シニスター・ゲイツ
Synyster Gates performing in 2009.
基本情報
出生名Brian Elwin Haner, Jr.
生誕 (1981-07-07) 1981年7月7日(42歳)
出身地 アメリカ合衆国
カリフォルニア州ハンティントンビーチ
ジャンルヘヴィメタル、ハードロック、メタルコア
職業ミュージシャン
担当楽器ギター、ヴォーカル
活動期間1999-現在
レーベルワーナー・ブラザース・レコード
共同作業者アヴェンジド・セヴンフォールド、グッド・シャーロット
シニスター・ゲイツ、本名:ブライアン・エルウィン・ヘイナー・ジュニア(Brian Elwin Haner, Jr., 1981年7月7日 - )、愛称シン(Syn)はアメリカ人の演奏家で、ヘヴィ・メタル・バンド、アヴェンジド・セヴンフォールドのリード・ギタリストとして最もよく知られている。(1999年にバンド参加、2001年に正式加入。)シンは、彼の特注のシェクター・ギターで様々なスタイルの演奏をこなす。とはいえ、黒に銀の線が入ったギターを使うことも多い。シニスター・ゲイツは、ギター・ワールド誌
の「時代を超えた永遠の100人の偉大なギタリスト」の投票で87位に入っている。ゲイツは、カリフォルニア州ロサンゼルスのミュージシャン・インスティテュート(ギター・インスティテュートの音楽プログラムの一部なのだが、ジャズ・ギターやクラシック・ギターを研究する)で学んだ。[1]入学後一年と少しが過ぎた頃、ゲイツはザ・レヴからの電話を受ける。それは「リード・ギターとしてバンドに加入したいかどうか」を尋ねるものだった。ヘイナーは、スタジオ・プロデューサーになるための教育を受けるよりは、バンドに加わることを選んだ。この時以来、彼は、ほとんどの場合ヴィデオを見たり本を読んだりして、自学自習によりギターを学んできたのである。彼の父親であるブライアン・ヘイナー・シニアもまた、「ギター・ガイ」として知られているのだが、作詞家でもあり、ギタリストであって、そしてジェフ・ダッチマン
と一緒にツアーをしたことのあるコメディアンでもあった。ゲイツは、母方がスペイン系、父方がドイツ系とウェールズ系としての血を引いている。ミニアルバム「ウォームネス・オン・ザ・ソウル」には、ゲイツを前面に出した演奏が収録されている。このミニアルバムには、アヴェンジド・セヴンフォールドの一枚目のアルバムから選曲した曲が収録されているが、その中にはゲイツの新しいヴァージョンである「To End the Rapture」が含まれていた。アヴェンジド・セヴンフォールドのデビュー・アルバムに印刷されていた名前は「Synyster Gates」だったのである。
アヴェンジド・セヴンフォールドのDVD「All Excess」で、ゲイツは、自分の名前はザ・レヴと一緒に酒を飲んで公園の中で車を運転していた時に出来た名前なんだ、と述べている。
シニスター・ゲイツは賞を8つ獲得している。2006年には、メタル・ハマー誌のゴールデン・ゴッヅ賞のダイムバッグ・ダレル・ヤング・シュレッダー賞に選ばれている。また、同じ年に、トータル・ギター誌の年間ギタリスト賞に選ばれている。2008年のケラング誌の読者投票では、「最もセクシーな男性」に選ばれている。2010年には、ギター・ワールド誌で、永遠の最優秀ギタリスト30人の内の一人に選ばれている。ギター・ワールド誌では、ゲイツについて、「指がねじ曲がりそうなリックを弾き、アクロバットのようなスウィープ・ピッキングをし、悪魔のような半音階を弾き、突き抜けるような複音ハーモニクスを使うことができる」と記されている。ゲイツは、ギター・ヒーローが選ぶ50人の最速ギタリストに選ばれている。2010年のギター・ワールド誌の読者投票で、最もファッションセンスが良いギタリスト、そして同時に、最高のメタルギタリストに選出されている。ロック・ワン誌の2010年の読者投票では、ゲイツはロック界のベスト3ミュージシャンに選ばれている。2011年4月20日には、ゲイツは同僚のザッキー・ヴェンジェンスとともに、リヴォルヴァー・ゴールデン・ゴッド賞に選ばれている。アヴェンジド・セヴンフォールドは他の賞にもいくつも入賞し、その夜はショーの中心となる演奏を披露したのである。[2]彼らの5枚目のアルバム「ナイトメア」と同じ日に発売されたリヴォルヴァー誌の特別版で、ゲイツは、祖父に敬意を表して「ソウ・ファー・アウェイ」という曲を創り始めた、と述べている。とはいえ、その歌は、2009年12月に亡くなった、シンのかつての仲間であるザ・レヴ[3]にも捧げられたのである。