シムーン_(アニメ)
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注意の要約:作品内容について

シムーン
ジャンルSFファンタジー
アニメ
原作小山田風狂子、篠吉祥、美原轟
監督西村純二
キャラクターデザイン西田亜沙子
メカニックデザインJin Seob Song
音楽佐橋俊彦
アニメーション制作スタジオディーン
製作シムーン製作委員会
放送局テレビ東京ほか
放送期間2006年4月4日 - 2006年9月26日
話数全26話
漫画:Simoun
原作・原案など創通映像、スタジオディーン
作画速瀬羽柴
出版社一迅社
掲載誌コミック百合姫
レーベル百合姫コミックス
発表号Vol.3 - Vol.5
発表期間2006年1月18日 - 7月18日
巻数全1巻
話数全3話
漫画:シムーン ?まじかる美勇伝?
原作・原案など前田まさよし(脚本)
原田まさふみ(構成)
作画あきづき弥
出版社学習研究社
掲載誌メガミマガジン
発表号2006年8月号 - 2006年12月号
発表期間2006年6月30日 - 10月30日
その他ギャグ系
小説
著者岡崎純子
イラスト西田亜沙子、スタジオディーン
出版社学習研究社
レーベルメガミ文庫
刊行期間2006年7月25日 - 2006年11月22日
巻数全2巻
ゲーム:SIMOUN
異薔薇戦争?封印のリ・マージョン?
ゲームジャンルADV+タクティカルSLG
対応機種PlayStation 2
発売元マーベラスインタラクティブ
プレイ人数1人
発売日2007年6月21日
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ漫画ライトノベル
コンピュータゲーム
ポータルアニメ漫画文学
コンピュータゲーム

『シムーン』 (Simoun) は、スタジオディーンが制作した日本のアニメ作品。テレビ東京系で2006年4月から同年9月にかけて全26話が放送された。ハイビジョン制作。
概要

大空陸(だいくうりく)という全ての人が女性として生まれてくるを舞台に、巫女として神に祈りを奉げる少女たちが否応無しに戦争に巻き込まれていく姿を描いている。女性同士の恋愛を描いたシーンもあることから「百合」アニメとみなされることもあるが、監督である西村純二は「思春期の少女の話」であると述べている[1]。アニメ作品としては珍しく、BGMとしてアストル・ピアソラの「リベルタンゴ」をイメージしたという[2]タンゴが流されることが多い。

「人は全て女性として生まれてくる」という世界設定はキャスティングにも影響を及ぼし、女性キャラクターのみならず、性別選定後の男性キャラクターまでをもすべて女性声優が担当している[3]。これは、世界観との整合性を取るためであるとしている[4]

メカデザインは、企画時点からとにかく他に類を見ない造形にしようとの思惑があり、結果として大変に特異な形状となった。取り分け、作品の中心的存在となる飛行艇シムーンに関しては、機体ごとに僅かずつデザインが異なり、一つとして同じデザインは無いという徹底したものとなった。

日本では、アニメ版のDVDがバンダイビジュアルから発売された。ニュースリリースなどでは「女性同士の恋愛」「美少女」「アクション」の要素が強調されている[5]。北米ではメディアブラスターズ (Media Blasters) から発売されている[6]。また、アニメ以外にも漫画、小説、テレビゲームなどのメディアミックスが行われた。中にはドラマCDのようにアニメのセルフパロディのような作品もある。
あらすじ

舞台は大空陸(だいくうりく)という名の世界。ここでは人類は全て女性として生まれ、17歳になった時、自らの意思で性別を選んで成人する。

大空陸にある宗教国家・シムラークルム宮国には、人々の信仰の対象である神テンプスパティウムに仕える巫女達がいた。彼女達はテンプスパティウムの加護を受けた聖なる遺物ヘリカル・モートリスを搭載した飛行艇・シムーンに2人1組で乗り込み、空に紋章(リ・マージョン)を描き、神に供えるのだ。

ある時代、シムラークルム宮国に隣国が攻め入る。彼らはシムーンとそれに搭載される神秘のエンジン、ヘリカル・モートリスの力の秘密を欲し、手中に収めようとしているのだ。宮国は火急の危機に際して苦渋の決断をする。それはシムーンを戦うための戦闘兵器として利用すること……。

シムーンを操れる巫女シムーン・シヴュラになれる者は性別選択前の少女に限られており、その決断は巫女たちを大人にさせず、常に死の危険に晒すことを強要することでもあった。

美しく大空を舞う巫女達は戦士となり国を護る。ある者は生き残るため、またある者は空を飛び続けるために。少女であることを運命付けられた巫女達の終わりなき戦いは、今日も続く……。
用語
大空陸(物語の舞台)について
シムラークルム宮国(きゅうこく)
単に「宮国」とも。宗教国家。ヘリカル・モートリスが出土する唯一の国であるため、これを手に入れようと企む周辺国家から侵略を受けている。国家の中心には宗教施設「テンプスパティウム宮」があり、その内部には性別を選定する「泉」がある。さしたる戦力を持たないが、戦場で圧倒的な力を誇るシムーンによって他国の侵略をかろうじて食い止めている。
アルゲントゥム礁国(しょうこく)
単に「礁国」とも。シムラークルム宮国に侵攻する国家。大空陸随一の科学力を誇るが、
工業の発達とともに大気汚染が深刻化しており、その打開策としてシムラークルム宮国のヘリカル・モートリスを狙う。宮国と異なり、一般国民は生まれてすぐ薬物と手術により性別を決定される。中盤より嶺国と同盟を結び、圧倒的な物量差で宮国に迫っていく。
プルンブム嶺国(れいこく)
単に「嶺国」とも。シムラークルム宮国に侵攻する国家。冬季には凍死者や餓死者が出る酷寒の国土から、国教であるアニムスによって挙国一致体制を維持する宗教国家で、巫女は国家交渉の場に参席可能なほど地位が高い。中盤より礁国と同盟を結ぶ。独自に発掘した古代シムーンを戦場に投入し、宮国のシヴュラ達を窮地に追い込んでいく。
シムーン(飛行艇)について
シムーン
シムラークルム宮国のみが有する、遺跡で発掘された未知の機関ヘリカル・モートリスを動力とした複座式の
飛行艇。2基のヘリカル・モートリスを縦に並べてタンデム状に装備しており、着陸の際にはそれらを水平に寝かせて重ねた状態に変形する。元々は祭事用の神具で「神の乗機」とも呼ばれる。アクロバット飛行により空に一定の軌跡を描くリ・マージョンと呼ばれる神事に用いられた。リ・マージョンが破壊的な効果も併せ持つことから、戦争突入後は機関砲を搭載し戦闘に用いられるようになった。操縦は巫女に限られ、テンプスパティウムに捧げる口づけを交わさなければ起動せず、祈りの集中が切れると制御を失うとされる。宮守や巫女の中には兵器として用いられることにわだかまりを持つ者もいる。戦争当初は他国を戦力で圧倒していたが、礁・嶺両国の同盟による物量差や飛行技術の向上、古代シムーンの発掘・戦線投入などによって次第に損害が増え始める。宮国は無線技術を持たないため、僚機との通信は接近してケーブルを張る有線通信のみである。また、遠方に対しては信号弾を使用する。塗装はアルクス・ブリーマ所属機が白系。アルクス・ニゲルの所属機は黒系である。特別装備として兵員輸送用コンテナを、胴体左右に取り付けたこともあった。コールテンペストの各機には機体名が設定されているが、本編では語られず、後述のゲーム版にて明かされている。塗装や基本形は同じだが、武装や機体細部に相違点が見られる。

ウェントス - 風を意味するシムーン。


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