シカゴ P.D.
Chicago P.D.
ジャンルドラマ
原案ディック・ウルフ
マット・オルムステッド
『シカゴ P.D.』(原題: Chicago P.D.)はアメリカ合衆国のテレビドラマシリーズ。ディック・ウルフとマット・オルムステッド製作の刑事ドラマで、『シカゴ・ファイア』の最初のスピンオフ作品[1]。2020年2月27日に、放送局のNBCからシーズン10までの3シーズン分の更新が発表された[2]。アメリカではNBCにて2020年11月11日よりシーズン8が放送されている[3]。日本ではAXNにて2021年5月14日からシーズン7が放送開始[4]。また、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンよりシーズン6のDVD-BOXが2021年4月9日に発売された。米NBCは、2023年4月『シカゴ P.D.』がシーズン11の製作が決定したと発表した。[5]
正義の為には手段を選ばないハンク・ボイト率いるシカゴ市警察21分署の特捜班が、シカゴの街に蔓延る犯罪と戦う姿を描いたテレビドラマ。[6]
解説
登場人物
メイン
ハンク・ボイト
演 - ジェイソン・ベギー、日本語吹替 - 藤沼建人出演:第1シーズン第1話 -シカゴ警察21分署の刑事で階級は巡査部長。特捜班のリーダー。目的のためなら手段を選ばないやり方で強引な捜査も厭わない。汚職を探る任務を上層部に与えられているが、あくまで自分のやり方で動いている。息子の飲酒運転の人身事故による刑務所入りを避けようと暴走して服役していた過去がある。
アントニオ・ドーソン
演 - ジョン・セダ、日本語吹替 - 辻井健吾 / 藤沼建人(第1シーズン AXN放送時のみ)出演:警察時代 第1シーズン第1話 - 第4シーズン第8話 、検察時代 第4シーズン第14話 - 第16話 、警察復帰後 第5シーズン第1話 - 第6シーズン第22話特捜班の刑事で元・風紀課の刑事。ボイトを逮捕した刑事で、ボイトに腕を見込まれてスカウトされて特捜班入りをした。シカゴ消防局51分署に妹のガブリエラがおり、妻と息子と娘が一人ずついる。
エリン・リンジー
演 - ソフィア・ブッシュ、日本語吹替 - 土井真理出演:第1シーズン第1話 - 第4シーズン第23話特捜班の唯一の女性刑事でボイトの右腕。ボイトの情報提供者で薬物中毒者だったが、ボイトに引き取られて更生している。その為、過去の友人からは刑事になった事を驚かれる。ボイトの息子のジャスティンとは姉弟同然に育った。問題行動の多かった学生時代の友人とは距離を置いている。ボイトに救われた経験から、自身も薬物中毒に苦しむ女性ナディアを救おうとする。
ジェイ・ハルステッド
演 - ジェシー・リー・ソファー、日本語吹替 - 宮本淳出演:第1シーズン第1話 - 第10シーズン(予定)特捜班の刑事でリンジーの相棒。元軍人で所属は第75レンジャー連隊。特捜班に入る前、潜入捜査を行っていた時にガブリエラ・ドーソンと交際していた。シカゴ医療センターに兄のウィルがいるが、長らく疎遠だった。
アダム・ルゼック
演 - パトリック・ジョン・フリューガー、日本語吹替 - 横田大輔出演:第1シーズン第1話 -オリンスキーが警察学校から引き抜いた特捜班の新人刑事。特捜班に入ってすぐに失態を演じてしまうなど未熟な面が目立つ。また、地道な捜査を嫌うなど態度も悪く、相棒のオリンスキーからはたびたび叱責されている。婚約者がいるが、自分の仕事については隠している。父親が26分署の警官をやっておりボイトやオリンスキーとは仕事仲間だった。
キム・バージェス
演 - マリーナ・スコーシアーティ、日本語吹替 - 濱口綾乃出演:第1シーズン第1話 -シカゴ警察21分署のパトロール警官。子供が犠牲になった事件に対しては特に感情的になる。野心家で将来は特捜班入りを希望しており、その機会もあったが職場恋愛を理由に見送られた。上司のプラットのいびりの対象だが、されるがままではなく反発して仕返しする事も多い。
ケビン・アトウォーター
演 - ラロイス・ホーキンズ
シェルドン・ジン
演 - アーチー・カオ、日本語吹替 - 藤翔平出演:第1シーズン第1話 - 第15話シカゴ警察21分署の刑事。技術面での支援を仕事としており専門知識の必要な現場で協力する。シーズン1の最終話で何者かに殺害される。
アルビン・オリンスキー
演 - イライアス・コティーズ、日本語吹替 - あべそういち出演:第1シーズン第1話 - 第5シーズン第22話特捜班のベテラン刑事。張り込みや狙撃を得意としている。ボイトとの付き合いが長く、ボイトのやり方に理解がある。娘を深く愛しているが、その気持ちから暴走する事も少なくない。
トルーディ・プラット
演 - エイミー・モートン(英語版)、日本語吹替 - 西村野歩子出演:第1シーズン第1話 -シカゴ警察21分署のデスクワーク担当。階級は巡査部長。パトロール警官時代に尻を撃たれて以降、内勤に回されている。部下のバージェスを私用の雑用に使っており、反発されてしっぺ返しを食らう事もある。周りに流されないボイトを強く信頼している。
ショーン・ローマン
演 - ブライアン・ジェラティ、日本語吹替 - 三瓶雄樹出演:第2シーズン第1話 - 第3シーズン第23話、第7シーズン第15話シカゴ警察31分署から21分署にやってきたパトロール警官。バージェスの相棒。シーズン3にて、パトカーにいた所を銃撃され、その後遺症で現場に残れなくなり退職する。
ヘイリー・アプトン
演 - トレイシー・スピリダコス、日本語吹替 - 寺依沙織出演:第4シーズン第21話 -強盗殺人課から特捜班にやってきた刑事。子どもの頃に事件に巻き込まれ、助けてくれた警官に憧れて警官となった。最初はボイトと衝突するが、信頼を得ていく。
バネッサ・ロハス
演 - リセス・チャベス、日本語吹替 - 織部ゆかり出演:第7シーズン第2話 -特捜班に加入した警察官。以前、身分秘匿捜査をする班に所属していた。
準レギュラー・ゲスト
ジュリー・“ジュールズ”・ウィルハイト
演 - メリッサ・サージミラー、日本語吹替 - 西村野歩子出演:第1シーズン第1話特捜班の女性刑事でアントニオの相棒。特捜班にいるもう一人の女性刑事のリンジーとは仲がいい。私生活では医者の夫と2人の子供がいる。第1話で捜査中に殉職する。
ナディア・デコティス
演 - ステラ・メイヴ(英語版)、日本語吹替 - 高宮彩織出演:第1シーズン第4話 - 第2シーズン第20話エスコートをやっている薬物中毒者の女性で、リンジーが更生に協力する。シーズン2からは電話番として特捜班の補佐をしながら警察官を目指す。しかし、シリアルキラーのグレッグ・イェーツに拉致されてしまいレイプされた後に殺害されてしまう。最後に生存していたエピソードは「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」第16シーズン第20話。