ザ・ラストシップのエピソード一覧
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ザ・ラストシップのエピソード一覧(ザ・ラストシップのエピソードいちらん)は、ウィリアム・ブリンクリーによる1988年の同名の小説を原作としたアメリカ合衆国のテレビドラマ、『ザ・ラストシップ』(原題:The Last Ship)のエピソードの一覧である。

2013年5月にケーブルネットワークTNTが10エピソードを発注し[1]、2014年6月22日の夜9時(東部標準時)から初回放送された[2][3]

2015年6月21日から第2シーズンが放送され、2016年6月19日から第3シーズンが放送され、2017年8月20日から第4シーズンが放送された。最終第5シーズンは2018年の夏から放送された[4][5]
シリーズ概要

シーズン話数初放送日
シーズン初回シーズン最終回
1102014年6月22日2014年8月24日
2132015年6月21日2015年9月6日
3132016年6月19日2016年9月11日
4102017年8月20日2017年10月8日
5102018年9月9日2018年11月11日

エピソード一覧
シーズン1 (2014)

No.
シリーズ内No.
シーズン内タイトル監督脚本初回放送日プロダクションコード合衆国視聴者数
(百万人)
11"フェーズ6"
"Phase Six"
ジョナサン・モストウハンク・スタインバーグ、スティーヴン・ケイン2014年6月22日 (2014-06-22)1015.33[6]
レイチェル・スコット博士とクインシー・トフェット博士の2人のウイルス学者は、一般人ではあるが鳥の研究のためトム・チャンドラー艦長と乗組員と共に駆逐艦「ネイサン・ジェームズ」に乗り北極へ向かうこととなる。ロシア軍の離反者から襲撃を受けたことをきっかけに、チャンドラー艦長は博士たちが実は致死性のウイルスのサンプルを集めていること、彼らが海に出ている間に人口の80%がそのウイルスに感染したことを知る。現存する合衆国政府は艦に帰港を命じ、乗組員達は必死で家族に連絡を取ろうとするも、多くは失敗に終わる。突然の核爆発の後に乗組員達は客船に潜入するが、客船は感染し死亡した亡骸で溢れかえっている。今や広大な海に浮かぶネイサン・ジェームズがワクチンを完成させるのに最も安全な場所となる。
22"グアンタナモの罠"
"Welcome to Gitmo"
ジャック・ベンダーハンク・スタインバーグ、ジョシュ・シェアー2014年6月29日 (2014-06-29)1024.65[7]
チャンドラー艦長と乗組員達は食料や医薬品、燃料を入手するためグアンタナモ湾の米軍基地を目指し、目的の物資を持ち出すために3つのチームを編成して基地へ乗り込む。基地ではアルカーイダの残党である脱獄犯達から攻撃を受けるも、数週間生き延びていた白髪混じりの民間警備員の助けを得る。一方艦内では、トフェット博士が何者かの命令を受け、研究を妨害しロシアの軍艦が到着するまでネイサン・ジェームズの出発を遅らせようとする。
33"脱出"
"Dead Reckoning"
ジャック・ベンダースティーヴン・ケイン2014年7月6日 (2014-07-06)1034.09[8]
ネイサン・ジェームズはロシアの軍艦とその司令官と対峙する。軍艦の司令官はチャンドラー艦長が著書で学ぶほどの伝説的人物である。クインシー博士はスコット博士を誘拐しようとし、ロシア人に家族を人質に取られていることを明らかにする。ネイサン・ジェームズはステルス作戦で脱出を試み、グリーン大尉とフォスター大尉はロシアの軍艦を無力化する作戦に取り掛かる。
44"命の水"
"We'll Get There"
ジャック・ベンダークイントン・ピープルズ2014年7月13日 (2014-07-13)1044.56[9]
グアンタナモ基地を出発後、ネイサン・ジェームズの推進機構に重大な問題が発生し、艦と乗組員は危機的状況に陥る。スコット博士のウイルスのサンプルの冷却と研究成果の保持に必要な電力も得られず、チャンドラーは艦の水不足と推進力不足の解決策を思いつく。
55"密林の王国"
"El Toro"ポール・ホラハン
ハンク・スタインバーグ、キャメロン・ウェルシュ2014年7月20日 (2014-07-20)1054.06[10]
チャンドラーは探索隊を率い、スコット博士のワクチン研究の完成に必要な猿を手に入れるため、ジャングルへ向かう。ジャングルで乗組員達は以前麻薬王だった男に囚われるが、男は川のほとりに非感染者の村を作り非人道的な支配をしている。艦長らはミッション遂行と村人の救助が困難な状況にあるとすぐに気づく。
66"疑心の果てに"
"Lockdown"
セルジオ・ミミカ=ゲッザンハンク・スタインバーグ2014年7月27日 (2014-07-27)1064.36[11]
スコット博士のワクチンの試験は成功目前であると艦内に公表されるも、グリーン大尉が何らかの病にかかり、艦はパニックに陥る。チャンドラーは自分自身とワクチン研究、両方に対する乗員の不信感に対処せねばならなくなる。
77"SOS"
"SOS"
マイケル・ケイトルマンジェシカ・バトラー、ジル・ブランケンシップ2014年8月3日 (2014-08-03)1074.15[12]
治療薬の完成まであと少しというところで、スコット博士はウイルスに人為的な改変が加えられていることを発見し、ワクチンの完成がほぼ不可能であると悟る。通信室では、ジャマイカの漁船に取り残されていた50人のうち、たった一人生き残った者からの悲痛な通信を受信する。乗員は漁船の生存者の救助に向かうが、ミッションの最後に待ち伏せに遭う。銃撃戦の末にテックスとチャンドラーが何もない海域に取り残され、ロシア軍に捕らわれてしまう。
88"喪失"
"Two Sailors Walk Into a Bar..."
マイケル・ケイトルマンジョシュ・シェアー、キャメロン・ウェルシュ2014年8月10日 (2014-08-10)1084.61[13]

ロシアの軍艦に連行されたチャンドラーとテックス。ルスコフは「スコット博士と彼女の研究、始原株を渡さなければ艦を破壊する」とネイサン・ジェームスに脅しをかける。ネイサン・ジェームス乗員はチャンドラーとテックスを救うための方法を模索することを余儀なくされる。捕らわれた3人に加えて2人の一般人を救出することに成功し、ロシア軍艦に壊滅的なダメージを与えることにも成功するが、エピソードは悲劇的な最後を迎える。
99"希望の夜明け"
"Trials"
ジャック・ベンダーオナリー・ハンター・ヒューズ2014年8月17日 (2014-08-17)1094.12[14]
スコット博士がネイサン・ジェームズに戻り、人体でのワクチンテストの準備が始まる。志願した乗員の中から、遺伝学的見地に基づいて6人の乗員が被験者として選ばれる。しかし試験は順調には進まず、スコット博士とクインシーが予測していたよりもはるかに激しい症状と副作用に被験者は苦しむ。原因に対する二人の見解は食い違い、テストは完全な失敗に終わるのではないかと思われたが、スコット博士はウイルスが激しい自己免疫反応を引き起こし、免疫系が自身を攻撃していることを突き止める。ワクチンと治療法はついに見つかるが、乗員は仲間の一人を失うことになってしまう。
1010"苦い帰郷"
"No Place Like Home"ブラッド・ターナー
スティーヴン・ケイン2014年8月24日 (2014-08-24)1104.38[15]
ネイサン・ジェームズはボルチモアの政府施設と交信した後、アメリカ本国へ帰還する。ボルチモアの政府組織はグランダーソン中尉の母親であり防衛政策協議会の生き残りであるグランダーソン副議長の指揮下にあり、スコット博士は施設においてワクチンの量産ができるのではと期待していたが、全てが予想通りにはいかない。家族の居場所を突き止めたチャンドラーは新体制の裏側に隠された恐ろしい秘密を知る結果となる。一方、州警察官はグランダーソン副議長と結託しネイサン・ジェームズを制圧、乗員は殺傷され艦内のラボとワクチンを掌握されてしまう。

シーズン2 (2015)

No.
シリーズ内No.
シーズン内タイトル監督脚本初回放送日プロダクションコード合衆国視聴者数
(百万人)
111"悪夢の町"
"Unreal City"
ジャック・ベンダーハンク・スタインバーグ、スティーヴン・ケイン2015年6月21日 (2015-06-21)2012.94[16]


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