この項目では、持株会社について説明しています。カラオケボックスのシダックスについては「シダックス・コミュニティー」を、タレントのしだっくすについては「B2takes!!」を、かつてシダックス(sidux)と呼ばれていたLinuxディストリビューションについては「aptosid」をご覧ください。
シダックス株式会社
SHiDAX CORPORATION種類株式会社
市場情報東証スタンダード 4837
シダックス株式会社(英語: SHiDAX CORPORATION)は、外食産業、学校給食・企業食堂の給食(コントラクト)事業を展開する持株会社である。キャッチコピーは「MOTHER FOOD SHIDAX」、「SHIDAX Please!」。オイシックス・ラ・大地の子会社。
かつては「レストランカラオケ SHIDAX」としてカラオケボックス事業も行っていたが、郊外型の大型店(ロードサイド店舗)を主に展開していたため不採算店舗が増えたこと[2][3]、飲酒運転の厳罰化、低価格カラオケ店の台頭や一人カラオケ(ヒトカラ)の流行により客単価が低下した[4]ことなどにより、「カラオケ館」を運営するB&Vに事業を売却し、シダックスグループとしてはカラオケ事業から撤退した(但し、現在もシダックス・コミュニティーの社名は残っており、一部のカラオケボックスにも、引き続き、シダックスの名前は残っている=事実上ライセンス契約同義)[3][4]。
沿革
1959年1月5日 - 志太勤が創業[5]。
1965年5月11日 - 東京都調布市に学校・企業食堂の給食事業を運営する「富士食品工業」(現:シダックスフードサービス)を設立[5]。なお、会社ではこの日をシダックスグループの創立日としている[5]。
1964年10月 - 東京オリンピック運営スタッフの食事提供業務を受託[5]。
1967年4月 - 東京都調布市に「フジ調理師専門学校」を開校(1987年10月「志太学園調理師学校」に改称、2001年3月閉校)[5]。
1970年3月 - 大阪万博の警備員食堂と見学者用レストランの業務を受託[5]。
1974年12月 - 本社を東京都新宿区へ移転[5]。
1991年
1月 - 売店とコンビニエンスストア事業を運営する「コンビニエンスシダックス」(現・シダックスアイ)設立[5]。
10月 - 東京都内にレストランカラオケの実験店をオープン[5]。
1993年
8月 - レストランとカラオケボックスを一体化したレストランカラオケ事業を主体とする「シダックス・コミュニティープラーザ」(現:シダックス・コミュニティー)を設立[5]。
12月 - レストランカラオケ第1号店を、東京都立川市栄町にオープン[5]。
1995年9月 - 本社を再び東京都調布市へ移転[5]。
1996年4月 - シダックス(現:シダックスフードサービス)株式を店頭登録[5]。公式ウェブサイトを開設[5]。
1998年10月 - シダックスを「シダックスフードサービス」へ社名変更[5]。
1999年
9月 - 東京都内のレストランカラオケ2店舗で「シダックスカルチャークラブ」事業開始[5]。
12月 - シダックス・コミュニティー株式を店頭登録[5]。
2000年
シダックスフードサービス、シダックス・コミュニティーの両社を、持株会社「シダックス」へ株式移転する契約を締結。
7月 - 本社を再び東京都新宿区へ移転[5]。
2001年4月 - 持株会社「シダックス」を設立し、その株式を店頭登録[5]。
2003年4月 - 東急百貨店から株式会社レストランモンテローザ(白木屋を展開するモンテローザとは別法人)の全株式を取得(同年10月「シダックスレストランマネジメント」へ社名変更、現:シダックスフードサービス)[5]。
2004年5月 - 本社を東京都渋谷区へ移転[5]。
2007年3月 - 株式公開買い付け (TOB)により、大新東を連結子会社とする[5]。
2008年3月 - 大新東が上場廃止、シダックスの完全子会社となる[5]。