シッピング・ニュース_(映画)
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シッピング・ニュース
The Shipping News
監督
ラッセ・ハルストレム
脚本ロバート・ネルソン・ジェイコブス
原作E・アニー・プルー
製作アーウィン・ウィンクラー
リンダ・ゴールドスタイン・ナウルトン
レスリー・ホールラン
製作総指揮ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
メリル・ポスター
出演者ケビン・スペイシー
ジュリアン・ムーア
ジュディ・デンチ
ケイト・ブランシェット
音楽クリストファー・ヤング
撮影オリヴァー・ステイプルトン
編集アンドリュー・モンドシェイン
配給 アスミック・エース
公開 2001年12月18日
2002年3月23日
上映時間111分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費US$ 35,000,000
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『シッピング・ニュース』(原題: The Shipping News)は、2001年公開のアメリカ映画

E・アニー・プルーの原作本は1993年にピューリッツァー賞(フィクション部門)と全米図書賞を受賞した。
ストーリー

父親に水の中に放り込まれて溺れそうになり、「生まれる家を間違えた どこかで本当の家族が僕を待ってる。父親から見れば犬かきの失敗が僕の欠陥の始まりだった」と思う。

ニューヨークの新聞社でインク係として働くクオイルは、少年時代に父から厳しくされたことが傷となって、無気力で惰性のような人生を送っている。ある日、突然両親が自殺したという知らせが入り、その直後、奔放な妻ペタルは駆け落ちの途中で自動車事故で急死する。ペタルは生前、人身売買の闇組織と契約し、娘バニーを6000ドルで売っていた。間一髪で娘を取り返した代わりにクオイルは破産状態となり、父の異父妹アグニスが「人を失った悲しみは暦が一巡しないと癒えない」「祖先の地ほど安らぐところはない」といって一緒に祖先の地ニューファンドランド島へ向かうことになる。

ニューファンドランドには父やアグニスの生家が50年経つ今もまだ残っていた。厳しい自然と新しいコミュニティになじめないままクオイルは地元紙に就職するが、彼が命じられた仕事はシッピング・ニュース(港湾情報)の記事を書くことだった。

漁ばかりしている編集長から交通事故を強調して書くように教えられるが、妻の事故がトラウマとなる。バイク事故を取材せずに書いた「ヒトラーのヨットで攻撃する妻」の記事が評判で、船のコラムを書くように命じられる。古株のタートなどスタッフはみんな変わっている。娘は幽霊がいると騒ぐ。「夫を亡くしたショックの中で生んだ」という息子をもつ託児所園長のウェイヴィと仲良くなる。クオイル一族はかつて海賊で追放され、家は別の島から氷の上を運んできたものだった。

クオイルは海で首のない死体を見つけ、ボートが転覆して溺れそうになり、トラウマに襲われるが、何とか救出される。虐待に耐えかねた妻に殺された夫の死体だった。アグニスも暗い過去を引きずっていたことを知る。記者のナットビームがイギリスに戻ろうとすると、みんなで船を破壊してしまう。亡夫との間に暗い過去があったウェイヴィと結ばれる。嵐で死んだと思った編集長が生き返る事件も起きて、お母さんも眠っているなら起こすべきと娘がクオイルを責めるが、事実を話して和解する。家も吹き飛ばされていたが、なぜか気持ちは明るく、「大嵐 家を奪う あとには絶景が」という見出しの記事を考える。
キャスト

役名俳優日本語吹替
クオイル
ケヴィン・スペイシー寺杣昌紀
ウェイヴィジュリアン・ムーア勝生真沙子
アグニスジュディ・デンチ谷育子
ペタルケイト・ブランシェット塩田朋子
バニーアリッサ・ゲイナー
ケイトリン・ゲイナー
ローレン・ゲイナー川田妙子
ジャックスコット・グレン堀勝之祐
タートピート・ポスルスウェイト麦人
ナッツビームリス・エヴァンス桐本琢也


その他の声の吹き替え:西村知道坂詰貴之小山武宏益富信孝山下亜矢香川村拓央重松朋水野光太前田ゆきえ/河村今日子

主な受賞

フロリダ映画批評家賞:助演女優賞(ケイト・ブランシェット)

ナショナル・ボード・オブ・レビュー:助演女優賞(ケイト・ブランシェット)

外部リンク

シッピング・ニュース
- allcinema

シッピング・ニュース - KINENOTE

The Shipping News - オールムービー(英語)

The Shipping News - IMDb(英語)





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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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