シネマまえばし
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前橋シネマハウス
Maebashi Cinema House
前橋シネマハウスがあるアーツ前橋
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情報
正式名称前橋シネマハウス
旧名称前橋テアトル西友
シネマまえばし[1]
完成1987年
開館2018年3月17日
開館公演『ラ・ラ・ランド[2]
収容人員(2スクリーン)172人
設備ドルビーデジタル5.1ch、DLP
用途映画上映
運営前橋シネマハウス[2][3]
所在地371-0022
群馬県前橋市千代田町5-1-1 前橋市民交流プラザ等駐車場 3F[4]
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度23分26.1秒 東経139度04分17.2秒 / 北緯36.390583度 東経139.071444度 / 36.390583; 139.071444座標: 北緯36度23分26.1秒 東経139度04分17.2秒 / 北緯36.390583度 東経139.071444度 / 36.390583; 139.071444
最寄駅JR両毛線前橋駅北口より徒歩10分、上毛電鉄中央前橋駅西口より徒歩5分
最寄IC関越自動車道前橋IC
外部リンクhttps://maecine.com/
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前橋シネマハウス(まえばしシネマハウス)は、群馬県前橋市にある映画館

1987年(昭和62年)開業の「前橋テアトル西友」を前身に、2009年(平成21年)「シネマまえばし」として再開館するも、2011年(平成23年)より休館。2018年(平成30年)3月17日より現館名に改称し再オープンした。
沿革

1987年(昭和62年) - 前橋テアトル西友として開館。

2006年(平成18年) - 前橋テアトル西友閉館。

2009年(平成21年) - シネマまえばしとして再開館。

2018年(平成30年) - 前橋シネマハウスとして再開館。

データ

住所 : 群馬県前橋市千代田町5-1-1 前橋市民交流プラザ等駐車場 3F
[4]

アクセス : JR両毛線前橋駅北口より徒歩10分、上毛電鉄中央前橋駅西口より徒歩5分

座席数 : 116席(シアター0)、56席(シアター1)[5]

歴史
前橋テアトル西友(1987-2006)群馬県庁舎から見た前橋市街地テアトル西友に通っていたことがある清水崇監督

1957年(昭和32年)時点の群馬県には87の映画館があり、前橋市内には9館があった[6]。1975年(昭和50年)には西友前橋店が開店。1980年(昭和55年)代にはセゾングループは映画事業に参入し、配給会社としてシネセゾンを設立したほか、各地の西友に映画館を併設した[7]。その流れで1987年(昭和62年)には前橋西武に前橋テアトル西友が開館し、高崎映画祭立上げ人のひとりである長島理恵子などが運営を担当した[7][8]

スーパー併設型映画館という立地からファミリー映画を中心にしながらも、レイトショーなどを中心にアート系作品も上映し、群馬県全域から観客を集めた[7]。開業当時中学生だった映画監督・清水崇(前橋市出身)[9]もよく通っていたという。1991年(平成3年)秋の『ターミネーター2[3]や1997年(平成9年)夏の『もののけ姫』、1997年(平成9年)末の『タイタニック』などが人気を博した[7]。1990年(平成2年)代後半になると日本各地にシネマコンプレックス設立の動きが見られ、経営不振の西友はウォルマートの傘下に入った[7]。2006年(平成18年)1月29日にリヴィン前橋店(旧・前橋西武)が閉館となった折に前橋テアトル西友も閉館し、前橋市から映画館が消滅した[1][10]。最終公演は『ニュー・シネマ・パラダイス』だった。19年間で計870作品を上映している。
シネマまえばし(2009-2013)前橋プラザ元気21往年の田中絹代

2007年(平成19年)には前橋駅南側のけやきウォーク前橋に9スクリーンのユナイテッド・シネマ前橋が開館している[1]。リヴィン前橋店の跡地は前橋市が取得しており、2007年(平成19年)12月8日には前橋こども図書館群馬医療福祉大学などが入居する公共施設の前橋プラザ元気21が開館した[1]

前橋市による映画館の運営団体の公募の末に、2008年(平成20年)1月には市民団体の前橋芸術週間(後にNPO法人)が運営を委託された[11]。2009年(平成21年)12月4日にシネマまえばしが開館。上州(現・群馬県)をも舞台とする『忠次旅日記』(1927年(昭和2年)公開、伊藤大輔監督)を開館公演として上映した[1]

シアター1(56席)は名画座として、成瀬巳喜男マキノ雅弘溝口健二川島雄三小津安二郎らの監督などの特集上映、田中絹代高峰秀子原節子らの女優の特集上映、アジア映画の特集上映などを行っていた[11]。シアター0(116席)はデジタルシネマ上映設備を導入し、東京国立近代美術館フィルムセンター、群馬県・前橋市教育委員会、前橋こども図書館、前橋フィルムコミッションなどと連携した上映会を行ったり、地元出身監督や地域上映団体による上映会を行っていた[11]。また映画上映以外に、オペラ・ダンス・演劇などの舞台芸術、落語やコンサートなどのライブ映像上映、ミニコンサート・落語会・朗読会・ひとり芝居・講演会・シンポジウム・ワークショップなどを開催していた[11]

階下でアーツ前橋の工事が開始された関係で、2011年(平成23年)12月4日の上映を最後に休館となった。


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