ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント
トーナメント情報
創設2009年
開催地 千葉県
開催コース麻倉ゴルフ倶楽部(2009-2018年)
賞金総額5,000万円(2009-2018年)
最終年2018年
最終優勝者
今平周吾
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ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメントは、2009年から2018年まで開催されていたチャリティゴルフトーナメント。千葉県佐倉市の麻倉ゴルフ倶楽部を舞台に、青木功、王貞治、日野皓正の3氏が大会実行員を務め、「ゴルフを通じて社会貢献を」という主旨のもと、日本医師会、日本赤十字社などが後援し[1]、プロ選手と芸能人を始めとした「著名人」、そして一般アマが同組でプレーをすると言う異色のトーナメントとして実施された。レジェンドチャリティの収益金は、10年間で3億6千万円を越え、病気の子ども達への支援、小児医療の中核となるこども病院への支援、また東日本大震災にて被災したこども達や震災孤児達を支援する団体など[2]、子ども達を支える目的に寄付された。さらに、熊本地震、九州北部豪雨で被災された地域への復興支援といった災害支援金にも活用された[3]。2018年開催の第10回大会をもって、大会の歴史に幕を閉じた[4]。 2009年は、5月16日、17日の2日間開催され、手嶋多一が2日目に連続3バーディーを奪ってからスコアが爆発、最後18番、7mのバーディーパットを沈めたところで優勝が決まった。初日64というコースレコードを出した石川遼は、最終18番でバーディパットを逃し、倉本昌弘と共に2位となった[5]。 2010年は、5月8日、9日の2日間開催され、久保谷健一が鮮やかな逆転勝利を飾った。青木功(67)は「66」をマークし、エイジシュートを達成した[6]。 2011年は、5月7日、8日の2日間開催され、5位タイからスタートした室田淳が1イーグル、7バーディの「63」をマークし、通算13アンダーで逆転勝利を収めた[7]。 2012年は、5月5日、6日の2日間開催され、当時アマチュアだった松山英樹が自身の意向により、参考記録扱いながら、プロの部で優勝した池田勇太を2ストローク上回る記録を出した[8]。 2013年は、5月11日、12日の2日間開催され、プロでは池田勇太が連覇、アマでは中井貴一が連覇した[9]。 2014年は、5月17日、18日の2日間開催され、アマ部門は、一般と著名人の2部制、アマの部はアンダーハンディ競技で行われ、ハンディキャップは18で打ち切り、毎ホールは、ダブルパーで打ち止め。大会実行委員を青木功、王貞治、日野皓正が務めた。青木功はこの大会を前の週に行われた大会で左膝を痛めて欠場、尾崎将司が代役として出場した[10]。トーナメントの模様は、テレビ朝日にて、5月18日午後4時から5時25分まで放送された[11]。 2015年は、5月9日、10日の2日間開催され、プロ部門では、初日10アンダーでスタートを切った倉本昌弘が2日目に伸びずに通算12アンダーで2位タイとなった一方で、初回となる2009年以来2度目となる出場となった奥田靖己が2日連続の7アンダーを記録し、通算14アンダーで優勝。また、大会実行委員長を務めた青木が2日目に「72」を記録してエージシュートを達成した。また、著名人部門ではTUBEの前田亘輝がハンディキャップ込みのグロススコアで16アンダーを記録して優勝。自身のアーティストデビュー30周年に花を添える結果となった[12]。 2016年は、5月7日、8日の2日間開催され、プロ部門では6度目の出場となった片山晋呉が通算12アンダーで初優勝を飾った。著名人部門では昨年覇者の前田や舘ひろし、えなりかずきらの2日目の追い上げを振り切った宮根誠司が、著名人部門唯一のアンダーパーである11アンダーという圧勝で、こちらも6度目の出場で初優勝を決めた[13]。
歴史