シスター・プリンセス
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シスター・プリンセス
ジャンル読者参加企画恋愛萌え
小説
著者公野櫻子
イラスト天広直人
出版社メディアワークス
掲載誌電撃G'sマガジン
連載期間2000年3月号 - 2003年8月号
巻数(キャラコレ)全12巻 / (第2期)全1巻
(第3期)全4巻 / (第4期)全1巻
アニメ:シスター.mw-parser-output .jis2004font{font-family:"源ノ角ゴシック JP Normal","源ノ角ゴシック JP","Source Han Sans Normal","Source Han Sans","NotoSansJP-DemiLight","Noto Sans CJK JP DemiLight","ヒラギノ角ゴ ProN W3","ヒラギノ角ゴ ProN","Hiragino Kaku Gothic ProN","メイリオ",Meiryo,"新ゴ Pr6N R","A-OTF 新ゴ Pr6N R","小塚ゴシック Pr6N M","IPAexゴシック","Takaoゴシック","XANO明朝U32","XANO明朝","和田研中丸ゴシック2004絵文字","和田研中丸ゴシック2004ARIB","和田研中丸ゴシック2004P4","和田研細丸ゴシック2004絵文字","和田研細丸ゴシック2004ARIB","和田研細丸ゴシック2004P4","和田研細丸ゴシックProN",YOzFont04,"IPA Pゴシック","Yu Gothic UI","Meiryo UI","MS Pゴシック";font-feature-settings:"jp04"1}?プリンセス
監督大畑清隆(第1話 - 第12話)
伊灘郁志(第13話 - 第26話)
シリーズ構成あみやまさはる
キャラクターデザイン新田靖成
音楽服部隆之
アニメーション制作ZEXCS
製作シスプリ製作委員会
放送局テレビ東京ほか
放送期間2001年4月4日 - 9月26日
話数全26話
漫画:シスター?プリンセス ?12の約束?
作者壱河きづく
出版社メディアワークス
掲載誌月刊コミック電撃大王
発表号2001年6・7月合併号 - 2002年7月号
巻数未単行本化
話数10話
その他未完
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル美少女ゲーム系
アニメ漫画
ポータル文学コンピュータゲームアニメ漫画

『シスター・プリンセス』(Sister Princess)は、『電撃G'sマガジン』(メディアワークス)の読者参加企画に端を発する一連のメディアミックス作品群の総称。通称「シスプリ」。
概要

12人のたちが、遠く離れて暮らすを思慕する様子を描いたものである。キャラクター設定および文は公野櫻子が、挿絵は天広直人が担当した。

シスター・プリンセスの起源は、『電撃G'sマガジン』1999年3月号に初掲載された誌上ゲーム『シスター・プリンセス ?お兄ちゃん大好き??』にまで遡る。この企画が同誌の読者に人気を博したため、後に誌上連載イラストストーリーも同時掲載されるようになった。また、同作品を元にした恋愛アドベンチャーゲームテレビアニメラジオ番組なども次々と企画され、一大メディアミックスへと発展していった。これらは、電撃G'sマガジン本誌掲載の誌上ゲームや誌上連載イラストストーリー(以下原作)の掲載時期にならい、時期ごとに「第1期」「第2期」「第3期」「第4期」と大別される[1]。例えば、2001年4月からテレビ東京系列局などで放送されたテレビアニメ第1作目の『シスター?プリンセス』は、時期的には第3期の作品である。

シスター・プリンセスの基本設定は全メディア一律ではなく、メディアごとに差異が見られる。原作においては、妹たちが兄と会うことを許されるのは基本的に「お兄ちゃんの日」だけであり、それ以外の日には兄に手紙またはメールを出しながら直接会える日が来るのを心待ちにしている。しかし、ゲーム版やアニメ版においてはこのような制限はあまり無く、原作に比べれば比較的自由に兄と会っている。特にアニメ第1作目においては「兄と12人の妹(プラス、実は妹ではないもう一人)たちの共同生活」がメインテーマになっており、「お兄ちゃんの日」という言葉は最終回以外では全く出てこない。

また、兄と妹の関係も各メディアでかなり異なっている。原作においては2人兄妹で、兄と妹一対一の関係で描かれているが、ゲーム版とアニメ版においては兄1人に対し妹が12人もいるという設定で、妹たちは姉妹のような間柄で描かれている。このゲーム版とアニメ版のギャルゲー的設定がインターネットサイト各所や同人誌二次創作などでブレイクし、ここで生まれた「12人の妹たち」という言葉がこの作品自体を象徴するものとなった。なお、原作もゲーム第1作目とアニメ第1作目のリリースに合わせて、一時的に12人の妹たちが一堂に集う設定にシフトしていたことがある。
登場人物詳細は「シスター・プリンセスの登場人物」を参照
可憐(かれん)
ピアノが得意なお嬢様タイプの妹。
花穂(かほ)
チアリーディングをしているドジっ子の妹。
衛(まもる)
スポーツが得意なボーイッシュな妹。
咲耶(さくや)
オシャレが好きな小悪魔な妹。
雛子(ひなこ)
12人の中で最も小さい、素直で元気な妹。
鞠絵(まりえ)
本が好きで、遠慮深い妹。
白雪(しらゆき)
自分を「姫」と呼ぶ、料理好きな妹。
鈴凛(りんりん)
発明が趣味の、理系の妹。
千影(ちかげ)
魔法が使えるらしい、ミステリアスな妹。
春歌(はるか)
ドイツから来た、大和撫子な妹。
四葉(よつば)
イギリスから来た、自称名探偵な妹。
亞里亞(ありあ)
フランスから来た、泣き虫な妹。
兄(読者)
とある事情で妹(たち)とは離れ離れに暮らしていて、2か月に1度の「お兄ちゃんの日」にしか会えない。
本誌連載

大別して第1期から第4期までに分けられる。途中、単行本として発売された『キャラクターコレクション』全12巻は書き下ろし作であり、厳密には本誌連載ではないが、本項では発売時期から第2期に含める。
第1期(1999年3月号 - 2000年2月号)

電撃G'sマガジン1999年3月号で連載開始。前号の予告で明らかにされたのは「天広直人がキャラクターデザイン」というだけで内容については全く掲載されず、非常に突発的なスタートであった。この時点で登場した妹は可憐・花穂・衛・咲耶・雛子・鞠絵・白雪・鈴凛・千影の9人。特に白雪は髪型が違っていたり二人称が「あに兄」であるなど設定がかなり異なるが、4月号からは髪型と二人称が修正された。

当初は隔月連載の予定でスタートしたが、あまりにも読者の反響が大きかったため[1]、急遽毎月連載に変更した上で誌上ゲームを展開した(SDキャラクター担当作画・霧賀ユキ)。その内容は、相手となる妹を1人選んでメール交換やお泊まり・料理・テニスなどをするというものであった。

この時点では、妹にはそれぞれ兄がいる「一対一の関係」が前提とされており、妹同士の横の繋がりは家族関係でなく交友関係と見られていた。妹たちの共通項は、どの妹も家庭の事情で兄とは離れて暮らしており、「お兄ちゃんの日」に限り兄と会えるという設定である。
第2期(2000年3月号 - 2001年4月号)

『電撃G'sマガジン』連載の読者参加企画としては過去最高の人気に支えられて、2000年3月号より誌上ゲームは第2期(セカンドステージ)へ移行するとともに、画 - 天広直人・文 - 公野櫻子のイラストストーリーの同時連載も開始した。それにともない、春歌・四葉・亞里亞の3人が従来までの9人に追加される形で新登場した。

また、同時期に同作品がゲーム化されることが決定したが、発表されたゲームの内容が「兄1人(プレイヤー)に対して妹12人」というおおよそ常識とかけ離れた内容だった。この章は、後に単行本『オリジナルストーリーズ』と題して刊行された。

一方、本誌連載のイラストストーリーと並行して、全12巻の書き下ろし単行本『キャラクターコレクション』と事実上の第1期総集編である『オフィシャルキャラクターズブック』がそれぞれ刊行された。特にキャラクターコレクションでは、第1巻冒頭から可憐が同級生の綾小路君に兄とは結婚できないことを指摘され、半泣きで彼に平手打ちを食らわせるなどの展開が繰り広げられた。

2000年3月号から、連載終了(2003年9月号)まで、『G's』本誌の表紙は、本作のイラストがメインとして起用されている。
第3期(2001年5月号 - 2002年4月号)

2001年3月8日のゲーム第1作目の発売と4月4日のアニメ第1作目の放送開始に前後して、同年5月号よりイラストストーリーの新章が開始された。ゲーム版のストーリーの延長線上で描かれたこの新章には、原作では初となる「兄1人に対して妹12人」の設定が持ち込まれた。また、妹同士が互いを呼び合う時は全て「 - ちゃん」付けであることが明らかになった。この章は、後に単行本『ポケットストーリーズ』と題して全4巻が刊行された。

しかし、アニメの方は製作段階から迷走。放送開始直前に『電撃Animation Magazine』が休刊に見舞われる不吉なスタートを切った上、監督が途中で交代するなどドタバタぶりが目立ち、さらには第12話で航がウニを踏んづけて溺れる場面から「ウニメ」なる蔑称を命名されるという始末であった[2]
第4期(2002年5月号 - 2003年8月号)

2002年4月号からのイラストストーリーの新章は再び一対一の関係へ戻り、「お兄ちゃんへの手紙」をテーマに連載を開始。この章は、後に単行本『Sincerely Yours』と題して刊行された。

2002年夏に再度のアニメ化が決定。


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