シカゴ・カブス
Chicago Cubs
1871年創設
所属リーグ
ナショナル・アソシエーション(1871年 - 1875年)
ナショナルリーグ (1876年 - )
東地区 (1969年 - 1993年)
中地区 (1994年 - )
チーム名
シカゴ・カブス (1902年 - )
シカゴ・ホワイトストッキングス (1876年 - 1889年)
シカゴ・コルツ (1890年 - 1897年)
シカゴ・オーファンズ (1898年 - 1901年)
シカゴ・カブス (1902年 - )
本拠地
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}1876-現在
イリノイ州シカゴ (1871年 - )
リグレー・フィールド(1916年 - )
カブス・パーク(1920年 - 1925年)
ウィーグマン・パーク(1914年 - 1920年)
ウエスト・サイド・パーク (1893年 - 1915年)
サウス・サイド・パーク (1891年 - 1893年)
ウエスト・サイド・パーク (1885年 - 1891年)
レイク・フロント・パーク (1878年 - 1884年)
23rdストリート・グラウンズ (1874年 - 1877年)
永久欠番
ワールドシリーズ優勝(3回)
1907
1908
2016
リーグ優勝(17回)
1876
1880
1881
1882
1885
1886
1906
1907
1908
1910
1918
1929
1932
1935
1938
1945
2016
地区優勝(8回)
1984
1989
2003
2007
2008
2016
2017
2020
ワイルドカード(3回)
1998
2015
2018
球団組織
オーナートム・リケッツ
シカゴ・カブス(英語: Chicago Cubs、略称: CHC、カ軍)は、メジャーリーグベースボール(以下、MLB)ナショナルリーグ中地区所属のプロ野球チーム。本拠地はイリノイ州シカゴにあるリグレー・フィールド。
概要シーズン成績の詳細については年度別成績一覧を参照
アトランタ・ブレーブスと共に1871年創設の古い球団であり、創設以来本拠地を移転していないチームとしては最も長い歴史を持つ。MLB黎明期はナショナルリーグ優勝16回、ワールドシリーズ優勝2回を誇る強豪だったが、その後は長期に渡って優勝を果たせず、リーグ優勝は1945年から2016年まで71年間、ワールドシリーズ優勝に至っては1908年から2016年まで108年間遠ざかっていた。
2003年のフロリダ・マーリンズとのナショナルリーグチャンピオンシップシリーズ(NLCS)第6戦では、ワールドシリーズ進出まであとアウト5つまで迫りながら、ファウルボールを取ろうとしたファンの妨害が一因となり敗退。これは、かつて山羊を連れて観戦しようとしたところ入場を拒否された「ビリー・ゴートの呪い」ではないかと言われている。しかし、この呪いも2016年のリーグ優勝により解かれることになった。
MLB屈指の人気チームであり、同じくシカゴを本拠地とするシカゴ・ホワイトソックスを人気面では凌駕している。ホワイトソックスが市南部で人気があるのに対し、カブスは市北部での人気が高い。ナイトゲームの試合数が制限されるリグレー・フィールドをホームスタジアムとしながら安定した集客を誇っている。同地区のセントルイス・カージナルスと熾烈なライバル関係にあり、イリノイ州内の地域によってはホワイトソックスと共に人気を三分している。詳細は「クロスタウン・クラシック」、「en:Cardinals?Cubs rivalry」、および「en:Brewers?Cubs rivalry」を参照
本拠地球場のリグレー・フィールドは、ボストン・レッドソックスのフェンウェイ・パークに次ぎ、MLBで2番目に古い球場として有名。外野フェンス全体を覆うツタが名物となっており、これは1937年に当時のオーナーであるビル・ベックが考案したものである。
MLBではナイターが1935年に初めて開催された一方、リグレー・フィールドでは当時のオーナーの意向でデイゲームしか開催されず、初めてのナイターは1988年のことだった。
2008年4月23日にサンフランシスコ・ジャイアンツに次いでMLB通算10,000勝に到達。
球団の歴史
球団創設シカゴ・ホワイトストッキングス(1885年)。上段中央がキャップ・アンソン。
1871年、ナショナル・アソシエーションに加盟し、プロ球団として誕生。加盟当初はシカゴ・ホワイトストッキングスという名前だった。しかし、同年に起こったシカゴ大火によって球場や備品が全て焼け落ち、チームは丸2年間に渡って活動できない状況に陥る。1876年、同チームのオーナーだったウィリアム・ハルバートらによってナショナルリーグが創設され、同リーグに加盟。同年には監督兼投手を任されたアルバート・スポルディングの下、52勝14敗という成績で初代チャンピオンに輝いた。スポルティングはほぼ全ての試合に出場し、47勝12敗で初代最多勝を獲得している。後にスポルティングはスポーツ用品メーカーであるスポルティング社(現在ではNBAの公式球を製造していることで知られる)を創設し、ホワイトストッキングスの理事長に就任するなど、野球界の発展に尽力した。