル、マリー・ラザロ等の新曲を意欲的に歌っている。2ndCD「夜明けのタバコ」収録の「孤独の島」「ゲッティンゲン」は法定訳詞となった
真路まなみ2ndCD「シャンソン」にララ・ファビアンの「ジュ・テーム」を収録。パトリック・ブリュエル、マリー・ラザロ等の新曲も歌う。
黒川泰子シャンソン歌手でメジャー・デビューした話題のシンガー。アリス・ドナの「やさしさ」ミッシェル・フューガンの「太陽の誘惑」「アンコール」、エレーヌ・セガラの「届かぬ想い」等多くのシャンソン・ルネッサンス曲をレパートリーに持つ。
菅原佐知TV「おしん」映画「大奥物語」等で活躍した女優としてのメソッド・アプローチで、表現力豊かにシャンソン・ルネッサンス曲を紹介。モーリス・ファノンの「ヒロシマ」ララ・ファビアン「ジュ・テーム」はじめドラマ性のある曲を得意とする。


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