シグマ_(カメラ)
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株式会社シグマ
SIGMA Corporation

本社
種類株式会社
本社所在地 日本
215-8530
神奈川県川崎市麻生区栗木2-8-15
設立1961年昭和36年)9月9日
(有限会社シグマ研究所)
業種精密機器
法人番号8020001077202
代表者代表取締役社長 山木 和人
資本金1億円
売上高429億488万円(2021年8月期)
従業員数1,764名(2021年8月期現在)
外部リンクhttps://www.sigma-global.com/jp/
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株式会社シグマ (: SIGMA Corporation) は、日本の光学機器製造企業。神奈川県川崎市麻生区に本社を置く。旧社名はシグマ研究所。一眼レフカメラ交換レンズが主力で、カメラ用レンズメーカーとして認識されているが、カメラ本体も製造している。他メーカーが製品を海外生産に移行するなか、ほとんどの製品[1]を福島県の会津工場で生産している。
概要

デジタルカメラ用大口径標準ズームや超音波モーター搭載の標準レンズを開発している。多様なレンズを生産するとともに、他のレンズメーカーに先駆けて超音波モーター(同社HSM ;Hyper Sonic Motor) や手ぶれ補正機構(同社OS :Optical Stabilizer)などの技術を導入した。

またフォーサーズ・システムに早期に賛同し、近年では、ミラーレスカメラ専用設計のレンズも製造している。

超望遠域のレンズを比較的安価に提供しており、レンズメーカーで500mmと800mmの超望遠単焦点レンズを製造しているのは同社だけである。

2008年11月には、自社のデジタルカメラで採用していたFoveon X3を開発するFoveon社を買収し完全子会社化。キヤノンソニーに続き、本体、レンズ、撮像素子を自社製とするメーカーとなった。

2012年9月、シグマグローバル・ビジョンを発表。自社レンズをコンテンポラリー(C)、アート(A)、スポーツ(S)の3つのカテゴリーに整理。プロダクトデザインを統一した。

2018年9月、シネマレンズの販売を開始。

2018年9月、ライカパナソニックとの協業である「Lマウントアライアンス」への参画を発表。同時に、既存のSAマウントにおけるカメラ本体の開発終了を告知した。シグマのカメラレンズ製品群
沿革

1961年(昭和36年)9月 - 山木道広が自ら開発した35mm一眼レフカメラ用テレコンバーターを製造販売する目的で有限会社シグマ研究所を東京都世田谷区に設立した。

1965年(昭和40年)11月 - 本社社屋を東京都狛江市岩戸南に移転。

1968年(昭和43年)3月 - 株式会社に改組。

1970年(昭和45年)11月 - 株式会社シグマに商号変更。

1973年(昭和48年)11月 - 福島県耶麻郡磐梯町に会津工場を完成(第一期)

1979年(昭和54年)11月 - シグマ初の海外進出としてシグマドイツを設立。

1983年(昭和58年)2月 - 福島県耶麻郡磐梯町に会津工場を完成(第二期)

1983年(昭和58年)3月 - 本社狛江の新社屋が竣工。

1983年(昭和58年)4月 - シグマ香港設立。

1986年(昭和59年)3月 - シグマアメリカ設立。

1991年(平成3年)1月 - シグマベネルクス設立。

1991年(平成3年)12月 - シグマシンガポール設立(現在は撤退)。

1993年(平成5年)2月 - 福島県耶麻郡磐梯町(会津)新工場完成。

1993年(平成5年)6月 - シグマフランス設立。

2000年(平成12年)11月 - シグマU.K設立。

2005年(平成17年)9月 - 東京都狛江市より現社屋の神奈川県川崎市麻生区に移転。

2008年(平成20年)11月 - 撮像素子を開発するFoveonを買収、完全子会社化。

2012年(平成24年)9月 - シグマグローバル・ビジョンを発表。レンズのブランドを3つのカテゴリーに整理。

2016年(平成28年)9月 - SIGMA CINE LENSを発表。


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