シス_(スター・ウォーズ)
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出典検索?: "シス" スター・ウォーズ ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2017年12月)

シス(Sith)は、アメリカ合衆国の映画である『スター・ウォーズ』シリーズで用いられる用語の一つ。シスのエンブレム

作中では、「ジェダイの騎士」と相対する存在で「シスの暗黒卿」(Dark Lord of the Sith)、あるいは「シス卿」(Lord of the Sith, Sith Lord) などとも呼称される。作中では銀河の万物を包摂するエネルギーであるフォースを用いるが、ジェダイのように平和で穏やかな感情から生み出される「ライトサイド(光明面)」のフォースではなく、怒りや憎しみなどといった強い負の感情から生み出される攻撃的な、「ダークサイド(暗黒面)」のフォースを信奉する者たちを指す。

シスとなった者は、それまでの名を捨て「ダース」「Dark Lord of the Sith (Darth)」(Dark Lord of the Sithの略称)の称号を冠するシスの暗黒卿としての新たな名を授かる。例を挙げると「ダース・ベイダー」や「ダース・モール」。

現在、スター・ウォーズのスピンオフ作品はフォースの覚醒以降の映画に繋がる正史(カノン)と、それには繋がらないパラレルワールドを描いた非正史(レジェンズ)の両者が存在する。本項ではその両方の設定を併記する。
概要

シスは一般的に、ジェダイのような集団、「騎士団」を構成しない。後述するが、シスは基本的に「師匠(マスター)」と「弟子(アプレンティス)」の二人一組で常に行動する。かつてシスによる国家が存在したが、政治的には通常の帝政国家と同一であり、政治の主体が集団であるジェダイとは異なる。

シスとなるためには、通常のジェダイ同様に優れたフォース感知能力が要求され、その適性を有する人物はごく少数である。また、良心に屈せず自身の飽くなき欲望を貫徹することの出来る精神的な解放性、明らさまな権力欲、防御よりも攻撃的な傾向が非常に重要である。

ただしスピンオフ作品での設定では、正式なシス以外にもフォースを感知可能かどうかに関わらず、彼らの教義に感化される者もいる。中にはシスを崇拝する者たちが独自にカルト教団を形成したり、単にダークサイドのフォースを扱うだけの者がシスを僭称することもあるとされる。
古代共和国時代

「シス」という名称は、古代に惑星コリバンに移住した民族を指す。彼らは特に修行を積んだ訳ではないが、遺伝的にフォースと親しむ民族であった。

フォース研究の学派を祖とするジェダイは、世代を経るにつれて銀河の守護者たる「ライトサイド(光明面)」と、悪の道に堕ちた「ダークサイド(暗黒面)」とが次第に反目し合うようになり、遂に双方は「100年の闇」と呼ばれる大規模な衝突を引き起こした。この戦いに敗れたダークサイドは、以後銀河共和国領内から完全に姿を消した。アジャンタ・ポール、カーネス・ムール、ソサーンの3人を指導者とする、ダークサイドのジェダイ逃亡者たちは、長い放浪の末に辺境の惑星コリバンを発見。まだ未開の原住民であったシスを、ダークサイドのジェダイたちが自ら生ける神となって支配する道を選び、ここにシスによる一大帝国の建設が始まった。やがてダークサイドのジェダイ達とシスの住民は交わり、コリバンは強力で魔術的なフォースを誇る民族「シス」が支配する「シス帝国」の根拠地となった。コリバンには代々のシスの暗黒卿を祀った古代寺院がある。

ヤヴィンの戦いより5,000年前、シス帝国の支配者マーカ・ラグノス卿が死亡し、ネイガー・サードー卿とルド・クレシュ卿という二人の有力なシスが後継者の座を争っていた。その最中、共和国の民間探査船が偶然にもシス帝国の存在を確認。これをきっかけに攻勢に出たシス帝国と共和国との間に「ハイパースペース大戦」が勃発した。だがシス帝国は、ネイガー・サードー卿とルド・クレシュ卿との内部抗争によって自滅し、これによりハイパースペース大戦は共和国の勝利に終わったが、その後もネイガー・サードー卿はなお生き延び、ヤヴィン第4衛星に「大寺院(グレート・テンプル)」を建立した。

その約600年後には、サードー卿から教えを受けたフリードン・ナッドが自らサードーを倒して新たなシスの暗黒卿となり、惑星オンダロンを支配したが、やがてこれを察知したジェダイの征伐を受けて滅ぼされた(フリードン・ナッドの反乱)。更にその約400年後、失われたシスの遺産を求めてフリードン・ナッドの亡霊に教えを乞い、自らシスの暗黒卿の名乗りを上げたエグザ・キューンと、その弟子となった元ジェダイのウリック・ケル=ドローマという二人の強力なシスの出現により「シス大戦」が勃発。しかしウリック・ケル=ドローマの裏切りによって、最終的には共和国とジェダイ側が辛うじて勝利し、エグザ・キューンの魂をヤヴィン4のシスの古代遺跡に封印することで、このシス帝国を滅亡させたものの、彼らもまた多大なる被害を受けた。

その数十年後には、シス大戦でウリック・ケル=ドローマに従ったマンダロア戦士団が復興中の共和国を再び攻撃し、「マンダロア大戦」が勃発。このマンダロア大戦も、レヴァンとマラックという二人のジェダイの活躍によりまたしても共和国側の勝利に終わったが、二人はこのマンダロア大戦中に、シス帝国の生き残りで銀河の未知領域に帝国を再建していたシス皇帝によって誘惑されて暗黒面に堕ち、新たなシス卿ダース・レヴァン、ダース・マラックをそれぞれ名乗って再び「第二次シス大戦」を引き起こした。最終的にはライトサイドに帰還したレヴァンが裏切る形で、かつての弟子ダース・マラックを倒すことで、ようやくこの第二次シス大戦を終結させた。二度に渡るシス大戦はシスの敗北に終わったが、シス皇帝が再建したシス帝国は未だ生き残っており、その後も数百年に渡ってシス帝国とジェダイ及び共和国の間で「大銀河戦争」「コールド戦争」「銀河戦争」などといった抗争が断続的に引き起こされている。

第二次シス大戦から約2,000年が経った頃には再建されたシス帝国も崩壊しており、シスの系統は一旦途絶えていたが、この頃ジェダイの中でジェダイ・マスターのファニアス(ダース・ルイン)らを始めとするダークサイドの信奉者たちがシスの伝統の復活を画策。シスの集団ということで自ら「シス・オーダー」を名乗り、形的にはまたもジェダイとシスとの抗争「新シス大戦」が勃発した。約1,000年にも及んだ新シス大戦は、惑星ルーサンでの決戦に至るまで凄惨を極めたが、元々個人的な感情からシスに走った集団に組織的統率は無く、やがて組織内での仲間割れが頻発し、遂にはジェダイ側に征圧されてしまった。この一件を受けてジェダイは、組織としてその指導・監督制度を更に強化し、これ以上ダークサイダーを生み出さぬよう、騎士叙位の基準や修行内容をより厳格なものに改革した。これにより、ジェダイ・パダワンとなるためにはフォースが強力なことはもちろん、生後6ヶ月以内であることが必須条件となり、同時に恋愛や結婚も一切禁止された。これを「ルーサンの改革」と呼ぶ。

このルーサンの戦いを最後にシスによる反乱はなくなり、共和国市民の間ではシスの脅威はもはや完全に去ったと思われ、以後永らく平和を謳歌する時代が続いた。だが、たった一人ではあるものの、ダース・ベインというシス卿だけは未だ生き残っていた。

なお、上記の設定は全てレジェンズのスピンオフ作品のものであり、正史(カノン)のスピンオフ作品ではこの時代のシスについて、「かつてモラバンド(カノンではコリバンはモラバンドの別名という設定)やマラコアなどの惑星に寺院や超兵器を建造した事」「レジェンズと同様に仲間割れによる内部崩壊が元でジェダイに敗北して滅亡し、ダース・ベインのみが生き残った事」の2点のみが語られている。
古代共和国時代の代表的なシス

アジャンタ・ポール

カーネス・ムール

ソサーン

ダース・アンデッデュ

マーカ・ラグノス

ネイガー・サードー

ルド・クレシュ

フリードン・ナッド

エグザ・キューン

ウリック・ケル=ドローマ

ダース・ヘイズ

ダース・レヴァン

ダース・マラック

ダース・バンドン

シス皇帝

ダース・マルガス

ダース・ナオサン

ヴィンディカン

アドラス

ダース・トレヤ

ダース・ナイアリス

ダース・サイオン

ダース・デソラス

ダース・フォボス

ダース・ルイン

ダーク・アンダーロード

ダース・リヴァン

ベリア・ダーズー

スケア・カーン

クォーディス

コーペズ

ギサニー

ダース・ベイン

旧共和国時代

シスが内部分裂から内部崩壊へと至った原因は、シスの教義そのものの中にあった。


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