シェイクスピアの庭
All Is True
監督ケネス・ブラナー
脚本ベン・エルトン
『シェイクスピアの庭』(シェイクスピアのにわ、All Is True)は2018年のイギリスの歴史映画。監督・主演はケネス・ブラナー、出演は他にジュディ・デンチとイアン・マッケランなど。演劇界を退いたシェイクスピアの晩年の日々を描いている[4]。 1613年、『ヘンリー八世』の上映中に火災が発生し、グローブ座が全焼してしまった。それをきっかけに、ウィリアム・シェイクスピアは引退を決意し、故郷のストラトフォード=アポン=エイヴォンに帰ることにした。 本作は引退したシェイクスピアが亡くなるまでの3年間を描き出していく。 ※括弧内は日本語吹替声優。 2018年10月30日、ケネス・ブラナー監督がウィリアム・シェイクスピアの最晩年を描いた作品を極秘に撮了しており、ソニー・ピクチャーズ クラシックスがその配給権を購入していたと報じられた[5][6]。同日、パトリック・ドイルが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[7]。12月5日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[8]。21日、本作は第91回アカデミー賞へのノミネート資格を得るべく、アメリカ合衆国で限定公開された[9]。2019年1月4日、本作はパームスプリングス国際映画祭で上映された[10]。2月8日、本作のサウンドトラックが発売された[11]。 本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには113件のレビューがあり、批評家支持率は71%、平均点は10点満点で6.55点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「キャスト陣は見事で、画面は美しい。『シェイクスピアの庭』はシェイクスピアの最期の日々の悲哀を表現している。」となっている[12]。また、Metacriticには32件のレビューがあり、加重平均値は59/100となっている[13]。
ストーリー
キャスト
ウィリアム・シェイクスピア: ケネス・ブラナー(菅生隆之) - 引退した劇作家。
アン・ハサウェイ: ジュディ・デンチ(谷育子) - ウィリアムの年上の妻。
サウサンプトン伯爵: イアン・マッケラン(羽佐間道夫) - ウィリアムのパトロン。
スザンナ・シェイクスピア: リディア・ウィルソン
ジュディス・シェイクスピア(英語版): キャスリン・ワイルダー(木村香央里) - ウィリアムの次女。
エドワード・ウールマー: ジミー・ユール - 牧師。
ベン・ジョンソン: ジェラード・ホラン(英語版) - ウィリアムの親友の劇作家で詩人。
ジョン・ホール: ハドリー・フレイザー - スザンナの夫。医師。清教徒。
トマス・ルーシー(英語版): アレックス・マックイーン(英語版) - 地元の国会議員。
レイフ・スミス: ジョン・ダグリーシュ(英語版) - 服飾小間物商人。スザンナの不倫相手。
トム・クワイニー(英語版): ジャック・コルグレイヴ・ハースト - 酒などの貿易商。プレイボーイ。ジュディスの夫に。
ジョン・レイン: ショーン・フォーリー(英語版) - スザンナの不倫を告発した男。
アーロン役の俳優: ノンソー・アノジー - ウィリアムがジョン・レインに話をした際のイメージ映像に登場。
製作・公開
評価
出典^ a b c “All is True (2019) - Financial Information
^ a b c “シェイクスピアの庭