シェンムー
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シェンムーシリーズ
ジャンル
アクションアドベンチャー
開発元SEGA-AM2
Ys Net
主な製作者鈴木裕(ディレクター)、大江真徳(デザイン)
1作目シェンムー 一章 横須賀
1999年12月29日
最新作シェンムーIII
2019年11月19日
スピンオフ作品シェンムー街
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『シェンムー』(Shenmue)は、セガ・エンタープライゼス(後の株式会社セガ。以下「セガ」)が開発した日本アクションアドベンチャーゲームシリーズである。本編の3作目まで発売している未完の作品。オープンワールドゲームの元祖とも呼ばれることもあるゲームシリーズ[1]。ディレクターはゲーム全作を鈴木裕[2]が担当する。

第1作目『シェンムー 第一章 横須賀』(『以下 『I』と略記する場合あり)はセガが制作費70億円を投じた超大作[3]として鳴り物入りでリリース。『I』には当時の最新技術を出来るだけ投入するような体制が採られたほか異業界から最高峰の人材を多数集結させ、徹底した取材と精緻な作り込みを行った結果、ある種の映画的なシミュレーション世界にプレイヤーを没入させるような前代未聞のクオリティを実現。テレビゲームの歴史において特筆されることが多い。母体ハードのドリームキャストが生産終了を発表した後の2001年に続編の『U』が発売。高い評価を受けたがセールスは伸びずその後長期に渡りシリーズは凍結されていたが18年の歳月を経て2019年最新作『シェンムーV』が発売された。さらに2022年にはアニメ化が実現する等本ゲームは未完ながら長きに渡り愛される長寿コンテンツとなっている。
概要

1999年に発売された初作『1』・第2作『II』では、その作りこまれた作品世界に裏付けられた自由度の高さから新ジャンルFREE(Full Reactive Eyes Entertainment)を自称していた。一般的なジャンルに当てはめると、フラグ立て式のアクションアドベンチャーゲーム(ただし格闘ゲームの要素も強く含まれており、またアーケードのシューティングゲームやレースゲームが丸々一本収録されている他部分的なステルスゲーム、恋愛ゲーム、育成ゲーム要素等、やはり一括りにはできないジャンルではある)で、オープンワールドゲームの元祖とも呼ばれる場合もある。現在では珍しくないが、当時、膨大な量の物体に対して何らかのアクションを取れる事は非常に画期的であった。更に、現実に販売されている製品を多数登場させたり、全てのNPCに名前が付いていて個々が時間帯に応じて別々の生活を実践しているなど、街の精緻なシミュレーションを行っている点は現在でも珍しい。しかし、データ量が大量だったこともあり、当初の計画よりもドリームキャストの性能に合わせた仕様に変更されている[4]

制作者としては、セガのゲームクリエイターのみならず、ハリウッド関係者、スタジオジブリ関係者、建築設計士、音楽家、俳優など、異業界から最高峰の人材が集結していた。多様な人材の集結は、制作当時のゲーム業界では前例がない試みであり、世界観の作り込みに大きく寄与していた[4]

『I』ではゲームエンジンも含めて新規開発を行ったため[4]、当時のゲーム業界において世界最高額となる70億円の制作費を投じており、CMでも巨額を投じた超大作として宣伝が行われた[5]。後に、2008年にはグランド・セフト・オート4がシェンムーを上回る100億円の制作費用を投じている。制作費に比して売上は振るわなかったものの、海外ではスティーヴン・スピルバーグが絶賛するなど、業界人を中心として世界観と作り込みは高く評価されていた[6]

主人公芭月涼のモーションキャプチャーは涼の声優を務めた松風雅也が実際に行っている[7]他、バトルモードのモーションキャプチャーと武術指導は日本の八極拳道場協力の下行われている[8]など、現実感のある演出、街をぶらつく脇役まで声のある完全フルボイス、全ての町並み、キャラクター、イベントシーンを実機ポリゴンで表現。天候が刻々と変化し、朝から夜に至るまでの時間の経過、登場キャラクター達が「生活習慣プログラム」によって日々を営む世界観は、各方面から評価された。

『シェンムー』では、今日一般的に見られるような形でのQTEが導入された。鈴木裕は、「ゲームプレイと映画の融合」を提供し、「Quick Time Event」という言葉の製作者と評価されている[9]。なお、本作の説明書では「クイック・タイマー・イベント」と呼ばれていたが、この後は「クイックタイムイベント」として、あらゆるハードやソフトで同様のシステムが取り入れられていくこととなる[10][11]

セガサターンでも制作されていたが、ドリームキャストへの移行によりお蔵入りとなった[12]
シリーズ
日本展開

・シェンムー 一章 横須賀
DC)1999年12月29日発売※シリーズ第一作目。1986年の横須賀が舞台。膨大な寄り道要素やディティールの作り込み、天候のリアルタイムな変化等革新的・実験的な多数の要素の中でも、300に及ぶ登場人物ほぼ全てが詳細設定と生活ルーティンを持つというシステムは最大の特徴であり大きな話題となった。
・What's シェンムー?湯川(元)専務をさがせ?
(DC)1998?1999年 無料配布※『一章』の体験版として無料配布されたディスク。体験版の体裁ではあるものの、完全オリジナルのショートストーリーでありここでしか観れないカットシーンや会話等も多く、現在も貴重なファンアイテムの1つとして評価されている。タイトルの通り湯川(元)専務が本人役として出演している。
・US Shenmue
(英語音声版/DC)2001年7月5日発売※『一章』の海外リリース版。
・シェンムーII
(DC)2001年9月6日発売※シリーズ二作目。中国の香港・九龍が舞台。『一章』をベースに新規ユーザーを意識した[遊びやすさ][ゲームとしての面白さ]に重点をおいた様々な新システム・新要素が導入された。スケールも大幅に拡大し、その反面前作で最も話題となった全キャラクターに生活ルーティンを設けるというシステムは事実上撤廃されている。(ただし数名のキャラクターには引き続き採用されている)
・シェンムー・ザ・ムービー
映画館/VHS/DVD)2001年9月劇場公開、12月ソフトリリース※『一章』のゲーム動画をそのまま編集し構成されている。
・シェンムー街
Mobage)2010年12月2日にサービス開始(サービス終了)※新たな展開等はなく基本は既存のストーリーをなぞる内容であった。
・シェンムーI&II
PS4)2018年11月22日発売※詳細については#シェンムーI&IIを参照
・シェンムーIII
(PS4・PC)2019年11月19日発売※クラウドファンディングを経て前作から実に18年越しに発売されたシリーズ最新作。前2作とは違う限られた予算ながら、膨大な寄り道要素やフルボイスによる多数の会話パターン、細部ディテールの拘り等シリーズの特徴をしっかりと引き継ぎ、修行の概念を押し出したバトルシステムやこれまでの特徴であった「会話の楽しさ」の延長である「たのまれごと」システム等独自の進化を遂げている。中でもミニゲーム等のサブ要素はシリーズ最大数最大規模となっている。反面各キャラクターや本筋のストーリーに関してはあまり深掘りされず、淡白な印象が強いものとなった。
・DLC「バトルラリー」
(PS4・PC)2020年1月21日配信
・DLC「ストーリークエストパック」
(PS4・PC)2020年2月17日配信
・DLC「大遊戯船」
(PS4・PC)2020年3月17日配信
海外展開


Shenmue(一章/US/DC)2000年11月6日発売

Shenmue(一章/EU/DC)2000年12月1日発売

Shenmue II(EU/DC)2001年11月発売、日本語音声、英語字幕

Shenmue II(US/Xbox)2002年10月発売、シェンムー・ザ・ムービーDVD同梱

Shenmue II(EU/Xbox)2003年3月発売、シェンムー・ザ・ムービーDVD同梱

Shenmue I & II(PS4・Xbox One・PC)2018年8月21日発売

Shenmue III(PS4・PC)2019年11月19日発売

DLC「バトルラリー」(PS4・PC)

日本ではシリーズ1作目となる『シェンムー 一章 横須賀』が1999年12月に発売(以下、『I』と略記する場合あり)。その後、『一章 横須賀』の英語音声版となる『US Shenmue』が2001年7月、第2作の『シェンムーII』が2001年9月に発売された。また、ドリコレ(廉価版)の『シェンムーII』が2003年3月に2800円で発売されている。いずれもドリームキャスト(DC)用のゲームソフトとして発表。

海外においては、アメリカではドリームキャストで『Shenmue(一章)』が2000年10月に発売され、『Shenmue II』についてはドリームキャストではなくXboxで2002年10月にリリースされた。日本ではXbox版『Shenmue II』は発売されていない。ヨーロッパでは2000年12月に『Shenmue』、2001年11月にドリームキャスト版『Shenmue II』、2003年3月にXbox版『Shenmue II』がそれぞれ発売されている。ヨーロッパのドリームキャスト版『Shenmue II』のみ日本語音声、英語字幕。また、海外版『Shenmue II』には『シェンムー The Movie』のDVDが同梱されているが、日本語版とは異なり、特典映像は収録されていない。

日本版の初回生産分の特典として、『一章 横須賀』にはサウンドトラックCD「Shenmue Juke Box」が、『II』には「バーチャファイター4パスポート VF.NET」(DCで『バーチャファイター4』無印版のVF.NETが利用できるブラウザソフト)と「バーチャファイターヒストリー」(同シリーズ歴代作品のオープニングムービーなどを収めたDC用GD-ROM)の2枚が同梱された。

2015年より鈴木裕が独自に『I・II』の続編『シェンムー3』の開発をスタート、2019年にリリースされた(詳細については#シェンムー3再始動」を参照)。
他メディア展開・映画2001年9月、『シェンムー 一章 横須賀』の映像を編集した『シェンムー The Movie』が一般映画館で劇場公開。同年12月にはDVDとVHSでリリースされた。・漫画2001年、ゲームでは描かれないサイドストーリーが描かれた宮脇謙史による公式短編マンガがゲーム雑誌『ドリマガ』に短期集中掲載された。この作品はPS4版シェンムーUの隠し要素として全編収録されている。・アニメーション2020年、シェンムーのアニメ版『Shenmue the Animation』(シェンムー・ジ・アニメーション)製作が発表[13]。アニメ版に関してはセガグループに属するアニメ制作会社・テレコム・アニメーションフィルムが制作。鈴木裕も世界観の監修的な立ち位置で関わる(当初は「エグゼクティブプロデューサー」名義を想定していたが[14]、正式発表時に「原案」名義になった)。その後2022年に展開する予定となった[15]。以降の詳細は本項の「#アニメ」を参照。


「マイナー」と言われることもあるシェンムーシリーズだが、実はヒット作のバロメータとも言われる映画化・アニメ化・漫画化の3大メディアミックスを23年間かけて全て達成している。
ストーリー

横須賀に住む高校生・主人公の芭月涼の父親が、ある日突然やってきた中国人に殺害される。涼は父親の死の真相を知るため調査を始めるが、それは次第に国をまたぎチャイニーズマフィアや中国の闇組織に関わる壮大な事態へ発展していく。涼の父・巌が過去に中国から持ち帰った対となる二枚の謎の石鏡(龍鏡・鳳凰鏡)が大きな鍵となり、物語が進行する。復讐の物語であるが、涼はその過程で様々な人や物事に出会い、人として大きく成長していく事となる。

ゲーム制作者である鈴木裕は、シェンムーのシナリオが全11章構成である事を明らかにしている。『シェンムー 一章 横須賀』は「シェンムーの入門編」として予定されていた一章を三倍程のボリュームに膨らませたもの。『シェンムーII』は二章をカットした上で、三章から六章まで物語の一部を収録しているが、ヒロインの莎花(シェンファ)とタイトルにもなった莎木(シェンムー)という名の大樹が登場した直後に唐突に終わっており、ストーリーは未完。更に、発売前に重要人物として発表されながら、『シェンムーII』にも登場していないキャラクターが存在する。

1998年発売のドリームキャスト版『バーチャファイター3tb』同梱のスペシャルディスクに収録された、シェンムーの予告編ムービーでは、シェンファが手を触れずに超能力で周りの敵を吹き飛ばすシーンがあり、最初からファンタジー要素も予定されていたらしい。

なお、カットされた二章は香港行きの船内での物語であったと言われている[16]。そのクライマックスとなる敵とのバトルシーンや、『II』に登場しなかった主要人物の物語、『一章』のキャラクターと『II』のキャラクターの関係性等を描いた4ページ短編マンガがゲーム雑誌『ドリマガ』に短期集中掲載された。『シェンムーII』ゲームの開始直後の港にいる親子連れとの会話の内容から、涼が船内で子供を助けるストーリーがあったという事が分かる。
一章 横須賀

時は1986年11月29日。横須賀の郊外にある柔術道場・芭月武館で異変が起きていた。道場主の息子である芭月涼(はづき りょう)が自宅に戻ると、道場内では道場師範である父の芭月巌(はづき いわお)と、豪華な中華服を着た謎の男・藍帝(ランテイ)が一触即発の状態でにらみ合っていた。「鏡をよこせ」と詰め寄る藍帝の要求を頑なに拒否する巌だが、圧倒的実力差で倒され、助けに入ろうとした涼も簡単に押さえ込まれてしまう。涼を殺すと脅され、遂に鏡のありかを答える巌だが、「お前が殺した趙孫明(チョウ・ソンメイ)を覚えているな」と、そのままとどめを刺されてしまう。そして藍帝は龍の刻まれた「龍鏡」を手に、その場を去る。

誕生日に父を殺され復讐を誓った涼の元に、香港の朱元達(シュ・ゲンタツ)という人物より、巌宛の手紙が届く。「鏡を狙う者あり、緊急の時は陳大人(チン・タイジン)を頼れ」。藍帝に関する手掛かりの一切を持たない涼は、陳大人を探し始める。

道場の隠し倉庫から、藍帝に奪われた鏡の片割れ「鳳凰鏡」を見付けた涼は、かつて父と親交のあった華僑の主導者・陳大人に行き着く。一度は「命を粗末にするな」と涼を止めた陳大人だったが、涼の固い決意を知ると朱元達の居場所を知る香港の桃李少(トウ・リショウ)老師を訪ねるよう紹介状を書き、渡航する手はずを整えてくれる。こうして涼の長い旅が始まった。
シェンムーII

香港へ到着した涼は、いきなり全財産の入ったリュックを盗まれてしまう。賊を追い、鳳凰鏡の入ったリュックを取り返した涼だが、現金は全て抜き取られた後だった。宿銭すらなくした涼は途方に暮れるが、現地で知り合った女性・ジョイに宿とバイト先を紹介してもらい、滞在費稼ぎと桃李少老師探しを行なうことになる。

様々な試練を経て桃李少こと、紅秀瑛(コウ・シュウエイ)と出会えた涼だが、彼女もまた無謀な復讐をしようとしている涼に朱元達の居所を教えようとはしなかった。仕方なく彼女の元で武術の修行をしていた涼だが、ストリートギャングの刃武鷹(レン・ウーイン)の力を借り、朱元達が九龍城に身を隠しているとの情報を手に入れる。

レンと共に九龍城に乗り込んだ涼は、朱元達を狙う斗牛(トギュウ)率いる黄天会の妨害を受けつつも、何とか朱元達を助け出す事に成功。朱元達より、趙孫明とは藍帝の父である事、龍鏡と鳳凰鏡が清王朝の財宝に至る手掛かりだという二つの情報を得るが、黄天会にいた藍帝には逃げられてしまう。

藍帝を追って桂林の白鹿村へ一人で向かう涼は、その途中で玲莎花(レイ・シェンファ)という少女と知り合う。その案内で白鹿村に着いた涼だが、彼女の養父が鏡を作った一族の関係者だと判明する。長い間泊まり込んで石工の仕事をしているという莎花の父に会うため、村から離れた洞窟に入った2人を待っていたのは「私の役目は終わった。鳳凰を携えし者(=涼)と共に行け」という莎花宛の置手紙と宝剣「七星剣」、巨大な龍鏡・鳳凰鏡の石の彫刻だった。
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この節の加筆が望まれています。 (2019年12月)

涼は莎花と共に、莎花の養父で石彫師をしている袁雲深(エン・ウンシン)に会うために白鹿村中を探し回った。しかし、鳳凰鏡と石彫師を探しているゴロツキ達が村の中で暴れ回っているという情報しか掴むことができなかった。涼はゴロツキ達を見つけ、正体や目的を聞き出そうとしたが、ゴロツキ達をまとめている顔狼(ガンロウ)に2度も返り討ちにされてしまう。

その後、涼は巌のことをよく知る老師や住職から、巌と趙孫明の関係や鳳凰鏡のルーツなど新たな手掛かりを手にする。その道中、涼は八極拳の使い手である孫九思(ソン・クンシ)に出会う。顔狼に勝つため、孫に弟子入りした涼は様々な試練を乗り越え、遂に顔狼を倒すことに成功する。顔狼は、袁を漓江沿いの街に連れて行った事、葉秀玉(ヨウ・シュウギョク)という老婆をチャイが狙っていることを白状する。

急いで葉の元へ向かった涼は、無事だった彼女から鏡の絵図が村に隠してあることを教えられる。迂余曲折を通して鏡の設計図を手に入れた涼と莎花の前に、チャイが奇襲を掛けて来た。チャイを返り討ちにし、鳥舞という漓江沿いの港町に袁を連れて行ったことを知った涼と莎花は鳥舞へと旅立つのであった。
登場人物

キャラクター名ヨコには声の演者を併記。特記の無い場合はゲーム・アニメ共通。(ゲームI・IIとIIIで異なる場合は明記)。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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