シチズンホールディングス
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シチズン時計株式会社
Citizen Watch Co., Ltd.
シチズン時計本社
種類株式会社
市場情報東証1部 7762
本社所在地 日本
〒188-8511
東京都西東京市田無町六丁目1番12号
設立1930年5月28日
業種精密機器
法人番号5012701004744
事業内容各種時計類及びその部分品の製造及び販売
持株会社としてのグループ経営管理等
代表者佐藤敏彦(代表取締役社長)
資本金326億48百万円
2016年3月31日現在)
発行済株式総数330,353千株
売上高連結:3,482億67百万円
(2016年3月期)
純資産連結:2,374億69百万円
(2016年3月期)
総資産連結:4,064億62百万円
(2016年3月期)
従業員数連結:17,046名
(2016年3月31日現在)
決算期3月31日
主要株主日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 13.79%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社 8.67%
日本生命保険相互会社 4.02%
(2016年3月31日現在)
主要子会社シチズンファインデバイス(株)
シチズン電子(株)
シチズンマシナリー(株)
関係する人物戸倉敏夫(現会長、元社長)
外部リンクhttps://www.citizen.co.jp/
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シチズン時計株式会社(シチズンとけい、英称:Citizen Watch Co., Ltd.)は、東京都西東京市に本社を置く日本の精密・電子機器の製造会社であり、シチズングループの中核を成す企業である。関東地方甲信越地方を中心として世界各地に拠点を構えている。東京証券取引所第一部上場
目次

1 概要

2 沿革

3 主な製品

3.1 ウオッチ製品[3]


4 関連会社

5 研究・製造拠点

6 主催の賞

7 イメージキャラクター

8 CMソング

9 提供している番組

9.1 2018年1月現在

9.2 過去


10 出典

11 関連項目

12 外部リンク

概要

シチズン」(CITIZEN)ブランドの時計で知られる他、工作機械の分野でもスイス式自動旋盤を中心とする「シンコム」(Cincom)ブランドで名高い。

かつては腕時計の機械体(ムーブメント)の生産量世界第1位(グループ)を誇り、国内最大手。世界シェアの3割以上を持つ。

新宿区西新宿の新宿三井ビルに本社を置いていたが、2001年平成13年)に現在地に移転している。工場は本社のある東京都西東京市(東京事業所)と、埼玉県所沢市(所沢事業所)にある。

2005年(平成17年)の会社設立75年を記念して、新しくスローガンとして「CITIZEN Micro HumanTech(マイクロ・ヒューマンテック) もっと小さく、すごくわくわく。」を掲げた。これは、「マイクロ、それは私たちのドメインです」「ヒューマン、それは私たちの理念です」「テクノロジー、それは私たちの基盤です」という会社の3つの理念を形にしていこうという考えから付けられたものである。

また、日本人及び在日外国人の中から、無名ながらも社会的に貢献した市民を一年単位で称えるシチズン・オブ・ザ・イヤーを設立。

ちなみに、同社グループの広告・カタログに掲載される時計が示す時刻は、アナログ式が10時9分35秒、デジタル式が12時38分27秒を基準としている。
沿革

1918年大正7年)に貴金属商で貴族院議員の山崎亀吉によって尚工舎時計研究所として創業した。1924年(大正13年)に懐中時計「CITIZEN」を発売し、これが「シチズン」ブランドの発端となった。

シチズンの名は、「市民に親しまれるように」の意味(そもそもシチズンは英語で市民の意味を表している)で山崎と親交の深かった貴族院議員で当時の東京市長であった後藤新平が名づけたとされる。

1930年昭和5年)には会社組織として「シチズン時計株式会社」が設立され、戦時色の濃くなった1936年(昭和11年)には当時軍需産業の集積地となっていた北多摩郡田無町(現・西東京市)に田無工場が完成した。その2年後の1938年(昭和13年)には軍部の意向による敵性語規制により「大日本時計株式会社」への社名の変更を余儀なくされる。戦後はGHQによる淀川、田無の両工場の賠償施設指定などを乗り越え、いち早く復興を遂げ、セイコーに次ぐ国内第二の時計メーカーとして成長した。1948年(昭和23年)に再び社名を「シチズン時計株式会社」とした。2001年平成13年)には、東京事業所に本社を移転。2007年(平成19年)4月に「シチズングループ」の純粋持株会社体制へ移行のため、社名を「シチズン時計株式会社」から「シチズンホールディングス株式会社」に変更し、新たに事業子会社として「シチズン時計株式会社」(2代)を設立したが、2016年(平成28年)10月に、「シチズンホールディングス株式会社」が「シチズン時計株式会社」(非上場)及び「シチズンビジネスエキスパート株式会社」を吸収合併し、社名を「シチズン時計株式会社」に戻した。

クオーツ式時計が主流となる以前、電磁テンプ式時計の国産化にいち早く成功した。また米ブローバ社と共に「ブローバシチズン」(現・シチズン電子)を設立し、音叉式腕時計の国産化にも成功している。

なお、2007年(平成19年)にブローバ社を買収すると発表した。さらに、2012年(平成24年)にスイスの時計会社プロサーを買収[1]。同社はムーブメント製造会社ラ・ジュー・ペレと時計メーカーアーノルド&サンズを傘下に持つ。2016年フレデリック・コンスタントを買収。
主な製品 Citizen Exhibition in Tokyo Midtown Hibiya

現在のシチズングループの時計製品はクオーツ式が主流であり、主にチタン外装や表面硬化技術(デュラテクト)、太陽光発電エコ・ドライブ)・電波修正などの最新の技術を駆使した機能を備える実用的な製品を開発、販売している。また、実用性より付加価値を重視した製品として、クォーツ式ながらも従来のシチズンの製品ラインアップのコンセプト、デザイン、メカニズムを超越した複雑時計の世界に挑戦したカンパノラ・コレクションも販売している[2]

時計以外の商品として、工作機械シンコム」、子会社であるシチズン・システムズが販売する電卓電子辞書、健康関連商品(血圧計体温計)などがある。また、かつて一世を風靡したポケットボードはシチズン製である。


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