シバトラ
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本来の表記は「[シバトラ]」です。この記事に付けられた題名は技術的な制限または記事名の制約により不正確なものとなっています。

[シバトラ]
ジャンル少年漫画
警察漫画
サスペンス漫画
犯罪漫画
アクション漫画
漫画
原作・原案など安童夕馬
作画朝基まさし
出版社講談社
掲載誌週刊少年マガジン
発表期間2007年2・3合併号 - 2009年46号
巻数全15巻
テンプレート - ノート

『[シバトラ]』は、講談社の『週刊少年マガジン2007年2・3合併号から2009年46号まで連載されていた漫画作品。『サイコメトラーEIJI』や『クニミツの政』などを手がけた、安童夕馬(原作)・朝基まさし(作画)のタッグによる。

2008年7月にはフジテレビ系列でテレビドラマ化された。目次

1 ストーリー

2 登場人物

2.1 主要登場人物

2.2 高円寺署の警察官

2.3 高円寺第八中学校3年B組出身者

2.4 その他

2.5 各事件及び編毎の登場人物

2.5.1 少女買春事件での登場人物

2.5.2 少年刑務所編の登場人物

2.5.3 ガソリン男事件編の登場人物

2.5.4 女子高生連続殺人事件編の登場人物



3 用語解説

4 単行本

5 テレビドラマ

5.1 概要

5.2 キャスト

5.3 ゲスト

5.4 放送日程

5.5 原作からの変更点

5.6 裏トラ

5.7 スタッフ

5.8 撮影協力(ロケ地など)

5.9 関連商品

5.9.1 シバトラ オリジナル・サウンドトラック

5.9.1.1 収録曲




6 脚注

7 外部リンク

ストーリー

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2015年5月)(使い方

少年係新米刑事[1]の柴田竹虎は中学生にしか見えない外見の持ち主。しかし誰よりも正義感に厚く、心から非行少年の更生を信じている。さまざまな事情から犯罪に走ってしまった、あるいは巻き込まれてしまった青少年を竹虎が全力で救っていく。
登場人物
主要登場人物
柴田 竹虎(しばた たけとら)
主人公。22歳。
高円寺警察署[2]生活安全課少年係。警察官にもかかわらず、町でカツアゲに遭ったり他の警官に補導されるほどの童顔で、ヒゲも生えず、私服だとほぼ確実に中学生に間違われ、しまいには背の高い小学生で通用するとまで言われたこともある。またその童顔から女性警察官たちのアイドルとして可愛がられている。また、なぜかネコやウサギなどの小動物によく好かれる。子供のころはいじめられっ子であったが、後に始めた剣道で才能を開花し全日本大会の最年少王者となる。また、凶悪な犯人とやりあう際はこれを活かし棒状のもので相手の武器を持つ手を払ったり、ペン状のもので相手のみぞおち突くなどして傷を負わせることなくねじ伏せている。過去に誤解から小次郎を倒しに来た際には木刀で彼の服と体を切り裂くという剣技を見せている。高校生の時にかつての親友であった仁木を殺してしまった過去から、青少年の更生を心から願っている。ずっと刑事に憧れており、少年係への配属を望んでいた。その折に美月の事件を解決に導いた功績で千葉に引き抜かれ、生活安全課の所属となる。非行少年の更生を心から信じており、彼らを犯罪者として扱うことを好まない。頭の回転が速く、高い洞察力と判断力を持っているため、優秀な刑事と他部署の刑事にも一目置かれている。ドラマでは24歳で、かつて両親の離婚が原因で荒れていたが、ある刑事との触れ合いにより更生し、刑事を志した。刑事になってからは小次郎が店長を勤めている古着店の2階に住んでいる。竹虎の名前の由来は、実在する講談社の当時の編集者である。
藤木 小次郎(ふじき こじろう)
ストリートギャング"ヘルター・スケルター"の元リーダー。解散後は古着屋ショップの店長をしている。竹虎の良き相談相手であり、一声で100人以上を集める程の人脈を持っており、竹虎の事件解決に大きく貢献している。竹虎とは中学生時代からの親友。竹虎に救ってもらったことがあり、また竹虎の秘密の能力を知っている。過去に手下が彼の名前を騙って起こした事件から竹虎を本気で怒らせ、殺し合い寸前の喧嘩をしたことがある。バイクを片腕で持ち上げる腕力を持つ。ドラマでは32歳。竹虎の父親に世話になったことがあり、そのため彼の面倒を見ている。千葉とも知り合い。
宝生 美月(ほうしょう みづき)
元女子高生。小次郎のショップでの万引きで捕まったのを機に、竹虎らと知り合いになる。当初は補導されたことを逆恨みして竹虎に数多くの嫌がらせをするが、次第に打ち解ける。家庭内では、小学校時代に母親が男をつくって家を出て行ってしまったことで家庭崩壊し、元暴力団の父親に虐待されながら暮らしており、高校も父親の素行の悪さが原因で退学することになった。それでも男手一つで自分を育ててくれた父を慕い、殺人の罪をかぶってまで、その更生を願っていた。そして父が再度覚醒剤に手を出した際には父親を殺して自分も死のうとしたものの竹虎に止められる。父が逮捕された後は竹虎の住まいに転がり込んでおり、一緒に暮らしている。竹虎の寝床によく乱入しており、竹虎が美月をどのような手段で隔離してもまったく効果がないため竹虎自身は少々困惑気味である。竹虎の弁当なども作っており、料理はかなり下手のようである。自称「トラちゃんの奥さん」で、竹虎が他の女の子と仲良くしているとすぐに嫉妬する。特技は似顔絵。また演技力があるほか、人の嘘を見抜くのも得意。原作の終盤において、ダイヤモンドシャドウによって一時的に失明させられるも、単行本最終巻で書き加えられた描写では、目を開けた美月が、隣で寝ている竹虎を見て「虎ちゃん」と呼んでいる。ドラマでは本牧高校の2年生。義父(死んだ母親の再婚相手)の暴力に耐え続けていたが、その義父が自分と無理心中を図ろうとしたことで逮捕され親戚に引き取られる。その後も高校に潜入する竹虎の手助けをしたり、小次郎の店に訪れるなど、竹虎らと親交を深めていく。ドラマ中盤で、「義父は覚醒剤に手を出したことから暴力を振るうようになった」と竹虎たちに語っており、原作に忠実な部分も幾つかは存在する。
楠木 裕二(くすのき ゆうじ)
有名進学校・開徨高校で入学時から常に成績トップの優等生だったが、友であり恩人でもある朝倉をかばい、万引きで捕まり退学。その後、不良少年となり自販機狩りなどの悪事を繰り返していた。退学にさせられた恨みから校舎爆破、そして万引き(の冤罪)で自分を捕まえた新庄の殺害を目論む。初めは竹虎を口先だけの偽善者だと思っていたが、のちに最後まで自分のことを信じてくれた竹虎を信じるようになる。鑑別所送致処分を終えてからは、朝倉とともに家を出て竹虎の勧めた定時制高校に通っている。家族に、高級官僚の父親と、東大生の兄がいる。持ち前の頭脳とパソコンの知識で竹虎の事件解決に一役買っている。また、朝倉と二人で中学受験に関するIT企業を立ち上げる。小次郎曰く「美月に惚れている」らしい。初登場時は舌にピアスを着けていたが、鑑別所に送致された際に外されている(鑑別所から戻った後にピアスを外された舌を見せる描写がある)。ドラマでは上記の冤罪による退学後本牧高校に編入し、鬼神の誘いに乗り校舎の爆破と引き換えに新庄に謝罪を要求する。竹虎の体をはった説得で改心するが、鬼神に全ての罪を着せられ爆死させられそうになる。
白豚 新介(はくと しんすけ)
小次郎のショップの店員。時給はわずか200円。よくミシンがけをしている。机に贅肉が乗るほど太っているため、美月や小次郎からは「白ブタ」と呼ばれている(ドラマにおいて「メタボ」とも呼ばれている)。小次郎ほどではないが、ケンカも強い。メイド喫茶の一件から周囲からロリコンの疑いをかけられている。ドラマでは23歳。凄腕のハッカーであり、警視庁のデータベースにハッキングした罪で懲役1年の実刑を受け出所したばかり。そのため相手が刑事と聞くと掴みかかる癖がついている。小次郎の店でアルバイトの傍ら菓子作りの修業をしているが、味は恐ろしく不味い。環に好意を抱いている。
高円寺署の警察官
鮎川 環(あゆかわ たまき)
生活安全課少年係に所属。連載当初は交通管理課所属だったが、後に希望だった少年係に転属する。竹虎に少し好意もあるようで、なにかとちょっかいを出したり、竹虎を気づかって明るく話しかけたりする。嫌味で陰険な面がある新庄を嫌っており、刑事としての未熟さから彼が正論を言っていても解らず、それを竹虎に反論される場面もある。
千葉 さくら(ちば さくら)
生活安全課少年係係長。美月の事件解決に貢献した竹虎に注目して少年係に引き抜くが、彼の仕事に対する評価はまだ期待と不安が入り混じった状態で、はっきりとは定まっていない様子。ややキツい物腰からか他の女性署員たちからはあまり評判が良くないらしく、名前をもじって「ウバザクラ」と陰口を言われているが、本人は気付いていない。


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