株式会社シャルレ
CHARLE CO.,LTD.種類株式会社
機関設計監査等委員会設置会社[1]
市場情報大証2部(廃止) 9885
1990年10月2日 - 2013年7月16日東証スタンダード 9885
株式会社シャルレ(CHARLE CO.,LTD.)は、女性用下着を中心とした衣料商社。連鎖販売取引や代理店・特約店による訪問販売形式で商品を提供している。近年は訪問販売以外にも力を入れており、インターネットやカタログによる通信販売もある。2014年9月には同社初の店舗である「CHARLE the STORE - ウェイバックマシン(2014年8月11日アーカイブ分)」[2]を大阪市中央区西心斎橋に出店した。
本社は兵庫県神戸市須磨区弥栄台3丁目1番2号。『私たちの誓い』と称し『女性を元気にする日本一のグループへ』を方針として運営。
社名は、創業者の林雅晴が好きだったフランスの俳優シャルル・ボワイエに由来し、「シャルル」から字画を考慮して1画減らし「シャルレ」となった[3]。 シャルレのビジネスモデルは、代理店や特約店と呼ばれるビジネスメンバーを通じて販売している。代理店や特約店は、試着会と呼ばれるホームパーティ形式で商品紹介をする仕組みで、顧客は試着をした商品の中から気に入ったものがあった場合のみ、予約できる。予約した商品は後日納品され、その際にも着用・使用方法や商品のケア方法等のアドバイスを受けられる。 百貨店・小売店ルートでの販売は実施されておらず、通信販売「シャルレウェブストア」にて購入可能。 代理店や特約店と呼ばれる人達は、元は一般消費者で、シャルレ商品を気に入った人が販売するネットワークに加わる。シャルレから5割あるいは6割で製品を仕入れ、友達や知り合いにホームパーティ等で商品特性を説明・試着・フィッティングアドバイス等をしながら、販売実績に応じて代理店や特約店になり、代理店の一部は法人化・会社設立を行い経営者として取引を行っている。
事業
女性用下着、紳士や子供用の下着やソックス、タオル、化粧品などの販売。
ウエルネスをサポートする健康系商材。
女性の健康サポートをコンセプトとした健康食品。
代理店・特約店制度
沿革
1975年11月 - 創業者である林雅晴・宏子夫妻が、神戸市生田区(現・中央区)にて「株式会社関西ゴールデンユニバーサル」を設立し、婦人下着の販売を開始。
1977年
9月 - 神戸市葺合区(現・中央区)に本店移転。
11月 - 「株式会社シャルレ」(初代)に商号(社名)変更。
1983年9月 - 神戸市中央区(現在地)に本店移転。
1990年
3月 - 神戸市須磨区(現在地)に本社移転(本店は中央区のまま)。
10月 - 株式を社団法人日本証券業協会に店頭公開(現在のジャスダック証券取引所)。
1995年6月 - 林宏子副社長が、代表取締役社長に就任。
1998年11月 - 大阪証券取引所2部に上場。
2003年1月 - 株式会社シンワを子会社化、ギフト事業に進出。
2004年
4月 - 三屋裕子が顧問として入社。
6月29日 - 三屋裕子が代表取締役社長に就任。林宏子は代表取締役会長に就任。林雅晴が取締役会長を退任し、名誉会長に。
2005年3月 - 子会社の株式会社シンワを「株式会社エニシル」に商号変更。
2006年
4月 - IT機器開発事業を行う子会社・株式会社エヌ・エル・シー コーポレーションを設立。
6月1日 - 会社分割によって株式会社シャルレ(2代目)を新設、シャルレ事業を承継させる。分割後の初代シャルレは「株式会社テン・アローズ」に商号変更、純粋持株会社に移行した。林宏子が代表取締役会長を退任し、取締役になる。
2007年
6月27日 - 親会社である株式会社テン・アローズ(初代シャルレ)の株主総会にて、過半数の議決権を持つ創業家出身で元副社長の林勝哉が、三屋裕子取締役兼代表執行役社長ら取締役7人の再任に反対し、勝哉を含む別の5人の取締役選任を求める修正動議を提出。修正動議は圧倒的多数で可決され、三屋ら取締役7人は全員解任された。代わって、林勝哉が取締役兼代表執行役社長に就任。また、同日の株式会社シャルレの株主総会においても、三屋社長の解任が可決された。(詳しくは後述)
11月30日 - 株式会社エニシルを会社分割し、分割後の株式会社エニシル(新)をUCC上島珈琲グループでギフト業界最大手のシャディ株式会社に譲渡した。