シェアハウス_(ドクター・フーのエピソード)
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シェアハウス
Knock Knock
ドクター・フー』のエピソード
イライザ
話数シーズン10
第4話
監督ビル・アンダーソン
脚本マイク・バートレット(英語版)
制作ニッキー・ウィルソン(英語版)
音楽マレイ・ゴールド
初放送日 2017年5月6日
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ドクター・フーのエピソード一覧

「シェアハウス」(原題: "Knock Knock")は、イギリスSFドラマドクター・フー』の第10シリーズ第4話。マイク・バートレット(英語版)が脚本を執筆し、2017年5月6日に BBC One で初放送された。「シェアハウス」は批評家から肯定寄りのレビューをされた。脚本が弱いという批判を受けたが、物語での演技、特にデヴィッド・スーシェの演技が称賛された。

ビル・ポッツ(演:パール・マッキー)と彼女の友人たちはシェアハウスを計画している中、大家(演:デヴィッド・スーシェ)から屋敷を借りることを打診される。 しかしビルについてきた12代目ドクター(演:ピーター・カパルディ)は、床や壁が不自然に軋むこと、そして木材の上を異様な虫が這っていることといった、屋敷の不自然な点に気付く。大家は、70年前から大病の娘[注 1]イライザ(演:マライア・ゲイル(英語版))を木質に変換して生かし続けている虫型生物ドリアスに、見返りとして餌の若者を与え続けていたのだった。
連続性

タイムロードについて話している際、ビルはドクターにローブや大きな帽子を被っているのかと問い、ドクターは専ら大きな襟が付いていると答える。これは The Deadly Assassin(1976年)で初登場し、最近では「時空の果てで」(2015年)に登場したタイムロードの服装のことを指している[1]。ドクターは再生能力にも言及するが、すぐに話題を変更している[1]
他作品への言及

ルームメイトによりビルはリトル・ミックスのプレイリストを持っていることが暴露されており[2]、リトル・ミックスの歌 "Black Magic" (en) と "Weird People" (en) が劇中で流されている。また、ドクターはクインシー・ジョーンズについて言及している[3]
製作

第10シリーズの第2製作ブロックの読み合わせは2016年7月18日に行われ、8月1日に「氷の下の怪物」で撮影が開始され、続けて「シェアハウス」の撮影が行われた[4][5]。本作の原題は Knock Knock であるが、元々のエピソードタイトルは The Haunted Hub であった[6]

ニューポートのフィールドハウスが本作の屋敷として登場した。このフィールドハウスは「まばたきするな」(2007年)でウェスター・ドラムリンズ邸としても登場していた[2]。デヴィッド・スーシェは、彼の家族がクリスマス休暇に同じ屋敷を借りていたと撮影3日目で知った際に恐怖したと主張した[7]

前段階の脚本では、ビルの友人の一人のハリーは4代目ドクターのコンパニオンのハリー・サリバン(英語版)の孫であることが明かされていたが、このシーンは最終版からは削除された[8]
放送と反応

エピソードの初放送の後、イギリスにいる視聴者は BBC iPlayer でバイノーラル録音版の視聴が可能となった[9]。リアルタイム視聴者数は432万人で、前話「氷の下の怪物」から50万人の増加を記録し、第10シリーズでは「約束」以来となる記録を残した[10]。トータルでの視聴者数は573万人に上り、これも「氷の下の怪物」を僅かに上回った。Appreciation Index は83を記録した[11][12]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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