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シチリア王国
Regnum Siciliae
Regno di Sicilia
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(国旗)(国章)
国の標語: Animus Tuus Dominus
初代ルッジェーロ2世が没した1154年のシチリア王国。王国は以後700年間実質的に変化なく存続した。
公用語ラテン語、シチリア語、イタリア語
(口語としてアラビア語、ギリシア語等が話された)
首都パレルモ
国王
1130年 - 1154年ルッジェーロ2世
1197年 - 1250年フェデリーコ1世
1412年 - 1416年フェルディナンド1世
1516年 - 1556年カルロ2世
1759年 - 1816年フェルディナンド3世
変遷
ルッジェーロ2世の王位獲得1130年
シチリア晩祷戦争(ナポリ王国との分裂)1282年 - 1302年
カスペの妥協(フェルナンド1世のアラゴン王・シチリア王即位)1412年
カルロ5世の即位(両シチリア王国が事実上成立)1735年
両シチリア王国が正式に成立1816年
通貨ピアストル
現在 イタリア
マルタ
シチリア王国(シチリアおうこく、羅: Regnum Siciliae, 伊: Regno di Sicilia)は、中世から近世にかけて、シチリア島やイタリア半島南部を支配した王国。現在は、その領域はほぼイタリア共和国領の一部となっている。
目次
1 歴史
1.1 ノルマン・シチリア王国の成立
1.2 ホーエンシュタウフェン朝
1.3 ナポリ王国の成立とイベリア系王朝の支配
1.4 スペイン継承戦争後
1.5 ナポリ・シチリアのブルボン朝
2 経済
3 参考文献
4 関連項目
歴史
ノルマン・シチリア王国の成立詳細は「ノルマン人による南イタリア征服」および「ノルマン・東ローマ戦争」を参照
11世紀半ば、フランスのノルマンディー地方から兄弟と共にイタリアにやってきたノルマン人の騎士ロベルト・イル・グイスカルドは東ローマ帝国領だった南イタリアを占領した。1071年、弟のルッジェーロ1世はシチリア全島を占領した。この功によりルッジェーロ1世はロベルトからシチリア伯位 (en
) を与えられた。1130年、ルッジェーロ1世の息子ルッジェーロ2世は対立教皇アナクレトゥス2世から王位を得て、オートヴィル朝(俗に言うノルマン朝)シチリア王国が成立した。